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無地キャップにプリントして自作帽子を作る。アイロンプリントでも出来る
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コーディネートのアクセントとして、抜群の存在感を発揮してくれる、おしゃれ小物の代表がキャップ

キャップは季節やジャンルを問わず人気でファッション・スポーツアイテムとしてだけでなく、寝ぐせ隠しにも便利。

そんなキャップ選びに自作のアイテムを加えてみてはいかがでしょうか?

今回はデザインをアドビのイラストレーター、プリントをカッティングマシンのカメオ3でキャップを自作してみます!

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無地キャップにプリントしてオリジナルグッズを作る

キャップ制作にあたりまずキャップのベースを選びます

今回はメッシュのベースボールタイプにしました。

一般的にはベースボール(メッシュ)キャップはスポーティーな印象が強く、さらにツバがまっすぐになっているタイプはストリートのイメージで若者向けになってしまう傾向があり、少し着こなしが難しい部類とされています。

メッシュキャップは難しいと言われていますが、初めてで春夏向けなのと、加工のしやすさを考慮してメッシュキャップをベースにすることに決定しました。

[プリントスター]帽子 イベント メッシュ キャップ 00700
[プリントスター]帽子 イベント メッシュ キャップ 00700

↑メッシュタイプのキャップ、今回はこのタイプをボディに使用します。あまり子供っぽくならないように黒をチョイス

↑大人っぽさを求めるならローキャップが良いでしょう。ローキャップはトップが浅めのキャップのことですが、つばの部分がカーブしているキャップをローキャップと言ったりもします。アジャスターが金属だと雰囲気はさらに良いですね

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キャップに入れるデザインを制作

プリントを入れるキャップの種類を決めたら、キャップに入れるデザインを考えて行きます。

キャップのテンプレート素材はオリジナル商品制作ショップのホームページにありますので。

そのテンプレートデータを使い、プリントするデザインを作っていきます。

基本のデザインは以前作った、ロゴを使用することにしました。

それを元にバランスや色などを決めていきます。

最初は色なしで考えて雰囲気をみていきました
おおよそのバランスを決めたら細かい部分を決めます。最近お気に入りの袋文字にしました。細かいデザインになりましたが、カッティングマシンで綺麗に出力できるでしょうか
デザインを原寸で印刷して、実際にデザインバランス確認をしましょう

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デザインデータをおカッティングマシン用のデータに変更

デザインとプリントの大きさが決まったら、カッティングマシンでカットして転写シートを熱圧着でプリントします。

カッティングマシでデザインをA4サイズカットする事にしtので、
A4内に目一杯デザイン要素をいれました。
↑これは転写シートを無駄にしないようにする為です

カッティングマシンはSilhouette CAMEOを使用します。出力用ソフトは無料の専用デザインソフトウェア Silhouette Studio※を使用します。まず、イラストレーター(mac)で製作したデザインデータをdfx形式のファイルで出力後、Silhouette Studioで開きます。
先ほども説明しましたが、A4サイズ内に目一杯配置してあります
空白があると転写シートが無駄になるので効率よく配置して無駄をなくす為です。

※WindowsとMacに対応した専用デザインソフトウェアSilhouette Studioで、簡単にカットデータを作ることができます。

今回使用する転写シートは白色・厚さは80μm(0.08mm)。Silhouette CAMEOの設定はブレード2・速度4・カット圧6にしています。転写系の素材は最後に反転してカットするのを忘れないようにしましょう
カッティングマシンはSilhouette CAMEOで出力。転写シートは水平・垂直がまっすぐなるように配置しましょう
カット後に余分な部分を取り除くカストリという作業をします、転写シートは白だとかなり見えにくいので、カットしたものと同じデータを印刷して参照しながら作業しました
キャップの熱転写プリントにはキャップ用のアイロンプレス機を使います。
デザインの仮止めにはポリイミドテープという耐熱テープを使います
キャップ印刷はキャップのカーブとプレス機のカーブが合わないとシワが出てしまう時があります。キャップカーブに合わせたアタッチメントもあるらしいのですが、そこまでデリケートなのか現在研究中です

↑ベーシックな転写シートならアマゾンでもよいと思います

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↑カッティングマシンは自作好きのはマストアイテムだと思っています。色々できます

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↑アイロンプレス機は値段に幅があります。キャップ好き自作好きかビジネスにしたい方は買って損はないかもしれません

キャップに貼るシールも製作します

キャップのツバに貼ってある、直径5cmほどの丸いメタリック系シールを見たことがありませんか?

