
RCカーの中でも特に人気のあるラジドリ(ラジコン・ドリフト)。見た目のカッコよさはもちろん、滑る感覚のコントロール性が魅力です。ところが、「思ったようにドリフトが決まらない…」と感じている初心者も多いのではないでしょうか?
実は、うまくドリフトできない理由は「セッティング」にある可能性が高いのです。ここでは、ラジドリ初心者がまず確認すべき3つの重要なポイントを解説します。
これらを見直すことで、あなたのRCライフが一気に楽しくなるかもしれません!
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Contents
ドリフトがうまくいかない時に初心者が確認すべき3つのポイント【比較表】
項目 | 内容 | 解決方法 | おすすめ商品・リンク例 |
---|---|---|---|
① モーターのパワー | ターン数が小さいと高出力になり、初心者には扱いづらい | 13.5T~27Tの範囲で選ぶ、EPA設定でパワー抑制 | 13.5Tブラシレスモーター、ヨコモ 27Tモーター |
② タイヤの接触 | タイヤとボディが接触すると、ステアリングが制限されてコントロール困難に | ホイールアーチの再調整、見た目より操作性を重視 | 曲線バサミ(アーチ用) |
③ タイヤの摩耗 | ドリフトタイヤは樹脂製でもグリップの低下に影響あり | 定期的な点検と交換、特にPタイルなど硬質路面は要注意 | ヨコモ純正 ドリフト認定タイヤ |
✅ 1. モーターのパワーが強すぎる?ターン数をチェック!
● ドリフトにハイパワーは逆効果!?
初心者がやりがちなのが、「せっかくだから」とハイパワーモーターを選んでしまうことです。確かに、数字上ではパワーのあるモーターの方が速そうで魅力的ですが、ドリフト走行においては逆効果になることもあります。
パワーがありすぎると、滑りすぎてコントロールができなくなるからです。
● 初心者に最適なターン数は?
モーターの「ターン数」は少ないほど高回転・高出力になります。初心者におすすめのターン数は13.5T~27Tです。
🟢 おすすめ商品:
- 🔗 【定番】13.5ターン ブラシレスモーター(Amazon)
→ 初心者〜中級者まで長く使える万能モーター。スロットルコントロールしやすく、ステップアップにも◎

- 🔗 【入門向け】27T ブラシモーター
→ 価格も手頃で、初期コストを抑えたい人に最適。操作性も良好。

● ハイパワーを買ってしまった人へ:EPA設定を使おう
すでにハイパワーモーターを買ってしまった…という人でも安心してください。送信機の「EPA(エンドポイントアジャスト)」機能を使えば、出力をコントロールできます。
- EPAを80%程度に設定すれば、急加速が抑えられてドリフトしやすくなります。
これは簡単にできるテクニックなので、ぜひ試してみてください。
EPA設定の目安と効果表
EPA設定値 (%) | 効果 | 初心者への推奨度 | コメント |
---|---|---|---|
100% | フルパワー、スロットルが全開可能 | ❌ | パワー制御が難しく、滑りすぎの原因に |
80% | 出力抑制、安定性アップ | ◎ | 初心者がドリフト感覚を掴むには最適な範囲 |
60%以下 | パワー不足で滑りが弱くなりすぎる可能性あり | △ | スピード不足になり、逆に難しくなることも |
↑一番のオススメは13.5ターンのブラシレスモーター、初心者から上級者まで長く使えるの一軍のモーターにぴったり
↑27ターンも初心者には良い選択です。まず低価格なので取り入れやすく、ステップアップもしやすい
送信機のEPA設定を80%位に落とすのも効果的
すでにハイパワーモーターを購入してしまった人、もしくは今のモーターでもパワーを持て余しているという場合は、送信機のEPA(エンドポイントアジャスト)機能を下げましょう。これは最高速を下げられる機能なので下げればMAXの速度が下がるのでパワーを制御しやすくなります
モーターターン数の特性と初心者への適正表
ターン数(T) | パワー | 回転数 | 難易度 | 初心者へのおすすめ度 | コメント |
---|---|---|---|---|---|
10.5T以下 | 非常に強い | 非常に速い | ★★★★★ | ❌ | ハイパワーすぎて初心者には制御が困難 |
13.5T | 強い | 高速 | ★★★★☆ | ◎ | 初心者〜上級者まで使えるバランス型 |
17.5T | 標準 | 中速 | ★★★☆☆ | ◎ | 初心者におすすめ、扱いやすい |
27T | 控えめ | 低速 | ★★☆☆☆ | ◎ | 操作に慣れるには十分、低価格帯で試しやすい |
✅ 2. タイヤがボディと接触していないか?
● 意外と多い!ホイール干渉の落とし穴
初心者が見落としがちなのが、タイヤとボディの接触です。
- ステアリングを切ったときにタイヤがボディと干渉していませんか?
- 停止状態で左右に切ってチェックしてみましょう。
特に「低車高・見た目重視」でボディを作った方に多いミスです。ホイールアーチを小さくしすぎると、タイヤが引っかかって動きが不安定になります。
● 操作性を優先するセッティングが大事
車高を下げたい気持ちはよく分かります。でも、見た目よりもまずは操作性を重視しましょう。
🟢 おすすめアイテム:
- 🔗 【便利】曲線バサミ(RCカーボディ専用)
→ ホイールアーチの切り抜きに最適。初心者でも綺麗なカットができるアイテムです。

