
R/Cツーリングカーにはローエンド(初心者)・ミドル(中級者)・ハイエンド(上級者)があります。これらの違いや魅力について、TAMIYA製品を見本にして調べてみましょう
Contents
ローエンド(初心者向け)
初心者向けのマシンは低価格で組み立てやすくなっており、誰が組み立てても大きな差が出ず、セッティング範囲も狭いので初心者には悩む場所も少なく走りやすいマシンになっています

SPEC:●シャーシ長376mm、シャーシ幅182/190mm、ホイールベース257/251mm ●タイヤ幅/径=前後とも27/67mm ●フレーム=船底形状バスタブタイプ ●駆動方式=縦置きモーター・シャフトドライブ4WD ●デフギヤ=前後とも樹脂製4ベベルタイプ ●ステアリング=3分割タイロッド式 ●サスペンション=4輪ダブルウィッシュボーン ●ダンパー=前後ともCVAオイルダンパー ●ギヤ比=キット標準8.27:1(別売のピニオンと組み合わせて11.38:1〜7.28:1までの10種類のギヤ比が選択可能) ●トルクチューンモーター、シルバーカラーのアルミモーターヒートシンク付き ●スピードコントローラー=ESC仕様(別売)
低価格&走らせやすさが魅力の入門マシンTT-02
TT-02は12000円程でボディ付きのキットが購入できるのでホビーラジコン初心者に人気のマシンです。TT-02は樹脂パーツが多く使われることで組み立てやすさと扱いやすさを両立させていますが、ねじれや歪みが出やすいというデメリットはあると思います


ミドル(中級者向け)
アルミパーツなどが標準装備されておりセッティング箇所が多くあり、セッティングで動きや走りを自分好みに合わせられます。

出典:TAMIYA
SPEC:●シャーシ長368mm(ボディ等含まず)、全幅187mm、ホイールベース257mm ●フレーム=ロワデッキとサイドフレームを一体成形した樹脂製モノコックタイプ ●モーター搭載位置が2ヶ所選べ、幅広いセッティングが可能 ●駆動方式=縦置きモーター・シャフトドライブ4WD ●デフギヤ=前後ともオイル封入式ギヤデフ ●ステアリング=3分割タイロッド式 ●サスペンション=4輪ダブルウィッシュボーン
レースにも対応するセッティングの幅広さが人気のTB-05
【駆動効率に優れたシャフトドライブ4WDを採用したツーリングカーシャーシキット、ロワデッキとサイドフレームを一体成形したメインシャーシはシンメトリーデザインを追求して左右のハンドリングバランスを最適化走行安定性を重視したフロントモーター・レイアウト、加速性を重視したリヤモーター・レイアウトの2タイプを選択可能。前後にオイル封入式ギヤデフ、ユニバーサルドライブシャフトやフルベアリング仕様で足まわりには定評のあるTRFダンパーを装着したレースでも上位を狙えるマシン



ハイエンド(上級者)
サーキットに特化したマシンで細かいセッティングが可能です。わずかなセッティングでも走りの挙動が大きく変わる事もあるのでセッティングを理解している上級者向けです。セッティングを理解していれば走りを追求できるのが魅力です

SPEC :●シャーシ長371mm ●シャーシ幅188mm ●ホイールベース257mm ●フレーム=2mm厚アルミ製 ●駆動方式=縦置きモーター・シャフトドライブ4WD ●デフギヤ=フロント:ダイレクト、リヤ:オイル封入式ギヤデフ ●ステアリング=3分割タイロッド式 ●サスペンション=4輪ダブルウィッシュボーン ●ダンパー=TRFスーパーショートビッグボアダンパー ●ギヤ比=8.25:1~5.50:1まで11種類(キット標準66Tスパー。ピニオン別売) ●モーター別売 ●スピードコントローラー=ESC仕様(別売)TB EVO.7 シャーシキット
頂点を目指すトップレーサー志向のTB EVO.7
使用材料や精度もハイスペックなハイエンドレースで勝利を獲得するために開発された2ベルト4WDツーリングカー。TRF(タミヤレーシングファクトリー)が世界のレースで蓄積した実戦データをフィードバックして最高のシャーシに仕上がっています。TRF419の高い基本構成を引き継ぎつつ、、地上高を確保したうえで低重心化も実現しており高性能な走りと操作性でレースでの勝利を目指せます



参照:ラジコンカー完全攻略バイブル(Ei-Publishing)
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