
タミヤの入門用2WDバギー、グラスホッパー2を組み立てたあと、フルノーマル状態で初走行させてみました。
走らせた場所は、オフロードではなくコンクリート路面です。
本来は土や草の上で走らせるイメージが強いバギーですが、初心者が最初に走らせる場所は、公園の広場・駐車場・家の前・コンクリート路面ということも多いと思います。
この記事では、グラスホッパー2をフルノーマルで走らせてみて感じた、
- 初心者に十分な速さか
- 操作しやすいか
- 曲がり方にクセはあるか
- コンクリート路面で走らせるとどうなるか
- 最初から改造は必要か
を、実際の走行感ベースで整理します。
グラスホッパー2の基本的な特徴や、初心者向けかどうかを先に確認したい場合は、こちらの記事で全体像をまとめています。
→ グラスホッパー2は初心者におすすめ?遅い・壊れる?実際に使った結論
結論|フルノーマルでも初心者には十分楽しい
最初に結論から言うと、グラスホッパー2はフルノーマルでも十分楽しいです。
速すぎず、遅すぎず、初心者が操作に慣れるにはちょうどいいスピード感です。
もちろん、現代的な高性能バギーのように路面に吸いつくような走りではありません。
サスペンションもシンプルですし、曲がり方にも少しクセがあります。
ただ、そのクセも含めて「昔ながらのタミヤRCらしさ」があります。
初めてホビーラジコンを組み立てて、最初に走らせる1台としては、かなり扱いやすい部類だと感じました。
フルノーマル状態で走らせた条件
今回走らせたグラスホッパー2は、基本的に説明書通りに組み立てた状態です。
大きな改造はしていません。
走行条件は以下です。
- シャーシ:グラスホッパー2
- モーター:ノーマル
- タイヤ:標準タイヤ
- サスペンション:標準状態
- 走行場所:コンクリート路面
- 走行目的:初走行・基本動作の確認
組み立て自体は難しすぎるわけではありませんが、完全な初心者だと少し迷う部分もあります。
組み立て時の注意点はこちらで整理しています。
→ ラジコンを作ろう!タミヤの名作バギー グラスホッパー2の組み立て・入門用で初心者向けだが注意点も!?
初心者にはちょうどいいスピード感
グラスホッパー2を走らせて最初に感じたのは、初心者にはちょうどいい速さだということです。
速すぎないので、操作が追いつかない感じは少ないです。
かといって、まったく物足りないほど遅いわけでもありません。
とくに初めてホビーラジコンを走らせる人にとっては、
- 前に進める
- 止める
- 曲がる
- 向きが変わった状態で操作する
- スロットルを弱める
という基本操作に慣れる必要があります。
この段階でいきなり速すぎるマシンを選ぶと、操作よりもクラッシュ回避で精一杯になります。
その点、グラスホッパー2は速さがほどほどなので、初心者が「ラジコンを操作している感覚」を覚えやすいです。
グラスホッパー完成!
— t@teishi (@fumitate) August 4, 2022
シャーシは2だけど。
ドライバー人形は使い回し
380モーター
バッタ走行会お待ち致しております。 pic.twitter.com/Sv5NgXgtrH
操作感は素直。ただし曲がり方にはクセがある
走らせた印象として、直進や低速での操作はかなり素直です。
スロットルを入れれば前に出ますし、止めたいときも扱いやすいです。
初心者が広い場所でゆっくり走らせる分には、そこまで難しいマシンではありません。
ただし、カーブでは少し大回りする感じがあります。
いわゆるアンダーステア気味の動きです。
簡単に言えば、ハンドルを切っても思ったより内側に入らず、外側へふくらみやすい感じです。
これはグラスホッパー系の構造的な特徴でもあります。
最近の競技用バギーのように、鋭く曲がるタイプではありません。
ただ、初心者にとっては急に向きが変わりすぎないので、逆に扱いやすい面もあります。多く見かけます
タミヤ 1/10 RC グラスホッパー2できました!
