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初心者必見!マイクロドローンのプロポ(送信機)選び完全ガイド【2025年版】
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「技適って何?」「モードってどう選ぶの?」「ELRSって何者?」
初心者がつまずきやすいプロポ選びを、やさしく、詳しく、でもしっかり解説します。

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1. プロポとは?ドローンを動かすための“司令塔”

ドローンを遠隔操作するために必要なのが「プロポ(送信機)」です。
これは手元のスティック操作を機体に無線で伝える装置のことで、RC(ラジコン)業界の用語で「プロポーショナル=比例操作」から名付けられています。

マイクロドローンでは、主に 2.4GHz帯の電波を使用して操縦します。これはWi-FiやBluetoothと同じ帯域であり、混信対策が重要になります。

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2. 操作モードとは?最初は「モード2」で始めよう!

プロポにはスティックの割り当てが異なる「モード1〜4」がありますが、世界標準はモード2です。

モード左スティック右スティック
モード2スロットル(上昇)+ヨー(回転)ピッチ(前後)+ロール(左右)

✅ 日本でも現在はモード2が主流。特別な理由がなければモード2を選びましょう。

3. 技適マークは必須!違法送信機に注意

日本で電波を発信する無線機器には「技術基準適合証明(技適)マーク」が必要です。
技適がないプロポを使用することは電波法違反となり、罰則の対象になります。

技適確認のポイント:

  • 技適を取得したバージョンのモジュールかどうか(例:ELRS外部モジュール)
  • 本体に「Rマーク(技適マーク)」が表示されている
  • 技適番号が確認できる
技適マーク
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4. プロトコルとは?通信方式が合わないと使えない!

プロポとドローンは同じ「通信プロトコル」でやり取りしないと接続できません。
これは“言語”のようなもので、異なる通信方式では機体が動作しません。

メーカー主なプロトコル
FrSkyACCST, ACCESS, ELRS(外部)
FlyskyAFHDS, AFHDS2A
FUTABAFASST, S-FHSS
Radiomaster/JumperMulti-Protocol(ELRS含む)

スペクトラム拡散:
ドローン関係の通信電波に使われている2.4GHzは、Wi-FiやBluetooth等も含め多くの分野で使用されており、混線が起こりやすいというデメリットがあります。これを防ぐため、本来よりも広い帯域に拡散することで安定して通信可能とする方式を「スペクトラム拡散」という。

5. 【重要】ELRS(ExpressLRS)とは?

ELRSとは?

ELRS(ExpressLRS)とは、高精度・低遅延・長距離通信を実現する新世代のオープンソースプロトコルです。
とくにマイクロドローンやFPVレース界隈で急速に普及しており、現在最も注目されています。

✅ ELRSは「送信機の内部または外部モジュール」によって対応が異なる!

ELRS使用上の注意点(修正ポイント)

  • FUTABAの送信機はELRS非対応(ELRSに対応させるには外部モジュールを接続する改造が必要)
  • ELRSを使う場合、送信機も受信機もELRS対応である必要がある
  • ELRSのモジュールやファームウェアにより、技適取得の有無が異なる

6. 初心者におすすめのプロポ(送信機)【2025年版】

モデル名特徴技適対応プロトコルAmazonリンク
Jumper T-Pro V2 ELRS版軽量/ELRS搭載/内部モジュール型✅技適対応モデルありELRS(内蔵)/Multi🔗 Amazonで見る
Radiomaster TX16S MKII ELRS版高性能タッチパネル/外部ELRSモジュール対応✅対応バージョンありELRS/Multi🔗 Amazonで見る
FUTABA T10J日本製/信頼性抜群/ヘリ用途◎S-FHSS限定(ELRS非対応)🔗 Amazonで見る
FrSky X-Lite Proコンパクトで手軽/FrSky専用❌(要注意)ACCST/ACCESS(ELRSは外付け要)🔗 Amazonで見る
Flysky FS-i6入門向け/低価格❌(技適なしが多い)AFHDS2A🔗 Amazonで見る

