
グラスホッパー2のモーター交換はどうやるのか。
作業の流れと注意点を整理します。
グラスホッパー2のモーター交換は、作業そのものは複雑ではありません。
ただし、配線の戻し方とピニオンギアの位置でつまずきやすく、ここが曖昧なまま進めると交換後に異音や走行トラブルが出やすくなります。
初めて作業する場合は、いきなり外すのではなく、先に構造を整理してから進めた方が失敗を減らしやすくなります。
モーター交換そのものではなく、グラスホッパー2の基本構造から整理したい場合は、先に
タミヤの定番バギーカー グラスホッパー2 徹底ガイド:基本情報・スペックと魅力を詳しく解説
を見ておくと、全体像をつかみやすくなります。
モーター交換とは|基本
モーター交換は、車体に付いているモーターを取り外し、別のモーターへ入れ替える作業です。
グラスホッパー2では、モーター交換で確認する箇所は大きく分けて次の4つです。
- モーター本体
- モーター固定部
- ピニオンギア
- 配線端子
交換作業は、モーターを付け替えて終わりではありません。
正しく固定されているか、配線位置が合っているか、ギアの噛み合いに無理がないか、交換後に異常が出ていないかまで確認して完了になります。
ここを飛ばすと、交換できたように見えても、実際には走行時に違和感が出やすくなります。
グラスホッパー2での構造
グラスホッパー2は後方にモーターを搭載する構造です。
そのため、作業時は車体後部のモーター周辺が見える状態を作る必要があります。
交換前に見ておきたいのは、次の構造です。
モーター固定部
モーターは固定ビスで取り付けられています。
交換時はここを外して新しいモーターへ入れ替えます。
モーターシャフトとピニオンギア
モーターシャフトにはピニオンギアが付いています。
交換時には、このピニオンギアを新しいモーターへ移す場合があります。
ここで重要なのは、位置と向きです。
元の位置を見ないまま付け替えると、ギアの噛み合いが変わりやすくなります。
配線端子
モーターには配線が接続されています。
交換時はこれを外し、新しいモーターへ戻します。
プラスとマイナスの位置を見ずに進めると、戻し作業で迷いやすくなります。
作業前に確認しておくもの
モーター交換の前に、最低限次のものを用意しておくと作業しやすくなります。
- 交換するモーター
- ドライバーまたは必要な工具
- ピニオン固定用の工具
- ラジオペンチ
- 外したビスを置く小皿や小箱
- 配線位置を記録するためのスマートフォン

ビスや小部品はなくしやすいため、作業台の上を整理してから始めた方が安全です。
また、配線位置やピニオンの向きに不安がある場合は、外す前に写真を残しておくと戻しやすくなります。
グラスホッパー2 モーター交換のやり方
1. バッテリーを外す
最初にバッテリーを外します。
通電状態のまま作業すると、誤作動やショートの原因になります。

電源を切るだけで終わらせず、バッテリー自体を外しておいた方が安全です。
2. ボディを外して作業しやすくする
モーター周辺が見えにくい状態では、配線やビス周辺の確認がしにくくなります。
ボディを外し、後方の作業スペースを確保します。

3. 配線位置を確認する
モーターに接続されている配線を確認します。
- どちらの端子にどの配線が付いているか
- プラスとマイナスがどう接続されているか
- 配線がどの向きで取り回されているか

ここを確認せずに外すと、戻す段階で迷いやすくなります。
不安がある場合は、この時点で写真を撮っておくと後で見直せます。
4. モーターから配線を外す
配線を外します。
このときは線そのものを強く引っ張らず、端子側に無理な力がかからないように外します。

無理に引くと、配線の傷みや端子の緩みにつながることがあります。
5. モーター固定ビスを外す
モーターを固定しているビスを外します。
外したビスはすぐに小皿などへ分けて置きます。

この段階で部品管理が曖昧だと、戻し作業で混乱しやすくなります。
6. モーターを取り外す
固定が外れたら、モーターを取り外します。
このとき、ピニオンギアの向きや位置を確認しておきます。

後で新しいモーターへ移す場合、外す前の状態を見ておくと位置合わせがしやすくなります。
7. ピニオンギアを移す
必要に応じて、ピニオンギアを新しいモーターへ移します。
ここで確認したいのは次の点です。
- シャフト径が合っているか
- 元の位置と大きくずれていないか
- 固定がきちんとできるか

ピニオンの位置がずれると、ギアの噛み合いが変わりやすくなります。
見た目だけで決めず、外す前の位置を基準にした方がズレを減らしやすくなります。
8. 新しいモーターを取り付ける
新しいモーターを車体に取り付けます。
このとき、固定するだけで終わらせず、ギア周辺の状態も確認します。

確認したいのは次の点です。
- ギアの噛み合いがきつすぎないか
- ガタが大きすぎないか
- 明らかな引っ掛かりがないか
固定前後に軽く回してみて、違和感がないかを見た方が安全です。

9. 配線を元に戻す
外す前に確認した通りに、配線を元の位置へ戻します。
差し込みが浅いと接触不良の原因になるため、戻したあとも状態を確認します。

10. 動作確認をする
取り付けが終わったら、すぐに地面で走らせるのではなく、まずはタイヤを浮かせた状態で動作確認します。
見るポイントは次の通りです。
- 回転方向に違和感がないか
- 異音が出ていないか
- 回転が引っ掛かっていないか
- 振動が不自然でないか
- 発熱が強すぎないか

ここで違和感がある場合は、そのまま走行せず、配線やピニオン位置、取り付け状態を見直した方が安全です。
作業時の注意点
配線位置を曖昧にしない
モーター交換では、外すことよりも戻すときの方が迷いやすいです。
最初に確認し、必要なら写真を残しておくと戻しやすくなります。
ピニオンギア位置を適当に決めない

交換後の違和感は、モーター本体よりもピニオン周辺から出ることがあります。
元の位置を見ずに取り付けると、噛み合いが変わりやすくなります。
ビスを締めすぎない

強く締め込みすぎると、取り付け部を傷めることがあります。
必要以上に力をかけず、固定できていることを確認しながら進めた方が安全です。
交換後すぐに長時間走らせない
交換直後は、まず短時間で状態を見た方がトラブルを見つけやすくなります。
異音や発熱があるまま走行を続けると、原因の切り分けがしにくくなります。
初心者がつまずくポイント
外す前に写真を撮っていない
配線やピニオンの位置は、外してから思い出そうとすると曖昧になりやすいです。
交換に慣れていない場合は、作業前の記録を残した方が戻しやすくなります。
ピニオンギアの位置を見ていない
モーター交換では本体の方へ意識が向きやすいですが、実際につまずきやすいのはピニオン周辺です。
位置がずれると、交換後の異音や引っ掛かりにつながることがあります。
固定後に確認せず走らせる

取り付けが終わった時点で安心しやすいですが、作業としてはその後の確認まで含めた方が確実です。
空転で確認してから走らせた方が、異常の有無を見つけやすくなります。
モーターだけ見て周辺を見ていない
モーター交換は、モーター本体だけを入れ替える作業に見えます。
ただし実際は、
- 固定状態
- ピニオン位置
- 配線
- 動作確認
まで含めて整理した方が失敗しにくくなります。
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