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グラスホッパー1と2の違いを徹底解説|どっちを買うべき?
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こんにちは、今回は、タミヤの名作RCカー「グラスホッパー1」と「グラスホッパー2」の違いについて詳しく解説します。1980年代に発売されて以来、根強い人気を誇るこれらのモデル。最近ではグラスホッパー限定のレースが各地で行われ、注目度も再び高まっています。これからグラスホッパーの購入を考えている方に向けて、
初代と2代目の違いをご紹介!、ぜひ参考にしてください。

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グラスホッパー1とは?

まずは、初代グラスホッパーについて簡単に紹介します。
発売日は1984年5月14日で、当時の価格は税抜き7,400円と、非常に手頃な価格で販売されました。モーターは380モーターを標準装備しており、初心者にも扱いやすい設計となっています。子供でも手が届く「入門者向けRCカー」として広く支持されました。

タミヤ 1/10 XBシリーズ No.46 グラスホッパー プロポ付き塗装済み完成モデル 57746

特徴としては、コストを抑えたシンプルな構造で、メンテナンスがしやすく、ホビーラジコンの入り口として今でも人気です。現在も復刻版が発売されており、「キャンディーグリーンエディション」など限定カラーモデルも登場しています。

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グラスホッパー2とは?

グラスホッパー2について紹介します。
発売日は1988年8月9日、初代グラスホッパーから約4年後に登場しました。当時の価格は初代と同じ7,400円で、2023年現在も税抜き8,000円という手頃な価格帯で販売されています。

タミヤ(TAMIYA) 1/10 電動RCカーシリーズ No.643 グラスホッパーII (2017) オフロード 58643

グラスホッパー2は、初代の構造をベースにしながら、いくつかの改良が施されています。380モーターを標準装備している点は同じですが、タイヤやホイール、サスペンションなどに大きな違いがあります。

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3. グラスホッパー1と2の違いを5つのポイントで比較

1. タイヤとホイールの違い

グラスホッパー1と2の最も大きな違いの1つがタイヤとホイールです。
グラスホッパー1は、3ピース構造のホイールを採用しており、フロント・リアそれぞれのホイールを組み立てる方式です。このホイールは、マイティフロッグやホーネットなど、当時の他のモデルとも共通して使用されていました。ホイールはビスとナットで固定され、強固な構造になっています。

一方、グラスホッパー2は、1ピース構造のホイールを採用しており、より軽量化されています。これにより、運動性能が向上し、走行中の安定性が増しています。ただし、ホイールにタイヤを装着する際にしっかりと接着しないと外れる可能性があるため、メンテナンスには注意が必要です。

また、リアタイヤにも違いがあります。
グラスホッパー1のリアタイヤは「パドルタイヤ」と呼ばれ、横方向の溝が特徴的で、砂地などでの縦方向のグリップが高いです。しかし、横方向のグリップはやや不足していると言われています。
グラスホッパー2は「スパイクタイヤ」を採用しており、縦方向・横方向両方のグリップに優れているため、より幅広い路面条件での走行が可能です。

2. サスペンション

次に、サスペンションの違いです。
グラスホッパー1は、シンプルなコイルスプリング式サスペンションを採用しており、リア側にはリジッドアクスル式のサスペンションが搭載されています。これにより、走行性能はそれなりに安定していますが、ハードな走行ではやや限界があります。

グラスホッパー1:リジッドサスペンション

グラスホッパー1では、リジッドアクスル式サスペンションを採用しています。
リジッドサスペンションは、車軸が剛体であるため、左右のタイヤが連動して動くという特徴があります。このため、サスペンション自体が単純な構造で、コストを抑えることができ、強度も高いです。特に、オフロードでの安定感があり、耐久性に優れているのがメリットです。

ただし、リジッドサスペンションはタイヤの独立した動きが制限されるため、路面の凹凸に対する追従性が低く、ハードな走行では衝撃を吸収しきれないことがあります。これが、走行時の振動や跳ね返りにつながり、やや走行性能に限界を感じる要因の一つです。

一方、グラスホッパー2改良されたサスペンションを搭載しており、特にフロント側に強化が施されています。このため、走行性能が向上し、特にオフロードでの安定感が増しています。

グラスホッパー2:ローリングリジッドサスペンション

一方、グラスホッパー2ではローリングリジッドサスペンションに進化しています。
ローリングリジッドとは、リジッドアクスルの剛性を維持しつつ、車体がわずかにローリング(横方向に傾く)する仕組みを取り入れたサスペンションです。これにより、左右のタイヤがより独立して動き、路面の凹凸にも対応しやすくなっています。

このシステムにより、オフロードや荒れた路面での安定性が向上し、特にカーブやジャンプといった場面でのコントロール性が改善されています。また、衝撃吸収性能も向上し、初代グラスホッパーに比べて長時間走行時の振動が少なく、よりスムーズな走行を実現しています。

リアサスペンションの違いで選ぶなら?

  • グラスホッパー1のリジッドサスペンションは、シンプルで堅牢な作りが特徴で、初心者がRCカーに慣れるために最適です。価格も抑えられており、メンテナンスが容易な点もメリットです。
  • 一方で、グラスホッパー2のローリングリジッドサスペンションは、オフロードや不整地での走行性能をより求めるユーザーに最適です。より滑らかで安定した走行が可能で、本格的なRCカー体験を求める方におすすめです。

3. シャシーと車体剛性

グラスホッパー2は、シャシーの剛性が向上しており、衝撃吸収性能が高まっています。初代に比べ、走行時の振動が減少し、よりスムーズな操作感を得ることができます。これにより、初心者でも操作しやすく、長時間の走行でも安定した走行が可能です。

4. デザイン

デザイン面でも、グラスホッパー1クラシックなシンプルさを保っていますが、グラスホッパー2より現代的なアグレッシブなデザインに改良されています。特に、ボディ形状がエアロダイナミクスを意識したものとなっており、風の抵抗を減少させることができます。

5. カスタマイズ性

最後に、カスタマイズ性です。
グラスホッパー1はシンプルな構造ゆえにカスタマイズが容易であり、多くの愛好者が様々な改造を施しています。一方、グラスホッパー2も同様にカスタマイズ可能で、特にサスペンションやモーターのアップグレードが容易です。
ただし、グラスホッパー2の方が構造が洗練されているため、カスタム後の安定性が高いというメリットがあります。


結論:グラスホッパー1と2、どっちを選ぶべき?

グラスホッパー1は、ノスタルジックな魅力を持ちつつ、シンプルで扱いやすいモデルです。手頃な価格とカスタマイズの自由度が高く、RCカーを手軽に楽しみたい方におすすめです。

一方、グラスホッパー2は、改良された性能とデザインを備え、より本格的な走行体験を求める方に適しています。特に、オフロードでの安定感やタイヤのグリップ力が向上しているため、レースやアクティブな走行を楽しみたい方にはぴったりの選択です。

どちらのモデルもタミヤの技術と努力によって長年愛されてきたRCカーで、あなたのラジコンライフを楽しませてくれること間違いありません。初心者でも扱いやすく、改造やカスタマイズにも挑戦しやすいこれらのモデルを、ぜひ自分の手で楽しんでみてください!

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