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はじめに:車中閉じ込めは「他人事」ではない
近年、異常気象や突発的な自然災害が頻発しています。特に、集中豪雨やゲリラ豪雨による車の水没事故が増加傾向にあることをご存知でしょうか?
実は、普段何気なく使っている車が災害時には“危険空間”に変わる可能性があるのです。
あなたや大切な家族の命を守るために、万が一に備えて車に「緊急脱出用ハンマー」を常備しておくことが、非常に重要になってきています。
実際に起きた災害事例|車中閉じ込めで命を落とした人々【出典あり】
● 平成30年7月豪雨(西日本豪雨)
国土交通省の報告によると、平成30年7月の西日本豪雨では、岡山県倉敷市真備町を中心に多くの車両が水没。車中で助けを待つ間に水かさが増し、逃げ遅れて亡くなった人が多数報告されています(出典:国土交通省災害報告)。
この災害では「自力で脱出できなかった」「ドアが開かなかった」といった証言が多く寄せられ、車内で閉じ込められる恐怖が多くのメディアでも取り上げられました。
なぜ車の窓やドアは脱出困難なのか?【理論解説】
災害時、なぜ車のドアや窓から簡単に脱出できないのでしょうか?その理由は次のとおりです。
● 水圧の影響
車が水没すると、わずか30cmの水位でもドアには100kg以上の水圧がかかるとされています。これにより、内側からドアを開けるのはほぼ不可能になります。
● 強化ガラスの存在
車の側面ガラスは「合わせガラス」や「強化ガラス」でできており、非常に割れにくい素材です。素手や車内の小物程度では割ることはできません。
● 電動系統の故障
事故や水没時には電気系統がダウンし、パワーウィンドウも作動不能になるケースがほとんどです。
これらの理由から、緊急時には専用の脱出ツールが必要なのです。

緊急脱出ハンマーとは?種類と特徴を比較
● 金づちタイプ
もっとも普及しているタイプで、ウィンドウに直接叩きつけて割る仕様。反射シート付きやシートベルトカッター搭載型が主流で、シンプルで誰でも扱いやすいのが特徴です。
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↑こちらを購入しました
交通事故・アンダーパスでの水没で車のドアが開かなくなった時に使用する緊急脱出ハンマー。使用のコツは、ガラスの隅を垂直に数回叩くことです。これはガラスの性質上中央に行くほど弾性が有り割れにくくなるからです。また、フロントガラスは叩いても割れないのでサイドガラスと覚えておきましょう。 pic.twitter.com/U8OzUn9USX
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 30, 2019
● ピックタイプ(多機能型)
持ち運びに便利なコンパクト設計で、ポケットサイズの製品も多いです。加えて、ナイフやドライバーなどサバイバル機能が複合されているモデルも多く、アウトドア用途にも適しています。
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● ポンチタイプ(スプリング式)
力を加えず、ボタン一つでガラスを粉砕できる構造。高齢者や子どもでも扱いやすく、小型キーホルダー式モデルもあり、社用車やレンタカーにも最適です。
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購入したのは金づちタイプの「緊急脱出用ハンマー」
これにした理由は安価・2個セット・緊急時簡単に使えるという3点が主な理由です。緊急自体に使い方が複雑だとあわてて危ないかも!と思い多機能タイプではないものにしました。シンプルなほど間違いは無いと思います











実際に購入して車に常備|使用感とメリット
私が実際に購入したのは**金づち型の緊急脱出ハンマー(2個セット)**です。主な理由は以下の3点:
- 価格が手頃
- シンプル構造で緊急時に迷わず使える
- 反射板付きで暗所でも見つけやすい
また、シートベルトカッター機能付きで、ベルトが外れないトラブル時にも対応可能。万が一のときに命を守る準備として、とても心強く感じました。
命を守る脱出ツールの選び方|3つのチェックポイント
- 誰でも簡単に使える設計か?
→ パニック時にも扱いやすいシンプル構造が安心。 - シートベルトカッターは付いているか?
→ 脱出の妨げになるベルトトラブルに必須。 - 保管場所に困らないサイズ・取付方法か?
→ グローブボックス、シート下などに置けるか要確認。
その他のおすすめ防災グッズ
「緊急脱出ハンマー」だけでなく、以下の車載防災グッズも常備しておくとさらに安心です:
まとめ:緊急脱出ツールは“車に乗る人全員の必需品”
災害はいつ、どこで起こるかわかりません。自分だけでなく、家族や同乗者の命を守るためにも、車内に「緊急脱出ハンマー」を常備することは、もはや“防災の常識”といえるでしょう。
車に乗る=リスクがあるという現実を受け止め、備えを怠らない姿勢が、命をつなぐ第一歩です。
ゲリラ豪雨など異常気象が増えている昨今、万が一の際に自分とまわりの人の大切な命を守るため、車用緊急脱出ハンマーは必ず常備すべき「車載常備品」です。今回は入れてませんが、「三角停止板」「蛍光タスキ」「非常信号灯」といった、二次被害を予防する緊急グッズも併せて常備しておくとより安心です。






















