
「世界に一つだけのマグカップを、誰でも100円+αで作れる」
そんな夢みたいなDIY、試してみたくありませんか?
この記事では、100円ショップで手に入る無地のマグカップとカッティングフィルムを使って、自分だけのデザインが作れるDIY方法を超具体的に解説します。
初心者でも安心してマネできるように、使用アイテム・作業のコツ・注意点・応用アイデアまで網羅しました。
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Contents
1. 100均でマグカップを選ぼう|セリア・ダイソーのおすすめアイテム
今や100均はDIY素材の宝庫。最近では、デザイン性・機能性の高いアイテムが続々と登場しています。
✅ リメイクに向いているマグの特徴:
- 無地・マット素材であること(貼りやすく、映える)
- 電子レンジ可・耐熱素材(実用性アップ)
- 蓋付き・取っ手付き(ギフトにも最適)
↑マットな質感で雰囲気あります。ダイソー製
↑キャンプの王道ステンレス。ダイソー製
↑オーソドックスな形で無地がリメイクやカスタムには向いていますね。セリア製
▶ 今回選んだのはこちら:
- 商品名: セリアのキャンプ用品コーナーで販売されている蓋付きプラスチックマグ
- 素材: ポリプロピレン
- 容量: 360ml
- 耐熱温度: 140℃(電子レンジOK)
- 価格: もちろん税込110円!
軽量で割れにくく、アウトドアにも日常にも使える万能カップ。無地だからリメイクの自由度が高く、初DIYにはぴったりです。


2. デザインを考える|まずはシンプルでOK!
「何をデザインしよう?」と迷う方も多いと思います。
最初は以下のようなアイデアから始めるのがおすすめです:
- 名前・イニシャル
- 推しのキャラ・アイコン
- おしゃれな英単語(例:GEEK、COFFEE、GARAGEなど)
- キャンプ・コーヒー・猫など趣味系モチーフ
▶ デザイン例:
今回の制作では「GEEK」の文字とガレージ風のエンブレム風イラストを組み合わせました。フォントを選んでレイアウトするだけでも、立派なデザインになります。

3. カッティングマシンで出力|Silhouette CAMEOが超便利
▶ 使用機材:
- カッティングマシン: Silhouette CAMEO3
- ソフト: Silhouette Studio(デザイン作成またはDXF形式の読み込み)
- カッティングフィルム: オラカル651(黒・白)
オラカル651って?
- 裏面は永久接着糊付き
- 屋内外で使える耐久性◎のカッティングフィルム
- 厚み70μで柔軟性があり、初心者でも扱いやすい
- フィルムをカッティングマシン用台紙に貼る
- ソフトでデザインを読み込む(Illustratorで作った場合はDXFで)
- 出力前にテストカットを必ず実施!
- フィルムをカット
- 余分な部分(不要な部分)を「カス取り」
- 転写シートを貼ってバラけ防止











4. 貼り付け作業|ズレないコツと失敗しないポイント
貼るときが一番緊張するポイント。でも大丈夫。以下を意識すればほぼ失敗しません!
✅ 貼るときのポイント:
- 気泡が入ったら針で小さな穴を開けて逃がす
- 小さく分割して貼るとズレにくい
- 一度に全部貼ろうとしない
- 貼る位置は軽く鉛筆でガイド線を引くと正確に
- 転写シートの上からスキージ(ヘラ)でしっかり圧着







5. 完成!100均とは思えない仕上がりに感動
世界に一つだけのオリジナルマグカップ、完成です!
想像以上にしっかりしていて、洗ってもすぐにはがれたりしません(※手洗い推奨)。




