
TT-02 Type-Sは簡単にラリー仕様にカスタマイズすることができます。
ラリー仕様にすることで、未舗装路やオフロードでの走行性能が飛躍的に向上します。
初心者でも取り組みやすい手順で、愛車をラリーカーのように生まれ変わらせることが可能です。このガイドでは、具体的なカスタマイズ方法をわかりやすく解説します。
Contents
TT-02 Type-Sのラリー化は簡単です
①ダンパーボールエンドを長いものに変更
②アーム・タイロッドを調整
③フロントサスアームを削る
④デフカップとアスクルに、ウレタンブッシュやOリングを入れる
余裕があれば
フロントアクスル、ピロボール高さの調整
①ダンパーボールエンドを長いものに変更
Vパーツの1をVパーツの2に変更
これでダンパー長が長くなり、車高が上がります







②アーム・タイロッドを調整
長くなったダンパーを生かすためにアーム・タイロッドを伸ばして調整します
こうすることで車高が上がり、ダンパーの可動域を生かせ、ダート走行がスムーズになります!




①ダンパーボールエンドを長いものに変更
②アーム・タイロッドを調整
③フロントサスアームを削る
TT-02のフロントは元々可動域に制限があり、動く角度が狭く
このままだとCハブとサスアームが干渉して車高を上げることができません。
仕方ないので
フロントサスアームを削って、可動域を広げます





①ダンパーボールエンドを長いものに変更
②アーム・タイロッドを調整
③フロントサスアームを削る
④ドッグボーンの緩みに注意!
説明書通りにウレタンブッシュとOリングを入れるのが基本ですが、
車高調整後にドッグボーンの緩みなどを確認しましょう
ゆるすぎたりアキが多すぎるようならウレタンブッシュやOリング、硬めのグリスなどで
調整しましょう!
緩いままで走行すると、ドッグボーンが外れてしまうこともあります

補足:(ステアリング)タイロッドエンドの角度に注意!
車高が上がるので、ステアリング部分などにも角度がつきます
この時、タイロッドエンド(画像の赤い部分)の角度差でステアリング操作に影響する場合は
タイロッドエンドのタイヤ側にスペーサーや高めのピロボールを付けたりして調整しましょう

ラリーブロックタイヤは必須です
今回の記事では、マシン自体の変更点を解説したので
触れていませんが
ラリーマシンにはラリーブロックタイヤが必須です!
ホイールにインナーをつけてタイヤをセットします



ラリーカーの特徴
ラリーカーは、未舗装路や悪路を走行することを前提に設計された車両で、走破性や衝撃吸収性に優れたサスペンションが特徴です。RCカーにおいても、これらの要素を取り入れることでオフロード性能が向上し、幅広い環境での走行が楽しめます。
TT-02 Type-Sのフロント構造の優位性
TT-02 Type-Sはタミヤの中級ツーリングカー用シャーシで、耐久性と拡張性に優れています。このシャーシは、ラリー仕様へのカスタマイズにも適しており、以下の特徴があります。
- 車高の調整が可能:車高を上げることで未舗装路での障害物を回避しやすくなります。
- サスペンションの柔軟性:ショックアブソーバーの交換やセッティングの変更が容易で、路面状況に応じた調整が可能です。
- フロントの剛性:剛性が高いため、衝撃による破損を防ぎつつ安定した走行が可能です。
客観的データ
信頼できるサイトやブログを基に、TT-02 Type-Sのラリー仕様への改造事例を調査しました。
- 車高の調整:多くのユーザーが10mm以上の車高アップを推奨。
- サスペンション設定:柔らかめのスプリングとオイルダンパーの組み合わせが効果的とされています。
- タイヤの選択:ブロックパターンのラリーブロックタイヤが推奨され、グリップ力の向上に寄与します。
改造項目 | 推奨パーツ例 | 効果 |
---|---|---|
車高調整 | ダンパーエンド変更、フロントサスアーム削る、大径ホイール、スペーサー | 障害物回避、未舗装路での安定性向上 |
サスペンション変更 | 柔らかめのスプリング、オイルダンパー | 衝撃吸収性と走行安定性の向上 |
タイヤ交換 | ラリーブロックタイヤ | グリップ力の向上 |
結論(まとめ)
TT-02 Type-Sをラリー仕様に改造することで、未舗装路での走行性能が大幅に向上します。初心者でも簡単に取り組めるカスタマイズ方法が数多くあり、自分だけのオリジナルラリーカーを作り上げる楽しさも魅力です。このガイドを参考に、ぜひTT-02 Type-Sの新たな可能性を体験してみてください。