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RCカー初心者がまず最初にやるべき3つの基本セッティング(ドリフト対応)
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RCカー(ラジコンカー)のセッティングは、基本を押さえておけばどんな路面でも安定した走りができます。
特に「車高・キャンバー角・舵角」の3つは、走りの基準となる“最重要ポイント”です。

この記事では、初心者が最初に確認すべき基本セッティング3点を順番に解説します。
ラジドリにも応用できる内容なので、これから始める方も安心してチェックしていきましょう。

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セッティングの前に「リセット」する

まず最初に、マシンを一度軽く押してダンパーを1回沈ませることを忘れずに。
これは、走行状態の姿勢でセッティングを行うための準備です。
どんな調整でも「一押しリセット」をルーティンにしておきましょう。

セッティングする前には矢印の方向にダンパーステーを1回押します。これは調整は走行状態で行う必要があるためです。セッティング前には必ず1押ししてから調整するのをルーティーンにしましょう
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基本セッティングの最重要3点

  • 車高
  • キャンバー角
  • 左右の舵角

1️⃣ 車高(しゃこう)を合わせる:セッティングの基本中の基本

車高は全てのセッティングの基準になります。
まずはハイトゲージで前後の車高を測定しましょう。

  • オンロード・ドリフトカーの基本値:5mm
  • シャーシに反りがある場合 → 反り分を足して調整(例:反り2mmならハイトゲージ7mmで測る)

👉 測定位置は毎回同じ場所に固定します。
車高は「ダンパースプリングのテンション」や「スペーサーの枚数」で調整可能です。

💡初心者はまず、スペーサーで高さを変える方法から始めるのがおすすめです。

車高の測定にはハイトゲージを使いましょう
タミヤ(TAMIYA) ホップアップオプションズ OP.862 ツーリングカー ハイト&ドゥループゲージ 53862
車高は毎回同じ箇所で測定します。車高は5mmという数値を覚えておきましょう。
つまり、5mmを基準に、シャーシの反りがある場合はそれを踏まえて、合計が5mmになるようにします。※シャーシの反りが2mmの場合5+2でハイトゲージで7mmという事になります

オンロード・ドリフトカーの車高は5mmが基本!

リアも毎回同じ箇所で測定します
樹脂製などのシャーシは、裏面が反っているものがあるので、その場合はその反りも踏まえて車高を調整&測定しましょう
車高の調整はダンパーのスプリングテンションで合わせます

オイルダンパーにはスプリングテンション調整できるスペーサーが付いている場合が多いのでこのスペーサーでテンションを調整して車高を変えましょう

タミヤ R/C SPARE PARTS SP-520 C.V.A.ダンパーショート (II) ブラック
車高の高さ調整は色々方法がありますが、初心者はスペーサーの枚数調整で行いましょう

2️⃣ キャンバー角を調整する:コーナーでの安定感UP

次に、タイヤの**傾き(キャンバー角)**を整えましょう。
目安は以下の通りです。

部位推奨角度(ドリフト)
フロント6〜10度
リア0.5〜6度

測定にはキャンバーゲージを使用します。
ラジドリではフロントはロアアーム、リアはアッパーアームで調整するのが定番です。

  • フロントの調整:ロアアームの長さを変更
  • リアの調整:アッパーアームを変更

これで、曲がりやすさと直進安定性のバランスが取れます。

キャンバー角の測定はキャンバーゲージで
タミヤ ホップアップオプションズ No.1635 OP.1635 アルミキャンバーゲージ (スティックタイプ) 54635
フロントキャンバー角の調整はロアアームで

ラジドリではキャンバー角の調整はロワアームの長さを変えて行った方が、ボディとの関係性の変化が少なくて良いそうです。

リアキャンバー角の調整はアッパーアームで
リアのキャンバー角調整はアッパーアームの変更で行います

3️⃣ 左右の舵角(だこう)を確認:操作感の左右差をなくす

最後に、ステアリングの左右バランスを確認しましょう。
サーボホーンの位置が中央(サブトリム調整済み)になっているかをチェック。

  • 左右が最大限切れるか
  • フロントタイヤが左右で同じ角度になるか

ドリフトカー(2WD)では特に重要です。
必要に応じてアルミ製サーボホーンに交換すると、よりシャープな操作感になります。

左右がしっかり切れるか確認しましょう。ラジドリ(2WD)では特にフロントまわりが重要になります
アルミサーボホーンに変更でよりシャープな操作感に

アルミのサーボホーンに変更すると簡単にシャープさがでます、もちろんセッティングがちゃんと調整されている事が前提です

タミヤ ホップアップオプションズ No.1799 OP.1799 TT-02 ハイトルクサーボセイバーセット アルミホーン付 RCパーツ 54799
セッティングはあれこれ迷いますが今回の3点(車高・キャンバー角・舵角)はいつも測定&調整しましょう。基本があっていると、自分好みの走り屋や問題点も見つかってくるでしょう。悩んだら基本に立ち返るのはどの分野でも共通ですね
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✅ まとめ:基本3点は常にチェックしよう

セッティングは奥が深いですが、迷ったらいつでもこの3つを見直しましょう。

  1. 車高(ハイトゲージで5mm基準)
  2. キャンバー角(フロント6〜10°/リア0.5〜6°)
  3. 舵角(左右均等に切れるか)

これらが揃うと、走りのクセや不調の原因も見つけやすくなります。
「上手く走らない」と感じたら、まず基本に戻る。それが上達への近道です。

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