自転車のメンテナンスを自分でやり始めると、通常整備によく使う工具は意外に少ない事に気づくと思います。日常の整備(特にシングルスピード)であれば工具は3種類あれば多くの部分を調整できます
初心者サイクリストに必要な3つの工具は
1:六角(ヘキサゴン)レンチは必須
自転車の場合、特にスポーツタイプやMTBならほぼ全てのネジが六角です。理由としては、プラスネジなどに比べてなめにくい為です。サドルの上げ下げ、ハンドルやステムの固定などなど。ブレーキやディレイラー等の部品も9割方六角レンチで調整できます
2:コンビネーションレンチ15mm
MTB・ピストバイクやシングルスピードの場合、ホイールを留めているナットは15mmです。その為ホイールを外すために15mmのレンチが必要になります。ペダルの取り外しにも使えるのでこちらも必須といってよいかもしれません。コンビネーションレンチにしておけば確実にホールドしてナットがなめるのも防げます。購入するならコンビネーションレンチをおすすめします
3:タイヤレバー
タイヤレバーは、簡単にいうとタイヤをホイールから外したり、装着するなど、タイヤとホイールを組み替える作業に使用する道具で、パンク修理に使います。自転車のパンクは避けることのできないもの(?)ですよね。初心者はまずパンクの修理位は自分でできるようになりたいところです。私の場合はパンクしたらチューブごと変えてしまいますが。。。その場合にもタイヤレバーは必要です
ここまでの3種類の工具で初心者がするメンテナンスはおおよそカバーできます。
※今回は初心者がメンテナンスに必要な最低限工具に絞っていますのでエアポンプや消耗品等(タイヤ等)は外しています
個人的によく使うおすすめ工具:ニップル回し
ホイールの振れを取る為の専門工具であるニップル回し、これは精度の高いものを使用しましょう。精度の悪いものだとニップルがなめてしまいます