Design
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最近はスウェットパンツもおしゃれアイテムとして市民権を得ています。

一昔前は部屋着の代名詞で野暮ったい印象でしたが、ワンマイルウェアやアスレジャーなどで脚光を浴びて以来、多くのブランドから普段着として提案され始め、今では定番ボトムの仲間入りをしています。

着心地が楽でありながらカジュアルスタイルだけでなく、綺麗目にも対応できる便利なスウェットパンツ。

今回は細めで黒色のスウェットパンツをベースに使いオリジナルデザインで、スウェットパンツを制作します

※当記事には一部広告が含まれています。※記載している内容は2023年10月現在のものです。

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オリジナルスウェットパンツをイラストレーターとカッティングマシンで制作

今回製作するスウェットパンツはオリジナルデザインをプリントします。
デザインはアドビイラストレーター(mac)。プリントはカッティングマシンで出力して熱転写します。

イラストレーター(mac)でプリントするデザインを制作

プリントするデザインは以前制作しておいたマスクマンのイラストを調整します

プロレス好きなので、マスクマンのイラストを使用します
イラストレーターでベジェ曲線を使って描きました
文字の部分もデザインをします
一旦、印刷して原寸で雰囲気を確認
印刷した原寸デザインをプリントするスウェットパンツに合わせてみます
様々なサイズでも検討してみました
自分なりのベストな位置を探すには、原寸で印刷したものを実際にあててみるのが一番確実です
位置とサイズを決定していきました

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デザインが決まったらカッティングマシンでカット

デザインをカッティングマシンでカットします。カッティングマシンはシルエット社のCAMEOを使用。

カッティングマシン1台あれば様々なものを作ることができるツールで、看板やウィンドウディスプレイなどのサイン関係にはステッカーシート、Tシャツなどのアパレル関係には熱をかけて布に圧着できるアイロンプリントシート(熱転写ラバーシート)、紙をカットすることもできます。

シルエット社のCAMEOでカットします。カッティングマシン で重要なのは、刃の速度・カット圧・パスの設定です。この設定をカットするメディア(素材)にあわせてちょうど良い設定値にしないと綺麗にカットされない場合があります。熱転写の場合は反転して出力するのを忘れずに
今回の設定はコチラにしました、カットする素材は熱転写シート(厚さ80μ)です
黒いスウェットパンツにプリントするので熱転写シートは白色を使います。
シ熱転写シートを貼るカッティング用台紙に、真っ直ぐに取り付けます。曲がったりすると綺麗にカットできない事があります!
カットされた熱転写シートの余分な部分をとります(カストリといいます)
細かい部分はフックツールという道具や、先端が鋭角なピンセットをうまく使います
細かいデザインだとこのカストリ、繊細な作業になり、時間と神経を使います

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カットされたデザインをヒートプレス機で熱プリント(定着)

カットされたデザインをヒートプレス機の熱でプリント(定着)します。温度と圧着秒数に注意しましょう

あらかじめ決ておいた位置に配置
今回は華氏320度=摂氏160度で25秒プレス。裏が平らになっていて、しっかり圧力がかかっていることを確認しましょう
プレス後、少しさましてから熱転写シート表面のビニールを剥がします
黒に熱圧着すると、生地表面に少しテカリがでてしまいますが、洗濯で薄くなります
足首にもデザインをいれました
同じように氏320度=摂氏160度で25秒プレスして完成です

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完成したオリジナルデザインをプリントしたスウェットパンツ

無地の黒いスウェットパンツにオリジナルプリントを入れて世界に一本のスウェットパンツが完成

フロント部分のプリント。今回使用したスウェットパンツの素材は
ポリエステル76%・レーヨン19%・ポリウレタン5%です
細かいイラスト部分も良い感じ
バック部分は足首にプリント
足元にも少しあしらいをいれました
スウェットパンツはファッションアイテムとしてスタイリングに大活躍しています

スウェットパンツは今やおしゃれなアイテムとしても重宝されています。スウェットパンツで著者が好きなブランドの一部を紹介します

↑BALR.はオランダのサッカー選手から始まった サッカーとファッションを融合させたブランド