シルクスクリーンの製版は今までは技術が必要でしたが、デジタル製版機を使えばクオリティーの高いデジタル製版が誰でも作れるようになりました。デジタル製版機はパソコンのデータをそのまま直接製版出来る画期的な製品です
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シルクプリントの製版がデジタル化されると誰でも楽しめるようになる
製版は写真のフィルムを現像する方法と似ているので、暗室での作業や露光・乾燥の時間など様々な工程があり、熟練した技術が必要でした。近年はデジタル化が進み、特別な技術は必要なくなりました
小型デジタルスクリーン製版機『MiScreen a4』
小型デジタルスクリーン製版機『MiScreen a4』は、最大A4サイズまで製版できる卓上サイズの小型デジタルスクリーン製版機。サーマルヘッドでマスターに穿孔するデジタル製版方式を採用。乳剤版とは違い、薬品や水を使わないRISOドライ感熱製版システムを採用しています
『MiScreen a4』の主な特長
- 最大製版サイズ210mm×300mmの製版が可能。
- 本体サイズ395(W)×110(D)×89(H)mm、重さ約2.9kgで置き場所をとらず、持ち運びも可能です。さまざまなイベントやワークショップなどでご活用いただけます。
- パソコンを接続して原稿データを送るだけのダイレクト製版。乳剤塗布や露光、現像などのスキルは不要で誰でも手軽に作業できます。
- データ送信後、約35秒で製版完了。すぐに印刷作業にとりかかれるので作業の効率化を図ることができます。
- 乳剤を使ったスクリーン製版では原稿の露光、現像、水洗いといった工程で薬品や水を使います。サーマルヘッドでマスターに穿孔して原稿イメージを形成するので、薬品や水を必要としないスクリーン製版ができるため、洗浄工程がなく排水を生じません。消費樹脂量も少なく、露光や乾燥などの工程も不要なので消費電力も節約できます。
プリンターで印刷するように製版ができスクリーン印刷がぐっと身近に
ダイレクト製版機は特別な技術は必要なく、初心者でも簡単に製版ができる優れものです。シルクスクリーンの最大の手間と失敗する部分は製版だと思いますので、その製版が気軽に素早くできる上にコンパクトなサイズで持ち運びも簡単というのには色々な可能性を感じます。今まで難しいと躊躇してい方やワークショップ等、大活躍しそうです。あらゆるモノでデジタル化が進む中、製版もデジタル化しても最終工程は手刷りというアナログでアウトプットするのがいいですね。私の経験ではシルクスクリーンの製版はどちらかというと苦痛な部分で、一番楽しいのは刷り部分でしたのでその楽しい部分だけを味わえるのも初心者には良いですね。もっと技術を習得したい方や深く学びたい方は製版も自分で試したりしてそれぞれの距離感で作品づくりを楽しめばよいでしょうから。
A4以上の大きいサイズの製版や本格的にビジネスをスタートしたい場合
ゴッコプロ100
デジタルスクリーン製版機「GOCCOPRO 100(ゴッコプロ100)」は、プリンター感覚の簡単操作で特別なスキルや経験が無くてもお気軽にスクリーン製版が作製できる機械です。乳剤版に比べ設備や工程を大幅にカット、製版プロセスを大幅に簡略化いたします。パソコンのデータからスピーディに製版でき、600dpiの解像度で鮮明なプリントが可能です。水を一切使用しない完全ドライ製版方式なので環境にもやさしい製版機です。
- 露光・乾燥などの工程がなく、プリンター感覚でスピーディーに製版。
- 製版コストが安く、外注費用を削減。小ロット印刷にも最適です。
- パソコンのデータを直接製版。特殊なスキルも不要です。
- 乳剤を使用しないため、洗浄工程がなく、排水を生じません。
- 卓上にも置けるコンパクトサイズで省スペースです。
より大きな製版やビジネスメインならばゴッコプロ100の方が便利でしょうが価格がMiScreen a4の4倍以上なのとサイズも大きくサプライ(消耗品)も高くなってくるのでかなり本格的にビジネスする方以外はあまり向いてないでしょう