
新しいニューバランスを買ったら、そのまますぐ履いても問題ありません。
ただ、せっかく買った一足をできるだけきれいな状態で、大切に長く履きたいなら、新品のうちにやっておきたいことがあります。
私が最初に確認・準備しているのは、次のようなことです。
- サイズと新品状態を確認する
- 防水・防汚対策をする
- インソールをそのまま使うか、追加・交換するか決める
- 必要ならかかと内側を保護する
- シューキーパーと乾燥剤を用意する
- 毎日同じ一足を履かない
- 履いた後は軽くブラッシングする
全部を必ずやる必要はありません。
特に重要なのは、汚れてから強く洗うより、最初から汚れ・湿気・型崩れをできるだけ防ぐことです。
この記事では、新しいニューバランスを履き始める前にやっておきたいことと、履き始めてから続けたい簡単な管理方法を紹介します。

最初にサイズと新品状態を確認する
防水スプレーをかけたり、かかとに補強シートを貼ったりする前に、最初に確認したいのがサイズと靴の状態です。
特にネットで購入した場合は、まず室内で試着します。
確認したいのは、
- つま先に無理がないか
- 横幅がきつくないか
- かかとが大きく浮かないか
- 左右で違和感がないか
- アッパーやソールに問題がないか
などです。
防水スプレーを使ったり、補強シートを貼ったりしてからサイズ違いに気づくと、返品・交換が難しくなる可能性があります。
まず何も加工していない状態で確認する。
これが最初です。

履く前に防水・防汚対策をする
サイズに問題がなければ、次に考えたいのが防水・防汚対策です。
防水スプレーというと雨の日のためだけに使うイメージがありますが、製品によっては水だけでなく、ホコリや油分などの汚れを付きにくくする目的でも使えます。
私が使用候補にしているのが、コロンブスの「スニーカーケア プロテクトスプレー」です。
ツヤ革、起毛革などの天然皮革、布地、ナイロンのスニーカーに対応し、水分・ホコリ・ゴミ・油分などから保護する製品です。UV吸収剤も配合され、紫外線による色褪せを抑える仕様になっています。
996や574にはスエードやメッシュなど複数の素材が使われているため、使用するスプレーが靴の素材に対応しているかは必ず確認します。
また、目立たない部分で試してから使用した方が安心です。
ニューバランス公式でも、雨天時などに使用する場合は事前に市販の防水スプレーを使うことを案内しています。

【記事製作中:ニューバランスに防水スプレーは必要?】
インソールをそのまま使うか、追加・交換するか決める
新品時に考えておきたいのがインソールです。
純正インソールをそのまま使っても問題ありません。
一方で、
- フィット感を調整したい
- クッション性を変えたい
- 純正インソールの汚れや摩耗を抑えたい
といった理由から、別のインソールへ交換する方法もあります。
私はニューバランスを少し大きめに履くことがあるため、厚めのインソールを使ってフィット感を調整することがあります。
また、純正インソールをきれいに残したい場合は、最初から別のインソールに交換して保管しておくという使い方もできます。
ただし、インソールを追加すれば必ず履きやすくなるわけではありません。
厚いインソールを追加すると、
- 甲がきつくなる
- 足の位置が高くなる
- かかとの収まりが変わる
こともあります。
そのため、
純正を使う
→ 別のインソールへ交換する
→ 必要なら追加する
の順に考えると分かりやすいです。

かかとが擦れやすい人は新品のうちに保護する
かかとの補強は、すべての人に必要なわけではありません。
ただし、次のような人は新品時に考えてもいいと思います。
1つ目は、もともとかかと内側が擦れたり破れたりしやすい人。
そしてもう1つが、
見た目のボリュームや全体のバランスを重視して、少し大きめのサイズを合わせるのが好きな人です。
私は後者で、ジャストサイズより少し大きめに履いたニューバランスの見た目が好きです。
その分、インソールなどでフィット感を調整していますが、サイズに余裕があれば歩行時にかかとが動きやすくなる場合があります。
そのため、かかと内側が擦れやすい靴では補強シートを使っています。
一度生地が破れてから補修するより、自分はかかとが擦れやすいと分かっているなら、新品時から保護するという考え方です。
ただし補強シートは、貼り方や剥がし方によって元の生地を傷める可能性もあります。
必要な人だけ行えば十分です。

余談ですが996(左)は縫製も細かく綺麗です。574(右)は素材も縫製もラフなのがわかります

【記事製作中:ニューバランスのかかとを補強する方法】
シューキーパーと乾燥剤を用意する
ニューバランスを大切に履きたいなら、新品時に保管方法も決めておくと管理が楽です。
私が使っているのは、
- シューキーパー
- 靴用乾燥剤
です。
シューキーパー
シューキーパーは、履いていない間の型崩れを抑えるために使っています。
高価なものが絶対に必要というわけではなく、私は100円ショップの木製シューキーパーも使用しています。
ニューバランス公式でも、直射日光や高温多湿を避けた保管に加えて、型崩れや劣化を防ぐ方法としてシューキーパーの使用や定期的な陰干しを案内しています。

【記事製作中:ニューバランスにシューキーパーは必要?】
乾燥剤
もう一つ使っているのが乾燥剤です。
靴は雨に濡れなくても、履いている間に汗や湿気を含みます。
ただし、乾燥剤を入れておけば何でも解決するわけではありません。
雨で濡れた靴や湿気を多く含んだ靴は、まず風通しの良い日陰などで適切に乾かすことが基本です。
ニューバランス公式も、使用後はブラシなどで汚れを落とし、陰干ししてから湿気の少ない場所へ保管することを案内しています。
私はその補助として、日干しなどで再利用できるタイプの乾燥剤を使っています。

