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シルクスクリーン紗張りの仕方・強く貼らないと綺麗に印刷できないので重要な工程です
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シルクスクリーン印刷において、紗張りは印刷の品質に直結する重要な工程です。

特に、強く貼ることは欠かせません。

なぜなら、適切な緊張がないと、インクが綺麗にのらず、印刷されたデザインがぼやけたり、ムラが生じたりする可能性があるからです。

紗張りを丁寧に行うことで、鮮明で品質の高い印刷物を生み出す土台を整えることができます。

用意した道具
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1.アルミ枠にG17ボンドをまんべんなく塗る

G17ボンドをアルミ枠の片面(ざらついている方)に、できるだけ均等に塗り残しがないよう丁寧に塗る

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2.アルミ枠に塗った、G17ボンドを十分に乾燥させる

G17ボンドは、自然乾燥で半日ぐらい放置します。G17ボンドは完全に乾燥させる必要があります。
完全乾燥していないとスクリーン(紗)張りに悪い影響が出ます

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3.アルミ枠にメッシュ(紗)を乗せ、霧吹きで水を吹く

アイロンでメッシュとフレームを張り付けるため、メッシュに水をまんべんなく吹きつけます。後ほどアイロンを当てながら、熱着部分にも水を吹きながら張り付けていきますが、
まずは全体を水でしっとりさせてからの方が、後の工程が進めやすくなります

4.アイロンでメッシュをアルミ枠に張り付けて(熱着)させていく

ますどこかの角1点をアイロンで熱着させた後、クランプでフレームが動かないように固定をします。アイロンはスチーム設定にしないようにしてください

基本的にはしわが行かないようにピンと片方の手でメッシュの端をまっすぐ引っ張りながらアイロンをかけていきます

紗張り、メッシュをアルミ枠に張る順序

まず①、②、③の順番で軽く引っ張りながらメッシュを枠に固定(熱着)します、
反対側の2面を均等に引っ張り合わせながらが良いでしょう。

その後に④、⑤、⑥も黒い矢印の方向にもテンションをかけながら、表面がピンとなっている状態が常に続くように気をつけながら張り付け(熱着)ていきます。このときプライヤーは少し斜めに引っ張りながらするのがよいです
※熱着はアイロンをかけた時、かけた水が蒸発するように少し押し当てながら張り合わせます(アイロンは中・高温、スチーム設定にはしない)メッシュ張りのイメージは、しわがないように均等にメッシュを引っ張り張り合わせることです。

メッシュをプライヤーでつかみ、プライヤーをフレームに押し当てながら
下に傾けていくとテコの原理で力強く張れます

ポイントはメッシュが均等に張られていることです。イメージとしては太鼓の面のような張りが理想です


しっかりと張りがあるようにメッシュが張られてるかを確認しながら進めましょう、この工程が甘いと後の露光・印刷の工程に影響が出ます。メッシュ(紗)張りのテンションには注意しながら作業することがポイントです


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