— ムカD (@muka_dee) June 14, 2022
このあと派手に前転しましたw#タミヤRC #tamiyarc #t4works #blockheadmotors #evilwire pic.twitter.com/Si5Li9zbB2
コンクリート路面では少し滑る。それも楽しい
今回はコンクリート路面で走らせました。
グラスホッパー2はオフロードバギーなので、コンクリートが本来の主戦場というわけではありません。
それでも、走らせてみると普通に楽しめます。
コンクリートではタイヤが少し滑るため、アクセルの入れ方によってはリアが流れるような動きも出ます。
これが少しドリフトっぽくて、意外と楽しいです。
ただし、注意点もあります。
コンクリートやアスファルトのような硬い路面で走らせると、標準のスパイクタイヤは減りやすくなります。
長く走らせるなら、走行場所に合わせてタイヤを考えた方がいいです。
グラスホッパー2のタイヤ交換については、こちらで整理しています。
→ タミヤ グラスホッパー2の後輪をデュアルブロックタイヤに交換する理由と方法
DT-03のパーツの余りを付けて…
— koo_chan (@ko_o_chan) July 31, 2022
基礎練も兼ねて自宅駐車場で…
あ、暑過ぎる…( ̄▽ ̄;)#グラスホッパー #グラスホッパー2 #タミヤ模型 #ラジコン大好き #tamiya pic.twitter.com/Ff7WXAFUYS
サスペンションはシンプル。でも最初はそのままでいい
グラスホッパー2のサスペンションは、現代的なオイルダンパーではありません。
かなりシンプルな構造です。
そのため、走行中に路面のギャップをきれいに吸収するというより、車体が軽く跳ねるような動きもあります。
ただ、初走行の段階では、いきなりサスペンションを交換しなくてもいいと思います。
まずはノーマル状態で、
- どれくらい跳ねるのか
- 曲がるときにどう動くのか
- 路面によって挙動が変わるのか
- 自分がどこに不満を感じるのか
を確認した方がいいです。
最初から改造してしまうと、ノーマルの特徴が分からなくなります。
グラスホッパー2のサスペンションをそのままで使うか、CVAダンパー化するかは、こちらで詳しく整理しています。
→ グラスホッパー2 サスペンションはそのままでいい?弱点とCVAダンパー化の違い

フルノーマルで走らせる意味はかなり大きい
グラスホッパー2は、改造したくなるマシンです。
構造がシンプルなので、タイヤ交換、ベアリング化、ダンパー交換、モーター交換など、手を入れられる部分がたくさんあります。
ただし、初心者の場合は、最初から改造しすぎない方がいいです。
まずフルノーマルで走らせることで、
- ノーマルの速さ
- ノーマルの曲がり方
- ノーマルの跳ね方
- ノーマルタイヤのグリップ感
- 自分が不満に感じる部分
が分かります。
この基準がないまま改造すると、何が良くなったのか判断しにくくなります。
最初の一歩としては、フルノーマル走行はかなり大事です。
次に手を入れるならベアリング化は分かりやすい
フルノーマルで走らせたあと、最初に手を入れるなら、個人的にはベアリング化は分かりやすい選択肢です。
グラスホッパー2は構造がシンプルなので、駆動系の軽さや転がりの違いを感じやすいです。
もちろん、ベアリングを入れたから急に別物のマシンになるわけではありません。
ただ、長く遊ぶならメンテナンス性や回転の軽さという面で意味があります。
フルベアリング化の効果については、こちらで実際の感触をまとめています。
→ フルベアリング化の効果は?ラジコン【グラスホッパー2】フルベアリング化の感触と走行動画
グラスホッパー2は改造・工作好きにも向いている
グラスホッパー2の魅力は、単純な走行性能だけではありません。