【記事製作中:ニューバランスの保管に乾燥剤は必要?】
履き始めたら続けたいこと
ここまでは、買った直後に確認・準備しておきたい内容です。
ここからは実際に履き始めてから続けたいことです。
特別な手入れではありません。
毎日同じ一足を酷使しないことと、汚れや湿気をためないこと。
この2つを意識しています。
大切にしたい一足は毎日履かない
ニューバランスを長く履きたいなら、一足だけを毎日連続して履かないことも大切です。
靴は履いている間に汗や湿気を含みます。
ニューバランス公式も、毎日同じ靴を履き続けるのではなく、複数のシューズを交互に履くことを推奨しています。
もちろん、ニューバランスを何足も買う必要はありません。
ほかのスニーカーや靴と交互に履くだけでも構いません。
私は996、574、725などを、その日の用途や服装に合わせて履き分けています。
特に雨の日や長時間歩いた翌日は、履いた一足を休ませるようにしています。

履いた後は軽くブラッシングする
普段の手入れで毎回大掛かりなクリーニングをする必要はありません。
私が基本にしているのは、履いた後に状態を見て軽くブラッシングすることです。
表面についたホコリや砂をそのまま長期間ためず、その日のうちに軽く落としておきます。
ニューバランス公式でも、使用後にブラシなどで汚れを落とし、陰干しして湿気の少ない場所へ保管する「ちょいお手入れ」を紹介しています。
私は、
- ポリプロピレンブラシ
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ
- 歯ブラシ
などを、汚れや場所によって使い分けています。


【記事製作中:ニューバランスをブラシで手入れする方法】
最初から全部そろえる必要はない
ここまで紹介すると、ニューバランスを一足買うだけで大量のケア用品が必要に見えるかもしれません。
しかし、最初からすべてそろえる必要はありません。
大切に履きたいなら、私はまず、
- ブラシ
- シューキーパー
- 乾燥剤
- 防水・防汚スプレー
くらいから始めれば十分だと思います。
インソールはサイズ感や履き心地に合わせて追加・交換。
かかと補強は、かかとが擦れやすい人や、少し大きめのサイズ感を好む人が必要に応じて行えば十分です。
重要なのは、ケア用品をたくさん買うことではありません。
汚れをためない。
湿気をためない。
型崩れをできるだけ防ぐ。
まずはこの3つです。

私にとってニューバランスは、靴であり道具でもある
少し個人的な話になります。
私は高校時代からニューバランスを履いていて、これまでに996、999、1300、1700、2000などを履いてきました。
昔はMade in USAのモデルを選ぶことが多く、今のように手入れ方法や修理について深く考えていたわけではありません。
長く履いていると、ミッドソールが加水分解したり、かかと内側の生地が傷んだりして、だいたいそこでその一足の役目は終わり。
当時の私は、それを修理してさらに履き続けられるとは知りませんでした。
今はアジア製のニューバランスも普通に選びます。
モデルによってミッドソールの構造や素材も違い、以前より加水分解の影響を受けにくいものもあります。
そして何より、少し準備をして、履いた後に軽く手を入れ、必要なら修理する。
そうすれば、以前よりずっと長く一足と付き合えるのではないかと思うようになりました。
もちろん靴なので、履けば汚れます。
新品のまま保存したいわけでもありません。
それでも、できればきれいに履きたい。
汚れたら状態を見て手入れして、ブラシをかけ、湿気を逃がし、必要ならインソールやかかとの状態も確認する。
私にとっては、このあたりもニューバランスを履く楽しさの一部です。
洋服とは少し違って、ある意味ではガジェットや道具に近い感覚なのかもしれません。
使って、手入れして、状態を見ながら長く付き合う。
考えてみれば、ケアすることまで含めて趣味になっています。
これから990などの上位モデルも、また少しずつ手に入れたいと思っています。
ただ、たくさん集めたいわけではありません。
履ける数だけ。
自分で状態を確認して、きちんと手入れできる範囲だけ。
そのくらいのペースで楽しめれば十分です。
ニューバランスについて特別詳しいわけでもなければ、コレクターでもありません。
昔から何足か履いて、壊して、また買ってきた。
ただのニューバランス好きです。
だからこそ今度は、買った一足をできるだけ雑に消耗させず、履くことも手入れすることも含めて、少し長く楽しみたいと思っています。
ニューバランスは新品のときから少し手をかける
新しいニューバランスを買ったら、まずサイズと状態を確認します。
問題がなければ、
防水・防汚
→ インソール
→ 必要ならかかと保護
→ シューキーパー・乾燥剤
まで準備しておくと、その後の管理が楽になります。
そして履き始めたら、
毎日同じ一足を履かない
→ 履いた後に軽くブラッシング
→ 湿気を逃がして保管する
という簡単な管理を続けます。
汚れてから強く洗うことだけがスニーカーケアではありません。
大切にしたい一足なら、新品の状態から汚れや傷みをできるだけ増やさない。
私はこの考え方で996や574、725を手入れしています。
日常の手入れだけでなく、保管、湿気対策、経年劣化まで含めた管理については、「ニューバランスを長持ちさせる方法|毎日の管理から保管・修理まで」で詳しくまとめています。
【記事製作中:ニューバランスを長持ちさせる方法】
























