Design
オリジナル缶バッジは缶バッジマシーンで簡単に手作りできる
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缶バッジって意外と欲しくなっちゃいますよね。バッグとかに取り付けておけばちょっとしたアクセントになったり、自分の趣味をアピール出来たりして。 地味ですが実際に手に入れてみるとどこかに飾っておきたくなったりもしますよね。雑貨屋とかにも置いてありシンプルでいてさりげない主張が効いていたりしていて、手軽で小さいので買いやすいのも嬉しいです。そんな缶バッジは思ったより簡単に誰でも自作できます、オリジナルの写真やイラストで自分好みの缶バッジを作ってみましょう

動画でも今回と同じ制作過程を公開しています
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自作製作のキモはデザイン構想

缶バッジを自作する際に、私が一番楽しくてテンションが上がるのはデザインを考える時です。自作の醍醐味のひとつは自分だけのオリジナル製品が作れる部分にあるのではないでしょうか。それは既製品にはない自由な発想で自分の好きに作品が作れるところです。

今回の缶バッジデザインは先日製作したギャレットモータースのロゴとステッカーをベースに進めていきました。他にもRC CARに関係するワードでいくつか考えました。端にある四角形(左上)とL字(右上・左下)の図形はカッティングマシン 用のトンボです。カッティングマシンの切り抜きにはこのトンボが必須です。仕上がりは32mmの缶バッジになります

缶バッジのデザインに使用した用紙

缶バッジ製作で重要なのが紙の厚さと質感です。手作業の缶バッジマシンでは多少のシワが出てしまうようなのですが、適切な紙の厚さや質感を選ぶとシワ等を減らせると思います。私もまだ試行錯誤中ですが現在はマット紙で0.123mmを使用しています

缶バッジを作成するにあたって使用可能な用紙の厚さはコピー用紙、通常の普通紙程度の厚さ
(0.1〜0.13mm程度)がよいでしょう。それ以上の厚さの用紙はうまく巻き込むことができなかったりアタッチメントから外れなくなる場合があるようです。今回使用したのはコクヨ レーザープリンタ用紙 両面印刷用 マット紙 A4 薄口 100枚 LBP-F1110 厚さは0.123mmです

使用した機器

今回の缶バッジ製作で使用したマシン達です、全てアナログでも出来ますが、私は以下のマシンを使用して自作しています

缶バッジマシン
缶バッジマシンでは割とよく見るタイプです、値段が安く最初の導入にはぴったりでしょう
カッティングマシン
カッティングマシン はSilhouette CAMEO3です。カッティングマシンは一般ではそんなに見かけないかも知れませんが出来ることが多くハンドメイド好きには必須のツールだと思います。今回は缶バッジの台紙を丸に切り抜くのに使用します

デザインをプリントアウト

実際の製作に入ります。完成したデータを選んだマット紙に出力します。

A4内に32mmのバッジを入るだけ配置して出力

出力した缶バッジのデザイン
データは背景に塗り足しが必要です。バッジは裏側に巻き込み分もありますので注意しましょう

カッティングマシンでカット

缶バッジの台紙は専用カッターでカットするのが普通みたいですが、割と高価なので私はカッティングマシン でカットしています

出力したデザイン用紙をカッティング用台紙に貼り付けます
左上基準にセット、トンボセンサーがついており自動で指定した線に合わせてカットしてくれます
カット指定は上の画像のようにカットラインとトンボだけにしたデータをSilhouette StudioというCAMEO3専用のフリーソフトに読み込んでCAMEO3に出力します
CAMEO3で注意するのは用紙のセットが手動の為ラインを目測で綺麗に揃えてセットします
カットする用紙のトンボの色が薄かったり、部屋が暗いとトンボを読み込めない場合があるので少し気をつかいます
あとは自動でカットしてくれます
カットした用紙の余計な部分を取り除きます
今回のカッティングマシンのカット圧設定を4にしたのですが、少し弱かったようでしっかり切り抜けてませんでした。こういう場合を防ぐのに通常テストカットをするのですが、私は毎回面倒で省いてしまいます(笑)

缶バッジマシーンでバッジを製作

素材が揃いましたので缶バッジマシーンでバッジを製作していきます。作業自体は簡単なのですが、力加減が少し難しく綺麗に出来る場合とイマイチの場合の差が結構出ました

缶バッジでの素材の順番は上から1.透明フィルム、2.印刷原稿、3.表面パーツです
 出典:ユーロポート
 出典:ユーロポート

マシンの操作は簡単ですが力加減が少し難しいです
1枚ごとに 1.透明フィルム、2.印刷原稿、3.表面パーツの順に重ねます
簡単に出来ます
フチに少しシワができます。多少のシワは手動マシンの限界という話もあります
だんだん慣れてきます
綺麗に出来る確率も上がっていきますが、どうしても少しシワが入りますね
ひととおり完成

パッケージを製作

パッケージまで自作で製作してみます。店頭に置かれるのをイメージしながら進めます

デザインは先日製作したシールのものをベースにしました
A4用紙に入るだけ配置して出力します
パッケージに使用した紙はコクヨ レーザープリンタ用紙 両面印刷用 マット紙 A4 厚口 100枚 LBP-F1310にしました
出力したパッケージ用のデザインです
カットしていきます
折り目もカッターの裏側(刃がない方)で線を、最終的に引き折りやすくしておきましょう
パッケージの仕上がりです
次に缶バッジを貼る背景です。100円ショップで購入した合皮の黒にしました

背景の合皮をOPP袋に入る大きさにカットします
カットした合皮にバッジをつけていきます
完成しました

缶バッジ完成

缶バッジとパッケージが完成しました、なかなか渋いです

数種類作ってみました
以前製作したステッカーと合わせて撮影してみました。もしご興味がある方がおられましたら是非ご連絡くださいませ(笑)
缶バッジとパッケージをハンドメイドで自作しました。架空のレーシングクラブ・ギャレットモータースも徐々に商品が増えてきて嬉しいです。趣味のブランドとしてこれからも色々製作していきたいですね〜。話を缶バッジに戻すと、缶バッジ製作は気軽に電源もいらないのでイベントなどでライブ缶バッジ製作とか楽しそうですね。誰でも作れて写真・イラスト・手書きでも紙であればなんでも缶バッジに出来る気軽さが面白いです

 

by カエレバ
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