
RCカーでのドリフト、通称「ラジドリ」は、ただ走らせるだけでなく、セッティングの奥深さが大きな魅力です。
しかし、セッティングできるポイントが多すぎて、初心者にはどこから手をつければよいか分からないというのが正直なところ。
この記事では、ラジドリ初心者がまず理解し、調整すべきセッティング箇所を一つずつわかりやすく解説していきます。
これからラジドリを始める人や、うまく走れずに悩んでいる人に向けて、ドリフトが上達するためのベース作りを一緒に行いましょう!
セッティングとは何のためにするのか?
ラジドリにおけるセッティングの目的は、「自分の操作に合ったマシンにする」こと、そして「安定してドリフトできるようにする」ことです。
上級者になると細かい好みによってセッティングの方向性が分かれてきますが、初心者にとってはまず以下の2点が重要です。
- 思った通りにマシンが動くようにする(操作性の向上)
- ドリフトしやすく、安定して走れるようにする(安定性の確保)
では、実際に初心者がチェックすべきセッティングポイントを見ていきましょう!
ラジドリ初心者がまず見るべき10のセッティングポイント

①トー角【操縦安定性のカギ】
トー角とは、前輪や後輪の左右タイヤが内側や外側にどれだけ向いているかを示す角度のことです。
- トーイン(内向き):直進安定性が高くなり、操作が穏やかになる
- トーアウト(外向き):ステアリングの応答性が上がり、クイックな操作が可能になる
初心者には前輪は少しトーアウト、後輪は軽くトーインが扱いやすいとされています。
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② サスアーム【幅・キャンバーに直結】
サスアーム(サスペンションアーム)は、タイヤとシャシーを繋ぐパーツであり、キャンバー角やマシン全体の幅に影響を与えます。
- 長くすればキャンバー角が減り、接地性が上がる
- 短くすると旋回性が上がるが、安定性が落ちやすい
初心者のうちは無理に調整するよりも、**標準設定をベースに少しずつ変化を試すのが◎**です。
📘 参考: