ラジコンカーに使うモーターは
BRUSHED MOTOR(ブラシ付モーター・通称ブラシモーター)とBRUSHLESS MOTOR(ブラシレスモーター)の2種類があります。
モーターは基本全てのメーカーで共通の540サイズという規格で作られています。
これにより色々なメーカーのモーターを自由に選ぶ事が可能になっています
ではこのブラシモーターとブラシレスモーターの違いや特徴をそれぞれ見ていきましょう
Contents
BRUSHED MOTOR(ブラシモーター)
エントリーモデルでは標準で付いていることが多い、お馴染みのブラシモーター(正確にはブラシ付モーター)。使い勝手やコスト面で考えるとまだまだ現役で使えます
- 製品価格が安い
- 操作性が良い
- メンテナンスが必要
- 電流構造(システム)がシンプル
- 寿命がある
- コスパ抜群
ブラシモータは
ブラシとコミューターというパーツで電磁石の極性の変化で回転します。
2本のワイヤーを乾電池に繋げば回転する、シンプル構造で扱い易いのも魅力
モーターには○○T(例:23T)という回転数を示すターン数という数値があります。これはターン(数)が少ないほど高出力(速い)モーターになります。
BRUSHLESS MOTOR(ブラシレスモーター)
ブラシレスモーターは比較的高価だが寿命も長く、
メンテナンスも楽なので長く愛用出来ます。コントロールはESCで行いエネルギー効率が良いのでレースや繊細なスピードコントロールにも向いています。
モーターのターン数で回転数・出力が決まり、こちらも数が少ないほどハイパワーです。
※このターン数、元々はブラシ付モーターのロータに巻かれたコイル数の巻き数に由来しています。
- 製品価格が高い
- ハイパワー
- メンテナンスがほぼない
- 寿命が長い
- 専用のESC(スピードコントローラー)が必要
- エネルギー効率が良い
ブラシレスモーターは
電気の磁石と永久磁石の磁力で回転する。
3本のワイヤーはECS側で極性を変更し回転力を作り出すのに必要。モーター自体の構造はブラシモーターよりシンプル
現在の主流はBRUSHLESS MOTOR(ブラシレスモーター)
最近ではエントリーユーザー向けや、ローコストなブラシレスモーターが増えたこともあり、ブラシレスモーターがラジコンのスタンダードモーターになりつつあります。
ブラシモーター用のシャーシでも搭載できるので今後ますます拡大するでしょう
著者が選んだのは、YOKOMOブラシレスコンボBL-SP4
著者がラジドリ用に選んだのは
初めてのブラシレスモーターに最適な、ブラシレス用スピードコントローラーとブラック アルマイトカラーのZERO2 13.5Tブラシレスモーターのセットです。
内容はブラックアルマイトBL-SP4スピードコントローラーと、様々なジャンルのRCカーに使える13.5Tブラシレスモーターのセット。
バッテリータイプの設定で電圧によるオートカット、加熱保護機能 (ヒートプロテクト)など安全面にも配慮されているのに低価格です。
ターン数の選択には悩みますが、私は13.5Tをチョイスしました(ラジドリ初心者は17.5T位がオススメらしいですが。。。)