Design
ラジコンのモーター選び・主流はブラシレスモーターだが往年の定番ブラシモーターもまだまだ使える!?/初心者のラジコン選び⓫
スポンサーリンク

ラジコンカーに使うモーターは
BRUSHED MOTOR(ブラシ付モーター・通称ブラシモーター)とBRUSHLESS MOTOR(ブラシレスモーター)の2種類があります。

モーターは基本全てのメーカーで共通の540サイズという規格で作られています。
これにより色々なメーカーのモーターを自由に選ぶ事が可能になっています

ではこのブラシモーターとブラシレスモーターの違いや特徴をそれぞれ見ていきましょう

スポンサーリンク

BRUSHED MOTOR(ブラシモーター)

エントリーモデルでは標準で付いていることが多い、お馴染みのブラシモーター(正確にはブラシ付モーター)。使い勝手やコスト面で考えるとまだまだ現役で使えます

タミヤ ホップアップオプションズ No.1358 OP.1358 RS-540
トルクチューンモーター 54358

ブラシモーターの代名詞的な定番ブラシモーター。分解メンテナンスはできないので使い捨てだが、ローコストでチューンされた540モーターは最初のアップグレードにもオススメ。
ブラシモーターの特徴
  • 製品価格が安い
  • 操作性が良い
  • メンテナンスが必要
  • 電流構造(システム)がシンプル
  • 寿命がある
  • コスパ抜群

ブラシモータは
ブラシとコミューターというパーツで電磁石の極性の変化で回転します。
2本のワイヤーを乾電池に繋げば回転する、シンプル構造で扱い易いのも魅力


タミヤ OPパーツ OP.930
スーパーストックBZモーター (23T) 53930
消耗したブラシの交換ができるので長く使えるブラシモーター
ただ長く使えるだけでなく、分解してのメンテナンス・セッティングが可能な育てがいあるブラシモーター。
ターン数はスピードの目安

モーターには○○T(例:23T)という回転数を示すターン数という数値があります。これはターン(数)が少ないほど高出力(速い)モーターになります。

スポンサーリンク

BRUSHLESS MOTOR(ブラシレスモーター)

ブラシレスモーターは比較的高価だが寿命も長く、
メンテナンスも楽なので長く愛用出来ます。コントロールはESCで行いエネルギー効率が良いのでレースや繊細なスピードコントロールにも向いています。
モーターのターン数で回転数・出力が決まり、こちらも数が少ないほどハイパワーです。

※このターン数、元々はブラシ付モーターのロータに巻かれたコイル数の巻き数に由来しています。

ブラシレスモーターの特徴
  • 製品価格が高い
  • ハイパワー
  • メンテナンスがほぼない
  • 寿命が長い
  • 専用のESC(スピードコントローラー)が必要
  • エネルギー効率が良い

ブラシレスモーターは
電気の磁石と永久磁石の磁力で回転する。
3本のワイヤーはECS側で極性を変更し回転力を作り出すのに必要。モーター自体の構造はブラシモーターよりシンプル

タミヤ ホップアップオプションズ No.1611 OP.1611
ブラシレスモーター 02 センサー付 10.5T 54611
タミヤ主催のレース、タミヤグランプリやチャレンジカップで、2015年から指定モーターとなったブラシレスモーター。高速回転ができ、基本的にメンテナンスフリーでロングライフなブラシレスモーター。低速から高速まで高いコントロール性能を発揮。出力特性のチューニングが可能で、オンロードからオフロードまで幅広く使用可能。

現在の主流はBRUSHLESS MOTOR(ブラシレスモーター)

最近ではエントリーユーザー向けや、ローコストなブラシレスモーターが増えたこともあり、ブラシレスモーターがラジコンのスタンダードモーターになりつつあります。
ブラシモーター用のシャーシでも搭載できるので今後ますます拡大するでしょう


G-FORCE ジーフォース Kamui 10.5T Brushless Motor G0325
ブラシレスモーターには3本のワイヤーを接続します(ブラシモーターのワイヤーは2本)
これはESCから交流が送られているためです。

著者が選んだのは、YOKOMOブラシレスコンボBL-SP4

著者がラジドリ用に選んだのは
初めてのブラシレスモーターに最適な、ブラシレス用スピードコントローラーとブラック アルマイトカラーのZERO2 13.5Tブラシレスモーターのセットです。

内容はブラックアルマイトBL-SP4スピードコントローラーと、様々なジャンルのRCカーに使える13.5Tブラシレスモーターのセット。
バッテリータイプの設定で電圧によるオートカット、加熱保護機能 (ヒートプロテクト)など安全面にも配慮されているのに低価格です。

シャーシーがYOKOMO YD-2Sなのでモーター系もYOKOMOにしました
※現在は後継製品があり、YOKOMO(ヨコモ)/BL-S4105DB/BL-SP4 ブラシレスESC+ZERO-S ブラシレスモーターがそれにあたります

ターン数の選択には悩みますが、私は13.5Tをチョイスしました(ラジドリ初心者は17.5T位がオススメらしいですが。。。)

CAGEMAN ch.さんのモーター比較面白いです

↑ブラシレスモーターとは特に関わりが深いESC=スピードコントローラー
↑プロポ(送信機)はエントリーモデルでも初心者には十分なスペックだと感じました
スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事