むしろ、構造がシンプルだからこそ、いじる楽しさがあります。
最近の高性能RCカーは、最初からよく走る一方で、構造が複雑だったり、初心者にはセッティングが難しかったりします。
その点、グラスホッパー2はシンプルです。
- 構造が分かりやすい
- パーツ交換の意味を理解しやすい
- 改造の変化を感じやすい
- 失敗しても学びやすい
- 見た目のカスタムも楽しみやすい
ただ走らせるだけでなく、少しずつ自分好みにしていく楽しさがあります。
速さだけを求めるなら、もっと現代的なシャーシを選んだ方がいいです。
でも、作って、走らせて、少しずつ触って覚えるには、グラスホッパー2はかなり良い教材になります。
コンクリート路面で走らせるときの注意点
コンクリート路面で走らせる場合は、以下の点に注意した方がいいです。
タイヤが減りやすい
標準のスパイクタイヤは、土や草の上を想定したタイヤです。
硬い路面で長く走らせると、スパイク部分が削れやすくなります。
滑りやすい
グリップが安定しないため、急にアクセルを入れるとリアが流れることがあります。
これは楽しい反面、狭い場所だとぶつけやすくなります。
真夏の路面はかなり熱い
夏場のコンクリートや屋上はかなり熱くなります。
人間もきついですし、バッテリーやモーターにも負担がかかります。
長時間連続で走らせるより、休ませながら遊んだ方が安心です。
広い場所でゆっくり慣れる
初走行では、いきなり全開走行するよりも、広い場所でゆっくり操作に慣れた方がいいです。
最初は速さよりも、止める・曲がる・戻ってくる操作を覚える方が重要です。
初心者が最初に確認したいポイント
グラスホッパー2を初走行させるときは、いきなり速さを評価するより、次のポイントを確認した方がいいです。
まっすぐ走るか
ステアリングがズレていると、手を離したときに左右どちらかへ曲がっていきます。
まずはトリム調整でまっすぐ走る状態にしておきます。
スロットル操作に慣れるか
最初は全開にせず、少しずつアクセルを入れて動きを確認します。
曲がり方を覚える
グラスホッパー2は鋭く曲がるタイプではありません。
早めに減速して、少し大きめに曲がる意識を持つと扱いやすいです。
跳ね方を見る
路面によっては車体が跳ねます。
壊れているのではなく、構造上そういう動きが出やすいマシンです。
どこに不満があるかを覚える
速さなのか、曲がり方なのか、跳ね方なのか、タイヤなのか。
不満を分けて考えると、次に何を変えるべきか判断しやすくなります。
まとめ|グラスホッパー2は初走行から楽しいが、クセも含めて理解したい
グラスホッパー2をフルノーマルで初走行させてみると、初心者には十分楽しいマシンだと感じました。
速すぎず、操作しやすく、走らせるだけでも楽しいです。
一方で、曲がり方には少しクセがあります。
コンクリート路面ではタイヤも滑りやすく、スパイクタイヤの減りも気になります。
ただ、それも含めてグラスホッパー2らしさです。
最初から完璧に走るマシンではありません。
でも、作って、走らせて、気になる部分を少しずつ直していく楽しさがあります。
初心者がホビーラジコンの基本を覚えるには、かなり良い1台です。
フルノーマルでまず走らせてみて、そこからタイヤ、ベアリング、サスペンションなどを順番に考えていくのが、グラスホッパー2を長く楽しむ近道だと思います。
グラスホッパー2をこれから始めるなら
グラスホッパー2は、フルノーマルでも十分遊べます。
ただし、本体だけでは走らせるために必要なものが足りない場合があります。
購入前には、本体・プロポ・バッテリー・充電器の有無を確認しておくと失敗しにくいです。
これから始める場合は、まず必要なものを整理してから選ぶのがおすすめです。
→ グラスホッパー2 必要なものは?|本体だけで走る?初心者向けに一覧で整理





























