
家庭用の「カッティングマシン」を使えば、自宅にいながらショップのようなオリジナルグッズが作れます。今回は、私が実際にチワワ用のTシャツを制作した事例をもとに、カッティングマシンの基本的な使い方から、デザイン制作・熱転写プリントの方法までを詳しくご紹介します。
YouTubeでも制作の様子を公開中!
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Contents
1. カッティングマシンとは?
今回使用したのは、**Silhouette CAMEO(シルエットカメオ)**というカッティングマシンです。
Illustratorなどで作ったデザインデータを、専用シートに正確にカットできる優れもの。
🛠 使用した機材・素材:
- Silhouette CAMEO(カッティングマシン)
- Illustrator(デザイン作成用ソフト)
- 熱転写シート(黒・80μ)
- 熱プレスマシン
- 無地の犬用Tシャツ(Amazonで3枚700円程度)
犬(チワワ)用の無地Tシャツを探す
まず無地のTシャツを探しました、中国のサイトも安いですがAmazonで安いものを見つけたので購入してみました
↑3枚で700円なので1枚230円程度です。探した中でこれが一番安かったのでコチラにしました

2. デザイン作成(Illustrator)
Illustratorで、愛犬「LILIY」の名前と、「GARRETT MOTORS」の文字、それにメガネをかけたチワワのイラストを作成。
ちょっと猫っぽくなってしまいましたが(笑)、GEEKっぽくて気に入っています。
✅ ポイント:
- 線はなるべく直線に近づける
- デザインはアウトライン化必須
- 書き出し形式は DFX形式



3. シルエットスタジオで出力準備
書き出したDFX形式をSilhouette Studio(無料ソフト)で読み込み、サイズ調整します。
ここでもデザイン編集は可能ですが、私はIllustratorで事前に調整しています。
✅ 出力設定:
- 反転出力(熱転写用)
- ブレード:1
- カット速度:5
- カット圧:6




4. 熱転写シートのカット
熱転写シート(黒)をマシンにセットし、デザインを出力。
カット後は、不要な部分を「カス取り」してデザイン部分だけを残します。
細かい作業ですが、仕上がりに直結する大事な工程です。






5. 熱プレスマシンでプリント(熱圧着)
いよいよプリント工程。Tシャツにカットしたデザインを置き、熱プレス機で圧着します。
✅ プレス設定:
- 温度:華氏320度(摂氏約160度)
- 時間:15秒
- 冷却後に透明保護シートを剥がす
布に凹凸がある場合は、厚手のシリコンラバーを背面に敷くと仕上がりが綺麗になります。





6. 完成!オリジナル犬服Tシャツ
ついに完成!
チワワ用Tシャツに、自作のロゴとイラストがしっかり転写されました。
プリントも滑らかで、既製品のような仕上がりに大満足。次は黒や白の無地ボディでの制作も考えています。



まとめ:カッティングマシンDIYは想像以上に楽しい!
今回のように、カッティングマシンを活用すれば、Tシャツだけでなくスマホケースやバッグ、ノートカバーなどへのプリントも可能です。
DIY初心者の方でも、基本の流れさえ押さえれば問題ありません。
ぜひ自分だけの“オリジナルグッズ”制作にチャレンジしてみてください!
色々な犬のTシャツもみてみましょう
↑個人的にはシンプル系が好みです
↑鮮やかな色がよく似合ってるな〜
↑可愛さ×可愛さで可愛さの宝石箱や〜
先に書いたように犬服は飾りだけでないメリットもあります。室内犬だと散歩のまま中に入れるので、散歩には服を来た方が犬を人間も清潔さを保てると思います。今回作ってみて犬のオリジナルTシャツ制作は簡単なので犬を飼われてる方には結構オススメです。プレゼントしても喜ばれそうなので愛犬家の知人にも作ってあげたくなりました!プレゼント用に制作する際はまた記事にしようと思います〜
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2025年5月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