✅ 活用アイデア:
- 家族や友達へのプレゼント
- アウトドアグッズとして持参
- 子供の名前を入れて保育園用に
- 「推しマグ」として部屋に飾る
- イベントの記念品にしても◎
「カッティングマシンは高そう…」と思った方へ。
実は最近は初心者向けの手頃な価格帯のモデルも多数あります。以下に今回使った、もしくは同等品のおすすめリンクをまとめました。
使用したおすすめアイテムはこちら:
アイテム名 | 商品リンク(例) |
---|---|
Silhouette CAMEO または最新機種 | 🔗 Amazonで見る |
オラカル651 カッティングシート(黒・白セット) | 🔗 商品を見る |
転写シート(セット品) | 🔗 サイトで見る |
スキージ(貼り付け用ヘラ) | 🔗 Amazonで見る |
FAQ(よくある質問)
Q1. 100均のマグって、本当に貼っても大丈夫?すぐ剥がれませんか?
A: 使用するカッティングフィルム(オラカル651など)が高品質であれば、しっかりと貼りつきます。ただし、コーティングされたツルツルすぎる素材や油分が残っていると剥がれやすくなるので、貼る前に必ずアルコールなどで脱脂してから貼りましょう。
Q2. 食洗機や電子レンジは使えますか?
A: 食洗機は避けてください。高温・水圧・洗剤の影響でフィルムが劣化する可能性があります。電子レンジはマグの素材自体が対応していればOKですが、フィルム部分には直接加熱がかからないように注意を。
→ 基本は“手洗い推奨”です。
Q3. カッティングマシンがなくても作れますか?
A: もちろん可能です!
ハサミやクラフトナイフで切れる市販のステッカーシートや、文字パーツが最初からカットされている転写シールを使う方法もあります。
ただし細かいロゴやイラストの再現度はカッティングマシンの方が圧倒的です。
Q4. 剥がした後のベタつきはどうすればいい?
A: 残った粘着部分は、市販のシール剥がしスプレーや、中性洗剤+アルコールで落とせます。熱を少し加えて(ドライヤーなど)柔らかくしてから剥がすと、跡が残りにくくなります。
Q5. どのフィルムがおすすめ?
A: 初心者なら断然「オラカル651」シリーズがおすすめ。柔らかくて貼りやすく、屋内外での耐久性も高いため、DIY・クラフト用途で世界的に人気があります。
よくある失敗例とその対処法
❌ 失敗1:カス取りで細かい部分が破れた…
原因: フィルムのカット圧が強すぎる or 弱すぎる、または細かすぎるデザインを選んだ
対処法:
- テストカットを必ず行う
- 細かすぎるフォント(筆記体など)を避ける
- 作業は明るい場所で、ピンセットや専用ツールを使って丁寧に
❌ 失敗2:フィルムが空気で浮いてしまった…
原因: 転写時に空気が入りすぎた or スキージ圧が弱い
対処法:
- スキージ(ヘラ)で中央→外側に空気を押し出すようにしっかり圧着
- 小さな気泡なら、針で穴を開けて空気を逃がすと◎
❌ 失敗3:貼った位置がズレた…
原因: 転写シートをいきなり全体貼りしてしまった
対処法:
- 一部だけ最初に固定し、位置を確認しながら少しずつ貼る
- 不安な場合はマスキングテープで位置を仮留めしてから貼りましょう
❌ 失敗4:マグの表面に油分が残っていて貼りつかない
対処法:
- 食器用洗剤でしっかり洗い、アルコールティッシュまたは無水エタノールで脱脂してから貼りましょう
❌ 失敗5:すぐ剥がれてしまった…
原因: 粘着力の弱いフィルム or 表面の材質と相性が悪い
対処法:
- 信頼性のあるカッティングシート(例:オラカル651)を使う
- ツルツルしすぎる素材の場合はサンドペーパーで軽く表面を荒らすのも一手(※慎重に)
まとめ:失敗を防げば、誰でもプロ級の仕上がりに!
「難しそう」と感じるDIYでも、よくある失敗と対処法を事前に知っていれば成功率はグッと上がります。
マグカップリメイクは、低コストで始められて、工夫次第で無限に楽しめるのが魅力。FAQや失敗パターンも参考に、あなたらしいデザインをぜひ形にしてみてください!
最後にひとこと
今回のDIYは、時間もお金もかけすぎず、でも完成度は高く仕上げられるのが最大の魅力です。
「ちょっと試してみたいな」という方にも、「ギフトに本格的なものを作りたい」という方にもぴったりのリメイク方法。あなたもぜひ、世界に一つだけのマグカップ作りに挑戦してみてください!
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2020年7月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
