少しのお湯を沸かして飲むティータイムは慌ただしい日常の贅沢なひとときです。
今回紹介するのは、そんな湯沸かし時に使いたいOPA / Mari ステンレスケトル。
湯沸かしにもドリップにも使えるお洒落な北欧デザインのケトルです。
ささやかな日常を積み重ねていく様子を描いて人気を博し、北欧デザインブームの火付け役にもなった『かもめ食堂』にも登場して話題になった超ロングセラーのフィンランド製ケトルです。
Contents
かもめ食堂のケトル。北欧デザインブームを作った小物にふれて
『かもめ食堂』のサチエがコーヒーを淹れる時に使用していたOPA / Mari ステンレスケトル。
フィンランドのヘルシンキを舞台にしたこの映画に登場した素敵なインテリアの数々も話題になりました。
日本のフィンランド人気をこの映画が上げたとも言われています。
ささやかな日常を丁寧に暮らしていた『かもめ食堂』のサチエ、この何気ない質素な暮らしぶりも、北欧スタイルのお洒落さのおかげか華やかさすら感じてしまいました。
インテリアや小物は人生の主役にはなれないかもしれませんが、そこで生活する人の日常を華やかにすることを知りました。
ただの湯沸かしですがちゃんと選ぶとストーリーも追加され楽しくなってきますね。
そうやって道具も丁寧に選び・揃えていく事の楽しさを気づかせてくれた映画でもあります
湯沸かしなら便利なものが他にもたくさんある
そもそも湯沸かしなら簡単で便利なアイテムが他にも多数あります。
しかしOPA / Mari ステンレスケトルはシンプルお洒落な北欧デザイン独特の良さがあります。
定番デザインのようで繊細なパーツが飾りではなく意味を持って構成されています。
蓋がきつめなのは斜めな角度に傾けて注いだとしても蓋がハズれて溢れることが無いようにだし、フタについているわっか状の取っ手は指を引っ掛けることで、フタの開閉がしやすくできるようにしています。
ただ言えるのは、日本製のような完全に使いやすく親切なアイテムではないですね。
それでもフィンランドデザインの美意識が感じられる雰囲気のあるアイテムだと思います。
私が購入した0.5Lは急須のようなサイズで、コーヒーや紅茶をいれてテーブルに出しても絵になりそうですね。
日々触れるものこそ美しいものを使う方が楽しいと思います。
デザインが良いロングセラー商品は理由があります
40年近く変わらないデザインのまま北欧で愛用されているOPA / Mari ステンレスケトル。
優れたケトルであることはもちろん北欧らしい温かな佇まい。
おいてあるだけで、北欧の雰囲気になってしまうインテリアでもあります。
名作を食卓に置ける幸せ。40年たった今も、そしてこれからも古くならない定番品でしょう。
日常使いで気になる点もあります
溢れないように設計された硬めの蓋が少し硬すぎて日常使いには多少躊躇する人もいるかもしれません。
こればかりは個人の感覚ですので難しいです。
実はわたしがステンレスケトルにした理由はガラスのティーポットを使用していて徐々にガラスが濁ってきてしまったからです。これも綺麗にしながら透明感を保って使う人には買い替えの理由にならないですもんね!
お洒落なケトルを見て見ましょう
↑日本・福岡のREADYMADE PRODUCTSというメーカーのWEEKENDER KETTLE。鋳造型製造技術を使っているらしく、ものすごく重厚です。
↑かわいいだけではない存在感と機能
↑コーヒー好きにはたまらないシチュエーション、構図も美しい
↑コーヒー関連のアイテムは洗練さも含めよいものが多いですね