ニューバランスは1906年、アメリカ・ボストンで矯正靴メーカーとして誕生して以来、スポーツを愛する人全てを応援するというコンセプトで、 一流アスリートのためだけに特別な製品作りをしたり、超有名スポーツ選手を宣伝に起用したりせず、 自己実現や自分の生活のバランスをとるために、スポーツに取り組んでいるユーザーにむけて、製品作りを行なってきました。いまやファッションアイテムとしても大人気になっています。今回は私が15年以上愛用しているニューバランスの中でも、あまりフィーチャーされる事がない2000番台の初代モデルM2000についてです
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M2000は20世紀最初に出来たM1700の後継モデル
M2000の大きな特徴はNのロゴが立体的になり、各パーツにはシンセティックレザーが使用され重厚で高級感があります。ミッドソールはABZORB※を中心に構成。踵部にはニューバランス史上初の衝撃吸収性と反発弾性に優れたN-ERGY(エナジー)を搭載しました。21世紀になって初のモデルなのでM2000。世紀末に出たM1700の後継モデルです。M1800と1900がないのは20世紀から21世紀に変わる時期にM2000が出たためという話もあります。ぱっと見はM1500やM1700にも似ています。
※ABZORB(アブゾーブ):足の着時の衝撃をほぼ100%吸収し、その反発を足にリターンさせるクッション素材。他の素材よりもクッション性にはすぐれているが、重量は他の素材よりも重い。
今買うならM1300・M1500・M1700の復刻番が視野に入る
M2000購入を考えても、残念ながら現在では購入出来ません。近いモデルだと1000番台ではM1300・M1500・M1700が復刻されているのでその中から選ぶ事になります。特にM1500とM1700は外観も近いのですが、M1300も含め値段が少し高いのがネックです。
M1300はニューバランス好きの中でも特別な存在
M1300は発売当初に現在の価格で約6万円!という価格でも話題になり、独自開発のENCAP(エンキャップ)※というソールも画期的でした。はき心地はもちろん極上でスニーカー界のレジェンドと言われています
※ENCAP(エンキャップ):衝撃吸収性のあるEVA素材(サンダルなどに使われる水に強い合成樹脂。クッション性がある)をPU素材(ポリウレタン。プラスチックだがゴムのように柔らかい)で包んだ技術。安定性に優れている。PUは加水分解しやすい。
M1500はシンセティックレザー使用でNマークが小さくなった初代
M1300で採用されてENCAP(エンキャップ)とPU素材の一体型のミッドソールを初採用。見た目も大きく変化し都会的になった最初の1000番台がM1500
M1700はABZORBをソール全体に採用、踵には耐久性のあるNデュランスを搭載
デザインと機能が進化した高機モデル
偶然購入したのも何かの縁
私のM2000は偶然セールで購入しました、それまでは900番台か500番台しか見に入ってなかったので、「なんかニューバランスっぽくないな」というのが最初の印象でした。安かったという理由で購入しましたが今はこの未来型もお気に入りで小さいNマークの方が好きかもしれません。もうボロボロなので買い替えをするタイミングとどのモデルにするか楽しく思案している最中です
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↑赤いレザーのニューバランスが欲しくて探していたら、AMCマート別注で996が出てたので2足購入しましたが、今赤いレザーのニューバランスだと576しか選択肢がないようです。たまにある別注や復刻・限定カラーでの再販を期待します
M2000の愛用者をみてみましょう
世の中的にはあまりヒットしていなかった印象ですが、M2000のある風景をみてみみましょう
▲こういう着こなし憧れますね、ワイドパンツがかっこいい
▲この雰囲気、ニューバランスは唯一無二の地位を確立してます