
ラジコンカー用バッテリーは、種類によって扱いやすさ、パワー、走行時間、管理方法が変わります。
初心者が最初に迷いやすいのは、ニカド、ニッケル水素、LiPo、LiFeの違いです。
結論から言うと、最初の1本は「車体に対応していること」「充電器が合っていること」「コネクターが合っていること」を優先して選ぶのが安全です。
扱いやすさを重視するならニカドやニッケル水素、パワーや走行時間を重視するならLiPo、安全性やタミヤ公式レースを意識するならLiFeが候補になります。
この記事では、ラジコンカー用バッテリーの種類と特徴、初心者が選ぶときの注意点を整理します。
グラスホッパー2などタミヤの入門バギーで、まず純正に近いバッテリーから考えたい場合は、7.2Vニカドバッテリーの特徴を先に確認しておくと選びやすくなります。
→ タミヤグラスホッパーに最適!タミヤ 7.2Vニカドバッテリー(Ni-Cd)の特徴と使い方:初心者向けガイド
Contents
ラジコンカーのバッテリーは種類が多い
ラジコンカーに使うバッテリーは充電式で繰り返し使えてハイパワーなものが多いが出力・容量・価格などの違いでいくつかのタイプがあります。そのタイプをそれぞれ見ていきましょう
バッテリーのタイプは4種類あります
ラジコンカーに使用されているバッテリーは大きく分けて4タイプあります
1.ニカド/ニッカド
幅広く使えるベーシックバッテリー
ニカドやニッカドと呼ばれているタイプで正式名はニッケルカドニウムバッテリー。電動のラジコンカーで40年以上前から使われているベーシックなタイプ。パワーはそれなりだが安価で扱いやすくビギナードライバーに最適だが、細かく言うと、このタイプのバッテリーは使い切ってから充電する必要があり、使用後には放電器で適切に放電させると、よりよいコンディションを保つことができるという管理が必要な面もあり上級者向けの側面もあります。オンロードカーからオフロードバギーまで車種を選ばず幅広く使えます。大きいのが少しデメリットかも廃棄は専用リサイクルに
↑定番のタミヤ製電動ラジオコントロールモデル用の7.2Vニカドバッテリー。急速充電に適し、優れた放電特性を持つとともに十分な容量を確保。こちらはバッテリーの中でスタンダードタイプといわれる形の種類
↑安価で買えるバッテリー。劣化も少なく保管にも気を使わなくてよいので初心者にもオススメ。
↑コネクターをつなぐだけで簡単に放電できるオートディスチャージャーです。LEDランプで放電終了が確認できます。ニッケル水素、ニッカドバッテリー対応タミヤコネクタータイプ。4.8~8.4V対応過放電防止回路付。
2. ニッケル水素
大容量ハイパワーで環境に優しい
上のニカド/ニッカドの進化版的なものがニッケル水素。充電・過放電に強く安全性の高さと程よい価格帯が特徴。やや重いのが気になるかも?
↑扱いやすさと手ごろな価格で人気のニッケル水素バッテリー。初心者の2本目に良いかも?
3.リチウムポリマー(Li-Po)
現在ラジコンカーバッテリーの主流
歴史は浅いがその圧倒的なパワーと駆動時間から瞬く間に、バッテリー界の主役に躍り出たのがリチウムポリマー(Li-Po)バッテリー。取り扱いに注意が必要なのと過放電に弱く、扱うのに少しデリケートな部分もあります
↑安定した出力特性で人気の高い、ヨコモ製RCカー用リチウムポリマーバッテリー。容量は3000mAh。バッテリー本体は衝撃に強く扱いやすいハードケース入りで、振動や衝撃でケーブルの被覆がはがれないよう、コード出口にはゴムブッシュが取り付けられた安全設計。内部電圧を調整するためのバランスコネクターも接続され、コンディション管理も万全。
定格電圧:7.4V。
↑ヨコモ Li-po 6000mAh LCGは放電出力100Cのハイパワーバッテリーで、ハイエンド ツーリングカー レースでも余裕のパワーを発揮。 また、薄型低重心なLCGタイプですのでマシン搭載時の運動性能を向上させ、高いコーナリング スピードでも安定した走行を可能。バッテリー端子はΦ4mmのヨーロピアン コネクター仕様。こちらはバッテリーの中で角型バッテリーといわれる形状
LiPoはパワーと走行時間の面で魅力がありますが、初心者がいきなり選ぶべきかは車種や使い方で変わります。2WDバギーでLiPoを使う場合の注意点は、別記事で整理しています。
→ 2WDバギー LiPoバッテリーは使える?|注意点と条件の整理
4.リチウムフェライト(Li-Fe)
安全性が高くタミヤのレースでは必需品!?
