
ほとんどの一般家庭でも常備されている工具がドライバー(マイナス・プラス)。工具といえばドライバーを思い浮かべる人もおおいのではないでしょうか。そんな日常で長く使うドライバー。100均やコンビニにも売っていますし、精度もなかなかよくなってきています。しかしそこをあえて高品質なものをチョイスする楽しみもあります。しっかりしたメーカーの工具は長く使えるものだし、機能美にもあふれています。モノ好きでDIY・メカ好きの商業デザイナーをしている著者がオススメのドライバーをご紹介
Contents
ドライバーは日常使いNo.1 定番だからこそ信頼の逸品を選びたい
ドライバーは日常使いが多く、家庭での使用頻度も高い定番の工具です。
コンビニなどでも売ってるのがその証拠なのかもしれません
ネジがまわせればなんでも良い人も多そうですが
このなんでもよさそうな所にこだわるのが、大人の趣向・楽しみではないでしょうか
一番使うモノだからこそしっかりと選んでおくと、結局長く使えてコストパフォーマンスも良かった、なんてこともあります
サイズはNo.1〜3の3種類を揃えれば安心
回し方は押して回す_押し7:回し3の力加減が正解
PB SWISS TOOLS
プロの現場で選ばれる高品質な逸品、スイスメイドで原材料の製造過程まで遡れる程、品質に自信あり!
PB Swiss Toolsは、比類のない精度と耐久性を備えたツールの代名詞。作業に求められる最高の品質要求を満たすツールとして、世界70ヶ国以上においてプロの皆様に選ばれています。
プロ向けのカテゴリーがある時点で、製品にかける誇りと自信を感じます。個人的にプロフェッショナルユーザーという言葉に弱いのもありますが。。。


- 平行な刃先がカムアウトを防ぎ、高トルクを伝えます
- 表面素材は人間の手の硬度に近く、従来のPBハンドルの特性が更に引き出されています
- ハンドル後部に先端形状タイプ別のカラーシンボルマークとサイズを表示。作業に適したドライバーをすぐに識別できます
- バネ鋼ベースの特殊合金で弾性に優れ、高い硬度を保ちます
- ブレード部のシリアル番号で原料段階の製造過程まで遡ることができます
まず色が綺麗(笑)、グリップエンドのサイズ表記や、力を入れやすいグリップ形状も含め
すべてにおいて高い品質と機能の逸品です
どれを使っていいか分からない時は大きいサイズのドライバーから試す
HAZET
インテリアとしても人気、工具界のオシャレ番長はドイツで生まれた独特の剛性感で自動車メカニックからの信頼も厚い
ポルシェモータースポーツのサポートなども行いヨーロッパ有数の工具メーカーとしての地位を確立。派手さはないですがドイツ(ジャーマン)気質の質実剛健さと、独特の梨地仕上げやデザインは見た目の美しさもあります。それは本来の用途ではないお洒落なインテリアグッズとして購入する人が多いことからも証明されています


- 原産国:スロベニア
- マイナス:0,5 X 3,0×80 0,8 X 4,0×100 1.0×5.5×125 1.2×6.5×150mm
- プラス:PH 1(80mm)、PH 2(100mm)
デザイン(ロゴ)がカッコカワイイ、ポルシェ認定なのもミーハー心に火がつきます!?地味なのに何故かバランスがよく見えるプロダクトですね。もちろん品質も◎
貫通ドライバーはネジを緩ませるのに使える。何度も強く叩かず慎重に
TONE
JAPANブランド「利根川」から由来する「TONE」は日本から世界基準のクオリティとデザインを実現
電動工具では世界的に有名なTONEそのものづくりは工具にもいかされています。日本ならではの細かい部分への配慮が感じられます


- セット点数:6点
- セット内容:〔パワーグリップドライバー(貫通):PGMD-075、100、150〕、〔パワーグリップドライバー(貫通):PGPD-001、002、003〕
- 収納時外観寸法(約):長さ415mm×幅105mm×高さ43mm
- 質量:1.06kg
- 適合ツールボックス:BX331、BX331SV、BX331BK、BX322、BX322SV、BX322BK、BK430、BK420、BK420S、MCT2
- トレー付・マグネット付・六角軸ドライバー
- 貫通ドライバー・六角ボルスター付
人間工学に基づき握りやすさと回しやすさを追求し、フォルムと材質を一新。ねじのマイナス溝を傷めにくい先端平行形状。プラスドライバーの先端は底あたりを防止し、ピッタリフィットするオリジナル形状。(PGPD-002、003)二重構造の樹脂を採用し、プラスドライバーはレッドに、マイナスはグレーに色分けすることで一目で判別でき、作業性抜群。先端は強力マグネット付。細部の使いやすさはさすがJAPANブランドです
WERA
ドイツで生まれたドライバー専業メーカー。ダイヤモンドコーティングは日本だけで人気のレアシリーズ
ドイツでドライバー専業メーカーとして創業したヴェラ。現在は主にチェコで生産してます。日本国内で人気の集めている先端にダイヤモンドパウダーをコーティングしたタイプのドライバーほぼは日本でしか売れていないそう。他の世界ではレーザーチップタイプが主流だとか。これはダイアモンドという言葉と材質の価値が日本では特別高いからでしょうか?
ダイヤモンドコーティングは磨耗しやすく、もう日本以外ではほとんど販売もしていないそうで
何故日本で売れるのかがヴェラ社の社長もわからないんだとか(笑)
そういわれると逆にレアな気もしますが

- セット内容:+0、+1、+2、+3、ー4.0、ー5.5
- セット内容(本):6
- 軸:特殊工具鋼
- グリップ:複合材
生産しているチェコの人は手先が器用なことで知られているとか、ヨーロッパとアメリカで気質の違いがプロダクトにも表れていて面白ですね
BOSCH
電動工具では世界的にシェアを持っている自動車電装品としても有名
「ボッシュの歴史は、クルマの進化の歴史」、ボッシュ株式会社は世界のトップクラスの自動車機器サプライヤーとして国内はもとより、グローバルな市場への対応をサポート。ちなみにプロ向け商品はボディーが青色ベース、DIY向け商品は緑色ベースと差別化されています。



- ボッシュ・プロフェッショナルハンドツールシリーズ
- 人間工学に基づいた使いやすいデザイン、持ちやすいソフトグリップ
- プロ仕様、金属シャフト(クロムバナジウム鋼)の貫通タイプ
↑ボッシュはといえば自社電動工具が有名なので、電動ドライバーも機会があれば使ってみて欲しい「二重絶縁+エルゴノミクス(人間工学による設計)+軽量強化樹脂ボディ」の3つを併せ持っているとしていますそのひとつひとつに意味がある機能デザインになっています
日本でもなじみ深いボッシュ、こういう道具をチョイスをしている人をみると、道具選びに基準とこだわりがあるのかな?と勝手に想像しちゃいますね
家庭でもお馴染みのドライバー。信頼できるブランドを適切に選んでみると、その使いやすさに感動すら覚えます。道具が高いのはそれなりにちゃんとした理由があることも実感するかも?
何より道具にこだわるって、大人の選択って感じでカッコいい気がします(笑)
著者はホームセンターに何時間でもいられるタイプで、よく道具をみたりしていますが
同じよう見えてマイナーチェンジしていたり、新しいものが出ていたり
意外に発見もあります。
よく考えてみると
ただのプラスとマイスなのに何十種類、もしかしたら何百種類あるなんですごいですよね