二駆ドリには必須のジャイロ。初心者には簡単な設定で低価格なピエゾ式がおすすめ
ラジドリのジャイロで入門用モデルがピエゾ式。シンプルかつ低価格なので初心者にはぴったりです。ラジドリで初心者が揃えるアイテムは多いのでまずは始めてみたい、とりあえずドリフトを楽しみたい、という場合にはピエゾ式からはじめてみるのがよいでしょう。メーカーによってジャイロの向きやゲインの強さなどの特徴は変わってきますが、実走行でも十分にジャイロが反応してくれドリフトも気持ちよく出来、性能も確かです。ジャイロ使用で必須のゲイン(感度)調整はボディを外してからしかできないので、その分の手間はかかってしまいます
ジャイロ・ゲインとは
レートジャイロの制御ゲインのこと。通常、レートジャイロは機体の姿勢の変化をジャイロセンサが検知し、センサ信号を増幅することで、センサ信号の大きさに応じた修正舵信号をサーボに送り、機体の動揺を停止させるべく動作する。この時のセンサ信号を増幅する度合い(大きさ)がジャイロゲインに相当する。
ジャイロゲインが大きいほど、機体の姿勢変化に対する修正舵の操作量が大きくなるので、外乱(風やエンコン操作による反トルクの影響)に対する応答速度は速くなるが、あまりゲインを大きくし過ぎるとハンチング現象(機体が小刻みに振れて振動する一種の発振現象)が起こり、安定した飛行ができなくなる。逆にジャイロゲインが小さいと、レートジャイロを用いた効果が充分得られなくなるので、ジャイロゲインは適切に調整する必要がある。
適切なゲイン設定は機体の特性や使用するサーボモータなどによって変わるので、その都度調整する必要がある。出典元:アールシーナビ
最初に搭載した時はニュートラル設定をする
最初にマシンに搭載する時はLED横のボリュームを調整すしてニュートラルの設定をする
ゲイン調整は本体のボリュームを回して調整
本体中央部にあるボリュームを回すことでゲインの調整ができます。この時ボディを外す手間はあります。※調整用に小さなドライバーが付いていることが多いです
マシンの搭載は縦置き
マシンには縦置きで、動作を反転する時は本体を180度回転させれば反転する。
- 簡単な設定で扱いやすい
- シンプルな配線
- ドリフトするには十分な性能
と初心者には使いやすいタイプで入門にはうってつけです