Design
これまでのラジドリノウハウが集約された、YD-2S PLUSは今の競技で勝負できる名車!?
スポンサーリンク
photo Frédérique Voisin-Demery

YD-2S PLUSとは?

YOKOMO大定番の入門車YD-2は、ドリフト世界選手権2連覇を成し遂げ、どの路面でも良く走ると、世界で一番使われているラジドリのRC CARです。しかし競技会でグリップの低いタイヤが指定された場合、しかもグリップの低いPタイル路面では流石に攻めの走りは出来ません。そこでスリッピー(滑る)頭文字SのYD-2Sプラスを開発。滑る路面に特化したYD-2Sプラスは、新開発のハイブリッドシャーシ(カーボン+樹脂製サイドガード)の採用と、新開発の専用低ギアボックスにハイマウント モーター形式を採用。更に路面対応能力を高める為に、モーター位置を前後3段階(高過ぎず低過ぎず)、及び、バッテリー(ショート リポ専用)搭載位置は縦置きと横置き(前後方向に3段階)の調整式とし、低グリップ路面でも攻めの走りを可能としています

主な特徴

■全長:425mm
■全幅:198mm
■ホイールベース:256mm
■二次減速比:1:2.6
■全装備重量:1500g
■ハイマウント モーター 
■4ギヤ リヤ トランスミッション
■新設計 密閉式 ギヤボックス
■四輪独立 ダブルウィッシュボーン サスペンション
■高性能 スーパーローフリクション アルミ製 車高調整式 オイルダンパー
■グラファイト製 メインシャーシ
■アルミ製 フロントショックタワー
■グラファイト製 リヤショックタワー
■モーター位置3段階調整式 アルミ製 モーターマウント プレート
■RWD専用 ハイアングル ステアリング システム
■49mmボーン リヤ ユニバーサル シャフト
■ナロースクラブ ナックル
■大型 リヤ ディフューザー

YD-2 S PLUSの最大の特徴はハイマウントされたモーター。これまでのYD-2シリーズよりもリヤの重心位置を上げることで、ロールを誘発してリヤトラクションを高めている。しかしただ高い位置にモーターを搭載しただけではコーナーの出口や切り返しで運動性能が低下し、加速のタイミングが遅れたり、操作しにくいマシンになることもあるのでこの”YD-2 S PLUS”ではギヤボックスを完全専用新設計し、必要以上のモーターのハイマウントを避け、モーター位置も前後の3ヶ所から選択可能にすることで、運動性能を保ちながらリヤトラクションを確保することに成功しました。スパーギヤから、モーター下側を抜けてリヤに駆動を伝える専用ギヤボックス内部。4ギヤトランスミッションも加速時の回転トルクでリヤトラクションが高まる構造なので、更に低ミュー路面に適しています。リヤデファレンシャルには4ピニオンのギヤデフを搭載。モーターマウント プレートの固定位置を変更することで、モーターを前後3ヶ所の位置から選択可能です。これにより重量バランスの微調整ができ、走行する路面に合わせて最適なバランスを獲得することが可能です。対応バッテリーはショートLi-poバッテリーのみとなりますが、バッテリーストッパーの固定位置により様々なバッテリー搭載スタイルを選択することができます。バッテリー横置き、縦置きに加え、横置きの場合は前後に3ヶ所の位置から選択でき、重量バランスの変更で前後のトラクションなどを調整可能です。ステアリング周りは従来のYD-2シリーズと同様。すでに定評のあるアッカーマン比で、フロントの走りを引き出します。もちろんアルミ製のオプションパーツなども共通して使用することが可能で拡張性も十分

出典元:YOKOMO WEBSITE

YD-2S PLUSをまとめると

  • 路面を選ばない操縦性の高さ
  • メインシャーシはカーボン製
  • 路面状況に合わせてモーター位置を変更可能
  • アルミパーツも多くセッティング幅が広い
  • これまでのワークスのノウハウを集約した競技でも勝てる仕様
     
YD-2S PLUSのポイントはナローなカーボン製シャーシはサイドガードとの組み合わせでピッチング剛性があることと、大胆なモーター搭載位置で低ミュー路面での操縦性を向上させ、どんな路面でも理想の走りを追求できることでしょう。YD-2S PLUSは競技会でも十分通用するポテンンシャルでありながら購入しやすい価格が魅力の一台です
 

関連記事 : ラジドリ最初の一台はYD-2Sがオススメ

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事