著者はあれが好きなんですよね〜。

つばに貼る丸いシールも自作してみます

↑つばに貼ってあるシール、元々はブラックカルチャーから来たものらしいです。単純にかっこいいと思います

メタリック系のシートを使い、文字を切り抜くので色は必要ありません。アウトラインが綺麗に線になっているかをしっかり確認。パスが一直線になってないと切り抜けません
実物に色をイメージして、メタリックカラーをつけてプレビューしてみました
今回使用するシールはメタリックで80μm(0.08mm)です。Silhouette CAMEOの設定はブレード2・速度4・カット圧10。熱転写シートと同じ厚さでも素材が違うとカット圧も変わります。シールも無駄が出ないように隙間なくデザインを配置します
シールサイズは無駄が出ないように、ステッカーシートのサイズを考慮して、サイズと個数を決めましょう
シールを台紙にセットする時、水平・垂直が正確になるようにしましょう
完成したシールをしつばに貼りました。写真でシールの上に貼られているには、レイアウトが崩れないように貼られた、アプリケーションシートというシートです。
最後にカンマの部分にアクセントのスワロフスキーを入れて完成です

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完成したオリジナルキャップ

印刷したデザインを配置しながら考えて、最終的に少しデザインを変更しました

つば部分のシールがあるかないかで印象が大きく違います
カンマ部分にアクセントでスワロフスキーを入れます。なにか最後に光の飾りを入れるのを定番にしようか模索中です

最後にお洒落なキャップの写真も見てみましょう

↑サッカー選手、デミードゼウらが設立したBALR. (ボーラー)

↑帽子だけハイブランド、これ位のコーデがちょうどよいですね

自作でオリジナルキャップを作ってみました。キャップはデザインが入れられる部分が小さい分、どこに何を入れるかがより重要になってきますね。Tシャツと違ってサイズの違いなどもないのでビジネス展開をしやすいかもしれません。よく考えるとイベントでもキャップは簡単で効果的なアイテムな気がします。顔の上にあるから嫌でも目に入りますし。気軽にかぶれてカラーバリエーションも豊富な存在感抜群のキャップは面白いアイテムです。汎用性の高さも踏まえると自作するにはTシャツの次に面白いアイテムかもしれません。

※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2023年10月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

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無地キャップにプリントしてオリジナルグッズを作る方法を詳しく解説!

無地のキャップにオリジナルデザインを加えることで、オンリーワンのアイテムを作ることができます。チームやイベント用のグッズとしても人気の高いオリジナルキャップ作成の方法や、デザインのポイントについて解説します。

無地キャップにプリントするメリット

無地キャップに自分のデザインを入れることで、以下のようなメリットがあります。

  • 個性的なデザイン:自分だけのデザインを入れることで、他にはない個性的なキャップが完成します。
  • ブランドやチームのアピール:チームロゴや会社ロゴなどを入れて、一体感やブランド力を強化できます。
  • コスト効率:オリジナルキャップは、業者によっては比較的低コストで作成できるため、イベントやキャンペーンにも向いています。

オリジナルキャップ作成の流れ

オリジナルキャップの作成方法は、以下の手順に沿って進めるとスムーズです。

手順内容
キャップの選定好みのキャップのスタイル(スナップバック、メッシュキャップなど)を選びます。
デザイン作成デザインソフトやテンプレートを使い、自分のイメージに合ったデザインを作成します。
プリント方式選択シルクスクリーン印刷、刺繍、転写プリントなどから選択。用途やデザインの複雑さに応じて最適な方法を決定します。
注文必要な個数とデザインを確定し、業者に注文します。一般的に、少量からでも対応してくれる業者が増えています。

プリント方式の種類と特徴

無地キャップにデザインをプリントする方法にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解し、デザインに合った方法を選びましょう。

プリント方式特徴適したデザイン例
シルクスクリーン印刷耐久性が高く、色鮮やか。大量生産向け。単色やシンプルなロゴに最適。チームロゴ、ブランド名
刺繍高級感があり、立体的な仕上がり。シンプルなデザインが合うが、細かい柄には不向き。ブランドマーク、名前入りデザイン
熱転写プリント写真やカラフルなデザインも再現可能。少量生産に適しており、オリジナル感を出しやすい。写真プリント、イラスト

デザインのポイント

デザイン作成時に押さえておきたいポイントを以下に紹介します。

  • シンプルにまとめる:複雑なデザインは仕上がりがぼやけることがあるため、シンプルで視覚的にわかりやすいデザインが好まれます。
  • カラーの選定:キャップの色とプリントの色の組み合わせは重要です。キャップの色が暗めの場合は、白や鮮やかな色が映えます。
  • メッセージ性を持たせる:キャップに短いメッセージやキーワードを入れることで、アピール力がアップします。

価格と納期について

オリジナルキャップの価格は、デザインの複雑さやプリント方式、注文数によって異なります。目安として、以下の価格帯が一般的です。

プリント方式価格(目安)最低注文数
シルクスクリーン印刷500円~2,000円10個~
刺繍1,000円~3,000円1個~
熱転写プリント800円~2,500円1個~

納期は通常1~2週間ですが、急ぎの場合や大量注文の場合は、事前に業者と相談しておくと安心です。

おすすめ業者の紹介

以下に、オリジナルキャップの作成を手がける業者の一例をご紹介します。

業者名特徴公式サイト
プリントベース無地アイテムへの多彩なプリントに対応し、小ロットからでも可能公式サイト
デンノサウルス刺繍やシルクスクリーン印刷に強みがあり、質の高い仕上がり公式サイト

まとめ

無地キャップにオリジナルのデザインを加えることで、日常アイテムを一層楽しむことができます。プリント方法やデザインのポイントを押さえ、自分らしいキャップを作成してみてはいかがでしょうか?業者選びとデザインに工夫を凝らすことで、完成度の高いオリジナルキャップが手に入ります。ぜひこの機会に、世界にひとつだけのキャップ作りに挑戦してみてください!

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