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シルクスクリーン印刷で好きな色を作る方法とは?一歩進んだインクの使い方
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シルクスクリーンで制作をしていると自分の好きな色を作りたい!なんて思い始めます。一般に市販されている繊維用の水性インクは、既に着色されており、混ぜて調合出来る製品もありますが作れる色の幅はそんなに広くありません。職人などのプロがシルクスクリーンのインクで色を調合する場合は水性バインダー(糊)水性顔料(色素)を混ぜて色を作ります。バインダーはインクのベースで接着剤になるもので、顔料は色味を作るものです。ここではシルクスクリーンの色の調合に使う水性バインダーと水性顔料について少し説明しておきます。

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シルクスクリーン印刷で好きな色を作る方法とは?一歩進んだインクの使い方

シルクスクリーン印刷で好きな色を作る場合はバインダー(糊)水性顔料(色素)を混ぜて作るところまでは説明しました。では具体的にはどうするのでしょうか?

すごく簡単にいうとバインダー(糊)と出したい色味の水性顔料(色素)を混ぜて好きな色を作るだけです。いくつかの顔料をまぜたりもします

水性バインダーは生地と顔料を固着させる糊

水性バインダーは維製品に色素である水性顔料を固着させるための「糊」です。 Tシャツやポリシャツなど、綿・ポリエステル混紡など)にプリントする場合は、自分が出したい色の水性顔料(色素)をバインダーと混合して好きな色を作ります。ちなみに「白」でプリントする場合は、「糊」に白の顔料が混合されている「ホワイトバインダー」のみでプリントする事も可能。

顔料を使う事であらゆる種類の色とトーンが作れる

「顔料」は、小さな粒子性の色素で水や油に溶けません。この顔料を液状のバインダーと混ぜるとシルクスクリーン印刷に使えるインクにもなります。このバインダーと顔料との調合は奥が深く色合わせは経験が必要で難しい技術です。さらに好きな色味を作れたら配合比率もわかるようにしておくメモは必須です。

 

顔料の色が濁る仕組みについて解説しています。しかし!顔料には大きく2種類、無機顔料(耐候性に優れ、比較的安価)と有機顔料(着色力に優れ、発色が鮮やか)の2種類あるらしく一概には言えないのかも? 色の調合は奥が深い。。。

 

インクの調合は奥が深く、まさに経験がものを言う職人技術といえます。対象物によって作った時の見た目と乾燥した後とで色が変わったりもします。インクメーカーごとでも特徴が違うので、色の出方も変わります。自分の色を作ることは作品によっては重要な要素にもなります。一般に市販されている水性インクでは出せない色を追求してオリジナリティーをだすのも調合の楽しさでもあります。初心者には難しいですが、制作活動の一貫としてトライする価値はあるとおもいますよ!

 

※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2020年7月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

 

 

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