これ1本でタイヤ干渉の悩みから解放されます!
↑ホイールアーチは曲線バサミを使うと初心者でもカットしやすいです
✅ 3. タイヤの摩耗に注意しよう!
● ドリフト=滑る=タイヤの状態はどうでもいい?それは違います!
ラジドリは「滑らせて走る」ことが目的なので、タイヤの摩耗は軽視されがちです。でも、滑りすぎてもドリフトにはなりません。
- グリップ力がゼロだと、コントロールが効かなくなる
- 特にPタイルのような硬質路面では摩耗に気づきにくい
タイヤは「見た目は大丈夫でも、実は劣化している」ことがあるので、定期的にチェックしましょう。
🟢 おすすめタイヤ:
🔗 ドリフトタイヤ
→ 安定した滑りと耐久性。扱いやすい定番タイヤを最初は選びたい。

↑ヨコモ純正品なので安心。
タイヤ摩耗のチェックポイント一覧
チェック項目 | 解説 | 対処法 |
---|---|---|
見た目の摩耗 | 表面がツルツルで削れている状態 | 新品への交換 |
グリップの低下 | 横滑りしすぎる、スピンが頻発する | タイヤの交換、路面に応じた種類を使う |
偏摩耗の有無 | 一部だけ減っている場合、セッティングの歪みやボディ干渉の可能性 | 足回り・ホイールアーチの再調整 |
🔁 まとめ:セッティングを見直せば、ドリフトはもっと楽しくなる!
RCカー初心者にとって、ラジドリが思うようにいかないとモチベーションが下がってしまいます。でも、今回紹介した3つのポイントをチェックすれば、驚くほど操作が変わるかもしれません。
✅ 初心者が確認すべき3ポイント(再掲)
- モーターのターン数を見直す(13.5T〜27Tが理想)
- タイヤとボディの干渉をチェックする
- タイヤの摩耗状況をこまめに確認する
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初心者におすすめのドリフトパーツまとめ(リンク付き)
アイテム名 | 特徴 | 推奨理由 | 購入リンク(例) |
---|---|---|---|
13.5T ブラシレスモーター | 高性能かつ初心者でも扱いやすい | 長く使える万能モーター | リンク |
27T ブラシモーター | 価格が安く、初心者にぴったり | 入門用として最適 | リンク |
曲線バサミ | ホイールアーチの加工が簡単にできる | 干渉を防いで操作性アップ | リンク |
ヨコモ ドリフトタイヤ | 安定性と耐久性が高く、認定大会でも使用可 | 安心の純正タイヤ、汎用性も高い | リンク |
RCカーは、ちょっとした見直しで大きく変わる奥深いホビーです。
これから始める人も、少し行き詰まっている人も、今日からまた一歩前に進めますように。
初心者がうまくドリフトできない場合セッティングに注目しがちですが、今回のポイントをまずは確認してみてください。案外解決するかもしれません!
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2025年4月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。