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マイクロドローンのプロポってどれを選べば良いのだろう?技適マークは必須
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ドローンを遠隔操作するのに必要なのがプロポ(送信機)です。このプロポが少しややこしくて通信方法やモードなど聞きなれない単語が出て来ます。どういう基準で選べばよいかをマイクロドローンを例にして説明していきます。

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遠隔操作でドローンに指示を与えるリモコンがプロポ

ドローンを遠隔で操作する為に、2.4G Hzの電波信号を送るのでプロポは送信機と言います。プロポの名称は動かす指と指令値が比例していることから、比例したという意味をもつプロポーショナル(proportional)という言葉を略してプロポと呼ばれています。2.4G Hzは電波が200m程届きます(環境にもよります)ので、遠隔操作を行うドローンに向いています。

またプロポにはモードというものが4種類(1.2.3.4)とありますが今マイクロドローンを始める人は基本モード2という種類を選んでおくとよいいでしょう。理由は世界的にモード2が主流だからです。

最初に確認したい技適マークについて

プロポは電波を送る送信機なので無線機という扱いになります。2.4G Hzの電波使用には免許等はいりませんが技適マーク(正式には技術基準適合証明マーク)のないプロポは電波法違反になりますので注意しましょう。海外製で気に入ったプロポも技適マークがなければ、日本での使用は違法になります。海外製は多機能でデザインも良いものが多く残念ですが、購入時に気をつけましょう。

技適マーク

初心者の最初の壁!?プロトコルって何?

ドローンはプロポからの操作指示電波をドローン機体の受信機が受けることで操作が可能になっています。言いかえるとプロポ(送信機)でのスティックの動きを、決められた信号に変換して受信機に送ることで思い通りに動かせます。この変換された信号がプロトコルになります

プロトコル(通信方式)はプロポとドローンで同じゃないと動かないんです

プロポ(送信機)や受信機(レシーバー)は使える通信方式(プロトコル)がきまっているので、その通信方式に対応しているモノを購入しなければ使うことができません。現在私が、日本でも見かけるプロポを販売しているメーカーは以下です。

・Spectrum
・Flysky
・FrSky
・FUTABA

特にマイクロドローンの場合は、受信機が他の基板と一体になってしまっているものが多く後から交換が難しかったりします。最近は希望のプロトコルを選んで買えるドローンや受信機も多いので、プロポ購入時に使えるプロトコルの確認は必須です!

メーカーによって採用しているプロトコルが違います

プロポメーカーがスペクトラム拡散に採用しているプロトコルは各社で違います。日本ではフタバのプロポユーザーが多いですが、FASSTとFHSSには互換性がなので要注意です。マルチプロトコルは基本全ての通信方式に対応しています

主なプロポのメーカーと採用しているプロトコル

スペクトラム拡散:
ドローン関係の通信電波に使われている2.4GHzは、Wi-FiやBluetooth等も含め多くの分野で使用されており、混線が起こりやすいというデメリットがあります。これを防ぐため、本来よりも広い帯域に拡散することで安定して通信可能とする方式を「スペクトラム拡散」という。

気軽に使えてアフターケアも万全にしたいなら日本製の
フタバ FUTABA T10J

使用できるプロトコルに縛りはありますが、日本製なので色んな意味で安心です。解説もおおいので使い方もわかりやすいですね。バインド切れ(コントロール不能状態)もしにくいらしいです。フタバでのドローンにはヘリ用を選びます。

しかし現在マイクロドローンはほとんど海外製でS-FHSSは高いんです!

初心者へのオススメ
あらゆるプロトコルに対応した
マルチプロトコル送信機!

マルチプロトコル送信機
Jumper T8SG V2.0 Plusはすごいです!

マルチプロトコル送信機とはあらゆる通信形式に対応しているので、プロトコルを気にせずにドローンや受信機(レシーバー)が使えます。これは凄いことで、マイクロドローンはほとんどが海外製のためプロトコルも様々でプロトコルの種類で値段も変わってきます。海外のマイクロドローンは新しい技術を搭載した機体が定期的に発表されており、機能の進化も半端ないんです、その面白さを最大限享受する為にもマルチプロトコルがオススメです。もちろんどんな機体とも繋がるので初心者にもオススメですよ!
海外製ですが技適も取得済で日本での使用も問題なしです。

価格も安く、設定方法なども日本語でyoutubeやブログで多く解説されています。

FUTABA(S-FHSS)製はプロトコルがS-FHSS系限定という縛りはありますが高級なランクになってくると操作性も良好で高級感もあります。何よりメンテナンスなどのアフターサービスも万全なのが魅力です。いつかは欲しい高級車的な感じでしょうか?マルチプロトコル送信機(Jumper T8SG V2.0 Plus)は値段も安くあらゆる機体を気にせず使えるのが素晴らしいです。どちらを選んでも正解ですね。ちなみにFlyskyとFrSkyのスペルがよく似てるので間違えて購入する事がよくあるそうですよ(笑)

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