
ラジコンドリフトには、主に2駆(RWD)と4駆(AWD)があります。
初心者が迷いやすいのは、4駆の方が安定して簡単そうに見える一方、現在の1/10ラジドリでは2駆+ジャイロが主流だからです。
この記事では、どちらが優れているかではなく、走らせる場所と遊び方から2駆と4駆の選び方を整理します。
2駆(RWD)で始めると決めた後は、ヨコモとRêve Dなど、専用メーカーの違いを確認すると最初の候補を絞りやすくなります。
ラジドリメーカーの選び方|初心者はヨコモかRêve Dを選べばいい理由
結論|本格的な1/10ラジドリなら2駆+ジャイロ
1/10サイズで本格的なラジドリを始めたい初心者は、基本的に2駆(RWD)+ジャイロを選びます。
現在の専用ラジドリシャシーや走行情報は、2駆を中心に揃っています。後輪だけを駆動するため、実車の後輪駆動に近い考え方で操作できます。
4駆(AWD)は、グリップ走行とドリフトの両方を試したい人や、すでに4WDシャシーを持っている人の選択肢です。
「4駆の方が安定するから初心者向け」と一括りにはできません。車体を滑らせることと、角度を保ってドリフトを続けることは別だからです。

ラジコンドリフトとは?
ラジコンドリフトは、タイヤをスライドさせながら車体をコントロールし、カーブを滑らかに曲がる技術です。リアルなドリフト走行に似た技術を楽しむことができ、タイヤのグリップやアクセルワーク、ステアリング操作が重要になります。
ラジコンでドリフトする基本、2駆と4駆の駆動方式と違いを知る
ラジコンでドリフトするには2駆(RWD後輪駆動)と4駆(AWD)のふたつの駆動があり現在は2駆(RWD後輪駆動)がラジコンドリフト界では主流です。
2駆(RWD後輪駆動)が主流になった訳は一言で言うと操作のしやすさ=ドリフトが簡単にできるからでしょう。
2駆(RWD後輪駆動)は構造がシンプルなのでメンテや組み立ても簡単で何よりジャイロの登場でドリフト走行が誰でもできるようになったという歴史があります。
その上、駆動形式が実車のドリフト車と同じなのでリアルさもあり人気になる要因が集まっています。
ジャイロ搭載以前ではAWDがその走行性能の高さから主流でしたが、技術的には簡単なものではなかったようです。

2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆動)の基礎知識
| 比較項目 | 2駆(RWD) | 4駆(AWD) |
|---|---|---|
| 駆動 | 後輪を駆動 | 前後のタイヤを駆動 |
| ジャイロ | 通常使用する | 必須ではなく車種による |
| 現在の1/10ラジドリ | 主流 | 一部で使用 |
| 操作 | ジャイロとスロットルで姿勢を作る | 前後の駆動力を使って滑らせる |
| 向いている人 | 専用ラジドリを続けたい人 | グリップ走行と兼用したい人 |
ラジドリで「2駆」と呼ぶ場合は、主に後輪駆動のRWDを指します。
2駆はジャイロなしではスピンしやすくなりますが、専用シャシーと適切なジャイロを使用すれば、初心者でも練習を始められます。
4駆は前後のタイヤを駆動するため車体を滑らせやすい場合があります。ただし、狙った角度や走行ラインを維持する操作が必ず簡単になるわけではありません。
2駆(RWD後輪駆動)ドリフトマシンの特徴
2駆(RWD後輪駆動)のRWDはリアホールドドライブと呼ばれリアタイヤで駆動する意味です。現在のドリフトシーンでは主流の2駆(RWD後輪駆動)、そのマシンの特徴を見てみましょう
構造がシンプル
4駆(ラジコンカー全体で見ると4駆の方が多い)に比べるとパーツも少なく構造もシンプルです。パーツが少ないと言うことはメンテナンスが楽で壊れにくいという事になります
ジャイロはマスト
2駆(RWD後輪駆動)でのドリフトにジャイロは欠かせません。ジャイロの登場でラジコンドリフトが初心者にも楽しめるジャンルになったと言ってもよいほど必須なアイテム
リア駆動は実車と同じ挙動
実車のドリフトマシンと同じ駆動形式なのでリアルなドリフトが楽しめます
2駆ドリではフロントの切れ角も重要です
2駆(RWD後輪駆動)ドリフトで一番重要かもしれないフロントの切れ角です。コーナリングに関係するこの切れ角は2駆ドリにとってはキモで、この切れ角に拘りや趣向が出たりします

