Design
フォトショップ【ワープ機能】で動きのあるフラッグロゴを簡単に作る方法
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旗が風になびいているような動きのある形のデザインをつくりたいときに、初心者にとってベジェ曲線やペンツール等を使ってつくる方法は少し難しいもの。

そんな時にフォトショップのワープ機能を使えば、誰でも簡単にオブジェクトを旗がなびいているような形に出来ます。

今回は旗の形状を生かしたロゴを作り、
それを使ってTシャツのデザインとイメージビジュアルに展開していきましょう

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フォトショップのワープ機能を理解すればロゴ制作やビジュアルデザインが今より簡単につくれます

フォトショップのワープ機能を使えば旗が風になびく感じを簡単につくれます。

この機能はロゴデザインや画像加工にも使えます。
特にロゴ制作では最初のイメージアイデアを出すのに
素早く多数のデザインを作る手助けとなるでしょう。

使いこなせば大変便利な機能なので是非覚えておきたい機能です

ワープの変形とは

ワープ」コマンドを使用すると、コントロールポイントをドラッグして画像の形状、シェイプ、パスなどを操作できます。オプションバーのワープポップアップメニューのシェイプを使用してワープすることもできます。ワープポップアップメニューのシェイプは、コントロールポイントをドラッグして変形することができます。

Photoshop ワープの使用
ワープの使用

出典:Adobe



ロゴデザインの作り方

ファイルは任意でOK。※使用する大きさに設定。画面上だけで使用するなら72ピクセルインチ・印刷用途なら350ピクセルインチ
Garrettのフォント文字はRemachine Script
新規レイヤーを作り
黒で塗りつぶして背景におきます
motors tokyoの文字はDIN 1451 Stdを使用
長方形でmotors tokyoの文字を囲います。
この長方形枠は【レイヤー→レイヤースタイル→境界線】でフチの太さや色を後から調整できるようにします
Garrett文字の下のラインを真っ直ぐにする為
角度を調整
Garrettの下のラインができるだけ直線になるように、出っ張りもなくします
文字kとyの長方形枠から飛び出している部分を消します
長方形の枠内に文字を収めるのは、旗の形状に見えやすくする為です

文字に角度(シアー)をつけていきます。これは最終的な形が綺麗にみえるようにする為の処理です
ロゴのベースができたら、ワープ機能を使います
【編集→変形→ワープ→旗】
【編集→変形→ワープ→旗】
ちなみに旗ではなくカスタムを選べばより細かい調整ができます

風になびく旗のような雰囲気になりました。これでロゴは完成です

イメージビジュアルの制作

ビジュアル用の素材を探します

イメージビジュアルは今は無料素材でも高品質なものが多くあります。今回はpexelsで探してみます。
ロゴは風になびく感じですが、ビジュアルは静かな空気感にコントラント・彩度低めの女性メインのイメージを探しました

古いアメリカンダイナーの感じを探してみました
ちょうどよさそうなのがありました、目線アリだと強すぎるので、表情も少しだけ見えているものにしました

PEXELS
PEXELS世界中の高品質な無料写真ばかりが揃っているストックフォトサービス。個人利用・商用利用ともに可能で、クレジット表記不要です。写真にはダウンロード先ページをリンクしているので、ほしい写真が見つかったらすぐに使えます。日本語にも対応していますが検索は英語でもした方が探しやすいですよ

写真にロゴを置いてみました、少し違和感を感じたので全体のトーンを合わせることにしました
ピンク系の淡いトーンでまとめることにします。まずはピンク色に塗った新規レイヤーをロゴと写真の間に置きます

ピンクのレイヤーを乗算・不透明度40%にしました、これで少しアンダー(暗め)でピンク系のトーンでまとまりました。
フォトショップを使ったポスターデザイン
完成したビジュアル。全体のアンニュイな雰囲気と女性のバランスが気にいってます

別のビジュアルの作ってみる

もう少しアンダー(暗め)なトーンでビジュアルを作ると良いかも?と思い
イメージに会う画像をpexelsで探してDLしました

この位暗めの方が今回の気分に合いそうです

色味を少し入れて、柔らかさと雰囲気を出します

先程と同じピンク系のトーンでまとめました
ポスターデザイン
完成したビジュアルデザイン

Tシャツデザインにしてみます

このロゴはTシャツデザインにも使えるように作ったのでTシャツに実際にいれてみましょう

Tシャツはヘザーグレーを選びました
白のまま置いてみます
いい感じです
色を変えるにはロゴレイヤーの上に色のレイヤーを入れて、レイヤーの間をAlt(⌘)+クリックすると、上のレイヤーは下のレイヤーでクリッピングされ、文字の中に色が入ります

※説明している方法には他のツールを使って制作できる方法もあります
※今回使用した素材は個人的な使用目的で使用しています
※2021年3月時点での情報になります

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