
シルクスクリーンでTシャツを作るには、無地のTシャツを用意します。これをアパレル業界では「ボディ」と呼びます。ボディにはたくさんの種類があります。購入先としては街のアパレルショップ、量販店、ネットショップ、代理店と契約する等のルートがあります。

街のTシャツ専門店
千駄ヶ谷にある白Tシャツの専門店「シロティ」は毎週土曜日のみの営業ですが国内はもとより世界中から厳選された白 T が常時約 40 種類ほどがラインナップされていてTシャツのあらゆる生地、製法、デザイン、シルエット、生産国が一度に見れて勉強になり、白Tシャツ好きには楽しいお店です。キャットストリートにある「ジャヌー・ツー」も色々なメーカーやカラーのTシャツが揃っているので自分好みの一枚を探せます。こういう実店舗の良いところは実際に見て、サイズ感・手触り・どんなメーカーがあるのかを把握できるところです
量販店
ドンキ・ホーテやビバホーム、ジーンズメイトなどにも3枚セットや1枚数百円で安いTシャツが売っているので、最初はそれを練習用にしてシルクスクリーンの技術を練習するのもオススメ
ネットショップ
ネットショップにはありとあらゆる無地のTシャツがありますので、買うボディが決まっているのなら、安いネットショップを見つけて購入できるでしょう
代理店と契約
ボディメーカーと契約して卸してもらうのが一番ベストだと思います。メーカーによっては個人では取引できない会社もありますが、最近は割と契約のハードルも低くなっているようです。メーカは多数ありますが、実際に私が契約した会社のなかでお話しします
Tシャツメーカーと個性
ボディ用のTシャツを用意するにあたり、色々調べたなかで4社程契約してみました。
契約はメーカーにメールをすれば、最初に契約条件等を教えてくれると思います。電話でも対応してくれるメーカがほとんどなのでまずは問いあわせて見ましょう
三浦商事
三浦商事はGILDANとanvilのボディーが欲しくて契約しました。アメリカの匂いがする、ざらっとした綿の手触りが好きな人にはたまらないでしょう
↑ザ アメリカなGILDAN。これじゃなきゃ嫌だという根強いファンがいます
キャブ株式会社
キャブ株式会社はUnitedAthleが有名で価格・着丈・身幅・バリエーション等トータルバランが良いです。国内最大シェアでハズレがないです
↑トータルバランスで選ぶならユナイテッドアスレ、今っぽさとスタンダードの加減がちょうど良いです
トムス株式会社
トムス株式会社はPrintstarが有名です。個人的にはトートバッグがオススメ
↑なんだかんだで使っちゃう安定感と価格。Tシャツボディのスタンダードがプリントスターです。トートバッグはここのメーカーが一番安いかも!?
フェリック株式会社
フェリック株式会社はTRUSSがメインブランドでカタログやビジュアルも一番イマっぽいです。またFRUIT OF THE LOOMの代理店なのでFRUIT OF THE LOOMファンには良いでしょう
↑ロゴの可愛さやブランドの雰囲気ならフルーツオブザルームがいいですね。個人的になんだかハッピーな感じがします
GILDANかUNITEDATHLE
数社契約して、卸価格やボディのバランスを実物で比べましたが、GILDANかUnitedAthleの2種類(社)をメイン取引先にしました。特にUnitedAthleはトータルバランスやオンス(記事の厚み)の種類が多く縫製にも種類があります
着心地・安定性・価格
結果的にボディメーカーをキャブ株式会社と三浦商事をメインに決めたのは、企業努力や商品の安定性・価格の全てが素人でもわかりやすく、購入しやすいからでした。ボディメーカーによって微妙にサイズ感・ディティールが違います。ベーシックな形、今の流れを多めに取り入れてる等。1枚の値段はそんなに高くないので、まずは自分の目で見て着用してから試してみましょう