
WPL C24を使って遊んでいると、ESC受信機(スピードコントローラー)の交換が必要になることがあります。
このガイドでは、初心者の方でも簡単にできるように、基板の取り外しと取り付け方法を分かりやすく解説します。必要なツールや注意点を押さえながら、安全かつスムーズに作業を進めましょう。
Contents
WPL C24のESC受信機とは?
WPL C24は、リモコン操作のRCカーで、ESC受信機(スピードコントローラーと受信機が一体化した基板)が内蔵されています。
このESC受信機は、車両のスピードを制御し、リモコンからの信号を車両に伝える重要なパーツです。長期間使用していると、この基板が故障する場合がありますので、交換が必要です。
. 必要な工具と事前準備
交換作業を行う前に、以下の工具や事前準備が必要です。
必要な工具:
- 小型ドライバー(プラス)
- ピンセット(コネクタを外す際に役立ちます)
事前に確認すること:
- 作業スペースを整理し、細かい部品が紛失しないようにします。
- 必要に応じて、ボディの取り外し手順を別途確認しておくこと。
WPL C24のボディと基板の分解手順
Step 1: ボディの取り外し
まず、WPL C24のボディを外します。背面のフードを外し、ボディ全体を持ち上げて取り外してください。もし詳しい手順が必要であれば、下の動画などを参考にするとスムーズです。
Step 2: 基板周辺のデッキを外す
次に、基板を露出させるために、車両内部のデッキを外します。デッキは2か所のネジで固定されているので、これをドライバーで取り外します。

ESC受信機の取り外し方法
Step 1: 基板のネジを外す
基板は1本のネジで固定されていますので、これを慎重に取り外します。指や工具で基板を無理に引っ張らないように注意してください。

Step 2: コネクタを取り外す
次に、基板につながっているコネクタを外していきます。コネクタは非常に小さく、力を入れすぎると破損する可能性があるため、ピンセットを使って丁寧に作業しましょう。

コネクタには色分けがあります。たとえば、サーボモーターにつながるコードは黒と茶色、赤と赤、黄色とオレンジといった具合です。間違えないように、作業前に確認しておくと安心です。
ESCを取り付ける
ESC受信機を取り付ける際は、先ほど外したコネクタを逆の手順で差し込みます。
差し込む際、コネクタには突起があるので、正しい向きにセットすることができます。これにより、プラスマイナスを間違えることはありません。

サーボモーターの接続
サーボモーターのコネクタも、同様に正しい向きで差し込みます。色が一致するように接続することで、動作不良を防げます。
基板の再設置
コネクタをすべて接続したら、基板を元の位置に戻します。配線が無理に押し込まれないよう、余裕を持たせながら取り付けましょう。
ボディとデッキの取り付け
デッキを元の場所に取り付け、2か所のネジで固定します。この時、コードが断線したり、圧力がかからないように注意してください。
バッテリー接続用のコネクタ
最後に、バッテリー接続用のコネクタを車体の外に出しておくことを忘れないようにしましょう。これを忘れてしまうと、後でバッテリーを接続する際に困ってしまうことがあります。
まとめ:他のモデルにも応用可能な基本手順
WPL C24のESC受信機の交換手順は、他のモデルでも基本的に同じです。C34など、少しボディの取り外し方法が異なるモデルもありますが、ESC受信機の接続方法は共通しています。もし分からないことがあれば、コメント欄で質問をするか、他の関連動画を参照してください。
今回紹介した手順を参考に、安全に作業を進めてください。