全性に優れた新世代バッテリー。自己放電が極めて少なく、約1000回の充放電が可能。大電流放電を想定したDEANSコネクターを標準装備した。充電式電池特有のメモリー機能がないのが特長。
↑RCモデル用に開発されたエネルギー密度の高い高性能なパック式リチウムイオン充電電池。急速充電に適し、大放電が可能な優れた放電特性を持つとともに、高い安全性も特徴です。「自己放電」が非常に少なく、また充電式電池特有の「メモリー効果」が発生しないため、放電器を使用して電池のコンディションを整えるなどのメンテナンスが不要。しかも、約1000回もの充放電が可能です。
タミヤの公式レースではリポバッテリーが使えないので必需品。タミヤではリチウムイオンという呼び名になっています
↑ニッカドパックと同等サイズ。134×45×23.5 (mm)!旧車からエントリー車まで、シャーシを選ばず搭載可能!Li系バッテリーデビューに最適。使い勝手に優れたタミヤタイプコネクタを採用。バランス端子はJST-XH。使いやすい重量210g!扱いやすい出力特性で、あらゆるジャンルに最適なパワーを提供!耐衝撃性に優れたハードケースを採用。クラッシュなどによる衝撃にも強いタフネス仕様!
初心者は、いきなり高性能なバッテリーを選ぶより、まず車体と充電器に対応しているかを確認することが大切です。
とにかく安く、純正に近い形で始めたい
→ ニカド/ニッカド
扱いやすさと容量のバランスを取りたい
→ ニッケル水素
パワーと走行時間を重視したい
→ リチウムポリマー、LiPo
安全性やタミヤ公式レースを意識したい
→ リチウムフェライト、LiFe
迷った場合は、車体の説明書、ESC、充電器、コネクターの対応を確認してから選ぶのが安全です。
バッテリーのコネクターにも種類があるので注意!
バッテリーのコネクターに複数種類があります。ESCや充電器にも対応しているものを選びましょう
7.2V型コネクター
一般的なのが7.2V型コネクター。タミヤ型ともいわれます
2Pタイプコネクター
2Pタイプは接触面が多く電気抵抗が少ないのでより大きな電流を流せます
ヨーロピアンコネクター
レース用のバッテリーなどに多く使われている筒型のコネクター。バッテリーの端子穴に合わせた大きさ(直径)を使いましょう
TT-02のような入門シャーシで使う場合は、バッテリー単体ではなく、車体・ESC・充電器との相性も合わせて確認しておくと失敗しにくくなります。
→ タミヤのツーリングカーTT-02は初心者からレースまで対応している万能定番シャーシにして親切すぎる販売形式・オススメモーターもご紹介
ミリアンペアについて
mAh、容量、走行時間の考え方
バッテリーにはmAhという数字が書かれています。これは容量の目安です。
基本的には、mAhの数字が大きいほど走行時間は長くなりやすいです。ただし、実際の走行時間はモーター、車重、路面、ギア比、走らせ方によって変わります。
そのため、6000mAhだから必ず3000mAhの2倍走る、という単純な計算にはなりません。初心者は、容量だけでなく、車体に載るサイズか、充電器が対応しているか、コネクターが合っているかも合わせて確認しましょう。
色々試しましたが、今はこのラジコン用バッテリーに落ち着いています。
作業の流れが崩れにくい点が助かっています。





