2WDラジコンドリフトの特徴とメリット・デメリット
特徴:
2WDのラジコンは後輪駆動が主流で、リアタイヤのみが動力源となります。ステアリングやアクセルワークの影響を直接受けやすいため、ダイレクトな操作感が味わえますが、熟練したテクニックが求められます。
メリット:
- 構造がシンプルで軽量、部品交換やメンテナンスがしやすい
- ダイレクトな操作感があり、ドリフトのコントロールがしやすい
- スリリングな走行感を楽しめる
デメリット:
- スピンしやすく、操作にはある程度の技術が必要
- 悪路や滑りやすい路面での安定性が低い
- 直進安定性に劣るため、初心者には操作が難しい
現在の主流は2WD、ジャイロをつける事で初心者でもドリフト走行をすぐに楽しめます
2駆ドリではジャイロの種類だけでなく、取り付け方向とゲイン設定も確認が必要です。
【保存版】2WD(RWD)ドリフトで知っておきたいジャイロのすべて(設置・設定・おすすめ)
4駆(AWD)ドリフトマシンの特徴
4駆(AWD)ドリフトマシンはラジコンでのドリフトが始まった時代に人気だった駆動形式です。現在も一定層の支持はありますが、操作や構造が簡単ではないのと、より多くの知識が必要なので初心者には少し敷居が高いかもしれません
構造が複雑
4駆(AWD)なので2駆よりもパーツが多く構造も少し複雑になり、セッティングやメンテも少し知識と経験が必要です
走行安定性がある
4駆(AWD)は走行の安定性が抜群で、迫力のある挙動を可能にします
初心者には練習が必要
4駆(AWD)は2駆(RWD後輪駆動+ジャイロ)ドリフトのように誰でもすぐドリフト走行ができるとは限りません。ある意味そのハードルが楽しさでもあるとは思います。

出典:YOKOMO
4WDラジコンドリフトの特徴とメリット・デメリット
特徴:
4WDのラジコンは前後のタイヤすべてが駆動するため、安定した走行が可能です。特にドリフト初心者や高グリップを求める方に向いています。
メリット:
- 高速走行や直進時に安定性があり、操作が簡単
- 初心者でも比較的扱いやすい
- 悪路でもしっかりとしたグリップが確保される
デメリット:
- 駆動系が複雑で、重量が増えるためコストが高くなりがち
- 部品交換やメンテナンスに手間がかかる
- 操作感がマイルドになり、スリルを感じにくいこともある
タミヤの4WD車でドリフトを考えている場合は、通常のTT-02とドリフト仕様のTT-02Dの違いを先に確認してください。
TT-02とTT-02Dの違い|初心者はどっちを選ぶ?
初心者は2駆と4駆のどちらを選ぶ?
本格的にラジドリを続けたいなら2駆
専用サーキットで走らせたい人や、実車の後輪駆動に近い動きを楽しみたい人は、2駆(RWD)が基本です。
2駆では通常ジャイロを使用します。ジャイロは車体の向きを検知し、ステアリングを補正してスピンを抑えます。
グリップ走行と兼用するなら4駆
ドリフトだけでなく、通常のグリップ走行も楽しみたい場合は4駆(AWD)が候補になります。
TT-02Dなど、4WDシャシーを基にしたドリフト仕様車もあります。すでにTT-02系を所有している人が、ドリフトを試す場合にも選択肢になります。
迷ったら走らせる場所から決める
専用サーキットで本格的に続けるなら2駆です。
駐車場などでグリップ走行とドリフトを試すなら4駆も候補になります。
駆動方式だけで決めず、走行場所、完成済みか組み立て式か、必要なメカ類まで確認して選びます。
駆動方式が決まったら、走行に必要なメカ類とドリフトタイヤを確認します
RCカーでドリフトするためのシャシーに必要な5つの基本アイテム【初心者必見】
まとめ|現在のラジドリでは2駆が基本
現在の1/10ラジコンドリフトでは、2駆(RWD)+ジャイロが主流です。
本格的にラジドリを続けたい初心者は2駆、グリップ走行と兼用したい人や、所有している4WD車で試したい人は4駆が候補になります。
4駆だから簡単、2駆だから難しいとは一律に判断できません。使用する車体、ジャイロ、走行場所によって難しさが変わります。
駆動方式を決めた後は、シャシー、ジャイロ、送信機、モーター、ESC、ドリフトタイヤの順に必要なものを確認します。
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2026年7月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

























