黒Tに白インク
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シルクスクリーン経験者なら多分?お分かりでしょうが、黒や紺など濃色生地に白インクを使うのは水性インクでは難しいんですよね。
濃色用という専用インクを使っても布がインクを吸い取ってしまい、インクの色が沈んではっきりと白が出ず満足な発色は得られませんでした。いわゆる隠蔽性が足りない状態です。 
黒いTシャツに白インクなんて普通だと思いますよね?
私も最初はどうしてうまくいかないのか、を理解できませんでした

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黒いTシャツに白いインク(水性)はそのままでは成功しない

黒いTシャツなどの濃い生地は水性インクだと、

インクそのものの隠蔽性が足りない(生地がインクを吸う)のでパキッと色がのりません、

インクは樹脂+顔料からできていて、樹脂に隠蔽性が無い場合はどうやっても隠蔽性は増えないことが原因です。
言い方を変えると、樹脂の粘度が高ければ高いほどインク単体の隠蔽性は高くなります。

いずれにせよ水性インクは、そのまま使用すると隠蔽性が変わらないので発色はよくなりません。

黒Tシャツに白いデザインはTシャツのなかでもベーシックなパターンですが、水性インクで作るにはこんなに手間がかかるとは驚きです、作業量的には白Tシャツに黒インクに比べて倍以上の労力かも!?です



水性白インクの隠蔽性の低さを防ぐには
おもに以下の方法があります

1.何度か重ね刷りする
2.インクに発泡インクを混ぜる
3.油性インクを使う

1.何度か重ね刷りする(これが結局一番オススメ)

ポピュラーな方法がこの重ね塗りです。これは途中で軽くドライヤーなどで乾かして同じ場所に刷り重ねるという事です。
黒に白なら2~3回。黄色の場合は3~4回刷り重ねが必要でしょう

この方法を試す場合に重要なのは、刷りがずれないようにすることです。

何度か重ね刷りの方法

1回目

シャツの位置を決めて、スプレー糊をかけてずれないようにしましょう。
版の目詰まりを防ぐため、インクを返して(インクを版全体に塗っているイメージ)おいてください。
この段階では、白で印刷してもグレーっぽい状態でしょう

軽く乾燥

ドライヤーで乾かします。生乾きで良いので、ドライヤーを近付け30秒以内に強い熱風を当てます。版が目詰まりしないように素早く行うのがポイントです

2回目

同じ場所に版を重ねて、刷り重ねます。色の具合を見ながら、素早く乾かします。発色に満足がいかなければ、さらにもう1回刷り重ねます。

↑水性インクの中では隠蔽性が高いラバダ

 

水性ラバーインクで重ね刷りしましたが、途中の乾燥をドライヤーを使ってないのでイマイチな仕上がりになってしまいました。。。

2.インクに発泡インクを混ぜる

白インクに発泡インクを混ぜることでインクが盛られている状態になるので発色がよくなります。
このインクは熱を加えることでプリント部分が膨らみます。完成後にアイロンをかければ結構うまくいきます
あまり細かいデザインには向いてないのがネックなのと、白インクと発砲インクの割合によって発泡の具合が変わるのも調整が少し難しい。

2.油性インクを使う

油性のプラスティゾルインクは高い隠蔽(隠す)力なので黒いTシャツに白インクでもパキッと刷れます。しかし、感光剤を油性使用可能なものにしないといけないし、刷った後に熱処理も必要です。インクの処理も考えると家庭使用には少し躊躇します

↑油性は少し入手しずらいかも?Tシャツくんなら入手しやすいです

 

↑油性インクで必須の印刷後の熱処理、ヒートガンでも可能だそう(私は試したことないです)

 

個人的に黒Tシャツに白インクはあまり乗り気になれません、手間がかかってしまうので、複雑なデザインでなけれは熱転写ラバーシートの方が好きですね

 

水性インクは扱い易いですが、濃色生地には発色が悪いという弱点がありました。今回紹介した方法で隠蔽性も発色も満足がいく仕上がりに出来ますが、個人的には手間がかかるので好きではありませんでした。シルクスクリーンの設備がしっかりあればそこまで躊躇せずにすむのかもしれませんね!もともと私はあまり黒いTシャツを着ないので、手間を考えると、これからもあまり黒Tシャツに白インクの組み合わせはしないかもしれません(笑)

 

自分では黒いTシャツをあまり着ませんが、似合う人は素敵ですよね!

 

※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2020年 10月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

 

 

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