
グラスホッパー2の車体を指で押すと、サスは沈んで元の位置へ戻ります。
しかし、机の上でサスが動いているからといって、走行中もタイヤが路面を捉えているとは限りません。
自分も最初は、
「サスが動いているなら、足回りは問題ない」
と判断していました。
ところが実際に走らせると、段差でリヤが弾かれたり、タイヤが路面から離れたりすることがあります。
この記事では、グラスホッパー2のタイヤが走行中に接地しているかを確認する方法を3つに絞って整理します。
Contents
サスが動くことと接地していることは別
机の上で車体を押す確認では、主に次のことが分かります。
- サスが引っかからずに動くか
- 押したあとに元の位置へ戻るか
- 組み立て部分が固まっていないか
一方、走行中の接地を判断するには、タイヤが段差を越えたあとも路面に残っているかを見る必要があります。
机の上で正常に動いていても、走行中に車体全体が弾かれれば、タイヤは一時的に路面から離れます。
そのため、接地状態は実際に走らせて確認します。
接地しているか確認する3つの方法
1.走行状態で車体を押して確認する
最初に、バッテリーとボディを取り付けた走行状態で確認します。
平らな場所に車体を置き、リヤ側をゆっくり押して離してください。
確認するのは次の3点です。
- 押したときに引っかかりがないか
- 離したあとに元の位置へ戻るか
- 車体が何度も上下に揺れ続けないか
押したあとに戻らない場合は、接地以前にサスや取り付け部分の動きが悪い可能性があります。
反対に、軽く押しただけで何度も上下する場合は、走行中にも跳ね返りが残りやすい状態です。

2.小さな段差を低速で通過させる
次に、薄い板や小さな路面の継ぎ目を低速で通過させます。
速く走らせると原因が分かりにくくなるため、最初はゆっくり走らせてください。
車体を横または後ろから見て、次の動きを確認します。
- 段差を越えた直後に後輪が浮いていないか
- 着地後に車体が何度も跳ねていないか
- 左右どちらかだけ不自然に弾かれていないか
目で確認しにくい場合は、スマートフォンのスローモーション撮影を使うと分かりやすくなります。
重要なのは、サスが動いたかではなく、段差を越えたあとにタイヤが路面へ戻っているかです。
3.路面を変えて同じ速度で走らせる
最後に、できるだけ同じ速度で路面を変えて走らせます。
例えば、次のような場所を比較します。
- 平らな舗装路
- 少し荒れた舗装路
- 土や細かい砂の路面
平らな舗装路では安定しているのに、荒れた場所だけでタイヤが浮く場合は、段差に対する追従の問題が考えられます。
車体は跳ねないのに後輪だけが空転する場合は、接地の動きよりも、タイヤと路面の相性を確認します。
路面を変えることで、ダンパー側を見るべきか、タイヤ側を見るべきかを切り分けやすくなります。

確認結果から次に見る場所を決める
段差のあとに跳ね返りが何度も残る場合
段差を越えたあとに車体の跳ね返りが何度も残る場合は、タイヤよりもダンパーの働きを確認する段階です。
ただし、CVAダンパーは全員に必要な部品ではありません。交換前に、必要になる条件とノーマルのままでよい条件を確認してください。
→ CVAダンパーは必要か?|グラスホッパー2で迷う理由と判断の順番
後輪が空転したり横へ滑ったりする場合
車体は大きく跳ねないのに、後輪だけが空転したり横へ滑ったりする場合は、ダンパーよりもタイヤと路面の相性を確認します。
後輪タイヤを交換する場合は、走らせる路面によってデュアルブロックとスパイクの向き不向きが変わります。
→ グラスホッパー2の後輪タイヤ交換|デュアルブロックとスパイクはどっちがいい?
押したあとにサスが戻らない場合
車体を押したあとに元の位置へ戻らない場合は、ダンパーやタイヤを購入する前に、組み立て部分の締めすぎや引っかかりを確認します。
動きが悪い状態のまま部品を交換しても、原因の切り分けができません。
まず正常に動く状態へ戻してから、走行中の接地を確認してください。

サスを押すだけでは接地を判断できない
自分が最初につまずいたのは、
「サスが動いていれば、タイヤも路面を捉えているはずだ」
と思っていたことでした。
机の上で押して動くことは、サスが固まっていないかを確認する方法です。
一方、接地しているかは、実際に段差を越えたあとにタイヤが路面へ戻っているかで判断します。
この2つを分けて考えると、原因が分からないままダンパーやタイヤを交換する失敗を減らせます。
まとめ
グラスホッパー2の接地状態は、サスを指で押すだけでは判断できません。
確認する順番は次のとおりです。
- 走行状態で車体を押して戻り方を見る
- 小さな段差を低速で通過させる
- 路面を変えて症状の違いを見る
段差後の跳ね返りが残るならダンパー、後輪だけが空転するならタイヤを確認します。
最初に症状を切り分けてから、必要な部品を判断することが重要です。



























