
世界の工具メーカーで有名なのはアメリカとドイツに多くあり、100年以上続いているメーカーも多くあります。
これは自動産業の進化と歴史に関係しているといわれています。
同じ工具でもアメリカとドイツでは国によって色々違いがあります。
それは派手好きで合理性を求めるアメリカ人と職人気質のユダヤ人の違いともいえます。これは国民性の違いとも関連しているのでしょうか、面白いですね。
今回は職人気質で渋めのドイツ工具メーカーを紹介します
クニベックス 創業1882年

世界100カ国以上で販売されているヨーロッパ最大のプライヤ(※)メーカー。
ニッパー等の挟む工具の専門メーカー。
1000種類以上のラインナップがあり。現在もmade in Germanyを貫いているのはドイツ工具への強いこだわりとプライドでしょう。本社は ヴッパータールにあります
引用:Wikipedia
※ プライヤの正式名称は、コンビネーションプライヤ(JISB4614 英文:Slip joint combination pliers with cutters)である。ペンチ(Cutting pliers)よりも開口範囲を大きくとるため、ピボット(ジョイント部分)がスライド構造となっている工具。大きな物をはさむ場合、ピボットを握り方向にスライドさせることで、先端部分が大きく開く(通常この状態では先端部分は完全に閉じない)。通常のペンチよりも、はさめる物の範囲が多いため、自動車の車載工具によく採用される。
ハゼット 創業1868年

刃物の産地といわれるゾーリンゲン近郊のレムシャイトに本社を構えている。
自動車産業の発展で自動車整備工具の比率が増加し、VWやメルセデスベンツへのツール供給やポルシェのレースサポートも行うオートモーティブ市場で使用された事でも強く信頼されているブランド。
ドイツの高品質な鉄を使い、独特の剛性感があります。ハゼットの工具の鍛造技術の真髄である高度な鍛造技術を駆使して仕上げられたレンチやヘックスソケットなどは日本でも有名。
まさにドイツのモノ作りの中心に位置する工具メーカーともいえます。ハゼットはロゴがカワイイんですよね
↑HAZET(ハゼット) ワークトレーは工具入れとしてだけでなく小物入れでもかわいいアイテムです
スタビレー 創業1862年

スタビレーはドイツの工具メーカーで強度と軽量化を両立した製品づくりが特徴。
オートモーティブ市場に限らず、製造工場、電子機器、各種設備系、航空機向けと幅広い市場に供給しています。
人間工学に基づいた工具はフィット感や作業性にこだわっている。剥がれにくいメッキや滑りにくい梨他仕上げはドイツの職人気質らしさが満載。
ドイツのモノ作り全般を支える歴史あるブランド工具メーカーといえます。本社はヴッパタールにあります
ヴェラ 創業1936年

ドライバーを主力にしたハンドツールメーカー。
ヨーロッパでのドライバーシェア25%でドライバー専業メーカーとしての経験をベースに、最近はレンチやラチェットなど新しい分野での製品開発もしています。
ドライバーの先端に施した、ダイヤモンドチップ、レーザーチップなどの滑り止め加工が有名。現在の制作拠点はチェコ
ロバート・ボッシュ 創業1886年
自動車関連工具の印象が強いですが電動工具としての実績も古い。
1928年にバリカンの発売やハンマードリルなど世界初の製品を多く開発。業界においては電動工具では世界最大のシェア。
電動工具の分野ではは赤いロゴをコーポレートカラーにしています。本社はゲルリンゲン

※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2020年5月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

架空のカスタムショップ:ギャレットモータースオリジナルのデカール(ステッカー)サイズ:90 X 110mm。ヴィンテージカーボディーやツールなどに、さりげなく使えるものが欲しくてデザインした渋めのデカールです。