
車を水平に前後から見たタイヤの傾き角をキャンバー角と呼び、タイヤがハの字ならネガガティブキャンバー、逆ハの字ならポジティブキャンバーです。R/C CAR(ラジコン)では一般的にキャンバー角はアッパーアームの長さで調整します。
アッパーアームを短くすると、車両を進行方向から見たときにタイヤはハの字(ネガティブキャンバー)になり、コーナリング時のグリップ力が高まりますが、角度をつけすぎると直進安定性は低下するので、0.5~1.5度前後が一般的です。

一方ラジドリではキャンバー角の調整はロワアームの長さを変えて行った方が、ボディとの関係性の変化が少ないく良いそうです。
一般的なマシンではアッパーアームがロアアームよりも短く、サスペンションが縮むとキャンバー角が強くなる。

シャーシによってはこの変化量を調整するためシャーシ側のアッパーアームのマウント部に複数穴があり、これを利用してアッパーアーム長を変え、コーナリング時の特性を味付けできます。アッパーアームを標準よりも短くするとサスペンションが動いたときのキャンバー角の変動が大きく、の挙動はクイックに。
逆にアッパーアームが長くなると、キャンバー角の変化が抑えられて安定志向になります。
また、アッパーアームマウントの高さをスペーサーで調整することでも同様の効果が得られるようになっており、高い位置にするとサスペンションが動くときのキャンバー角の変動が多く、低い位置にするとキャンバー角の変化が少なくなります。
参照:TAMIYA
セッティングのキモはキャンバー角だというが。。。

操作性を調整する場合はリアのキャンバー角、フロントはタイヤの摩耗との兼ね合いで調整したい、私のような初心者は初め割としっかりとキャンバー角をつけフロント・リヤ共に6度位つけてから調整していくのが良いでしょう

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簡単にー5から22度までキャンバー角を計測する事が出来る


R/C CAR(ラジコン)ではちょっとした接触でキャンバーは狂いますので、しっかり測定して最適な数値を見つけ、セッティングを固めていくのが理想ですね。
私も毎回きちんとキャンバーを測ってセッティングするようにしたいと思います。
キャンバー角と合わせて車高も測ることをセットで行うが良いですね。セッティングやアライメントはトータルバランスなので、固まった数値はないです
コースの路面状況や走りたいイメージやスタイルによって自分好みを探っていくしかないです。実はこそがR/C CAR(ラジコン)の楽しみの一つでもあり、悩みでもあるようですね。
調整・変更は一カ所ずつ地道に
セッティングはいくつもの要素が関係して、全体のバランスで成り立つので、地道に一箇所ずつ好みと理想に近づけていくしかないですね。
タイヤサスペンション、ギヤ比、モーター、ステアリング特性、タイヤ、デフギヤ、車重配分、ホイールアライメント(トー角・キャスター角・キャンバー角)、車高...これはハマった人は楽しくて仕方ないでしょうね。
特にラジドリは実車と同じ楽しみを好きな車種でそのまま楽しめます。私も一つずつ考えながら理想の走りを想像してセッティングを固めて行ければ最高なのですが
セッティングにはセッティングボードが必須です
R/C CAR(ラジコン)の各種設定にはセッティングボードを使いましょう、下が平面じゃないと、正確な数値が測れなくなり、セッティングの意味がなくなってしまいます
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2020年5月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。