7. FUTABAとELRS対応機の違い

比較項目FUTABA T10JJumper T-Pro V2
メーカー日本(フタバ)海外(Jumper)
対応プロトコルS-FHSS(限定)ELRS(内蔵)+Multi
技適✅あり✅あり(モデル限定)
ELRS対応❌非対応(外付け必須)✅対応済み
初心者向け△やや複雑◎設定サポート多い
メンテナンス◎日本対応△海外のみ

8. よくある質問Q&A

Q. FUTABAはELRSに対応してないの?

A. 標準では対応していません。 ELRSを使いたい場合は、別途モジュールの追加・設定が必要です。

Q. ELRS送信機を買えば何でも動く?

A. いいえ。 ELRS対応受信機が搭載されたドローンとしか通信できません。

Q. 技適付きのELRSプロポはあるの?

A. はい。 Jumper T-Pro V2やTX16S MKIIの一部モデルは技適取得済みです。購入前に技適番号の有無を確認しましょう。

✅ 結論:2025年は“ELRS+技適”がプロポ選びのキーワード!

  • ✅ 日本国内で合法に運用 → 技適マーク
  • ✅ 最新技術を楽しみたい → ELRS対応
  • ✅ 機体の選択肢を増やしたい → マルチプロトコル

👉 特に初心者には「Jumper T-Pro V2 ELRS版(技適取得済)」が圧倒的におすすめ!

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FrSky系は入手困難、今はELRSが主流!

ここ数年でマイクロドローン業界は大きく変化しており、FrSkyやFlyskyなどの従来型プロトコルに対応した機体は徐々に姿を消しつつあります。

Betafpv Air65 FPVドローン ブラシレスWhoopクワッドコプター ELRS

特に以下のような傾向が見られます:

📉 FrSky対応機体の減少(特に海外通販)

  • 海外ショップ(BetaFPV、Happymodel、iFlight、GEPRCなど)ではFrSkyレシーバー搭載モデルの在庫が激減
  • 最新機種はELRS搭載モデルがほとんどで、FrSkyは選択肢から外されつつあります。
  • 特にTinyWhoopクラスではFrSkyモデルは生産終了か、選択肢から除外されている場合が多い

📈 ELRSの急速な普及

  • ELRSはオープンソースであるため、低価格・高性能な受信機・送信機が大量に出回っている
  • 小型FC(フライトコントローラー)にELRSレシーバーを内蔵したものが主流になりつつあり、別途レシーバー交換も不要
  • 通信品質・遅延・飛距離・応答性すべてにおいて旧プロトコルを圧倒。

「プロトコルの自由度が高いマルチプロトコル送信機」を買えば安心…という時代は変わりつつあります。

現在のマイクロドローン事情では、ELRS対応送信機を選ぶことが実質スタンダードになってきています。
特に、これから始める初心者にはFrSkyなどの旧式プロトコルをあえて選ぶ必要性は低いと言えます。

旧式プロトコル(FrSky/Flysky)には注意

  • これらの機体は海外通販でも取り扱いが少なく、入手難度が高いです。
  • 将来的にパーツの供給や修理対応も厳しくなる可能性が高いです。
  • 初心者が最初に選ぶべき選択肢としては、今では非推奨となりつつあります。

🔄 今は「ELRSレシーバー内蔵機体」×「ELRS送信機」がデファクトスタンダード。

✅ 最終アドバイス(最新版)

🎯 これから始めるなら「技適付きELRS対応プロポ」一択でOK!

  • 対応機体の選択肢が豊富(FrSkyより圧倒的に多い)
  • 操作性・飛距離・安定性も◎
  • 受信機交換や設定も簡単
BETAFPV Meteor75 Pro Matrix ELRS
ETAFPV Aquila16 FPV Kit レーシングドローン ELRS3.0長距離 国内認証済
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