ドローンと聞くと、空撮や配達を思い浮かべる人が多いでしょう。でも実は、ドローンを使った「ドローンレース」というスポーツも存在しています!例えば、この動画を見てみてください。
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スターウォーズとFPVドローンレース
FPVを初めて体験したとき、映画『スターウォーズ』の世界が頭に浮かびました。例えば、森や宇宙を猛スピードで駆け抜けるシーンをご存知でしょうか?
ドローンレースの歴史と進化
ドローンレースは、2014年頃にフランスで始まりました。パイロット目線で操作する飛行ゲームが発祥です。その後、世界中で人気が広がり、今では優勝賞金1億円以上の大会も開催されています。競技用ドローンの中には、時速100kmを超えるスピードで飛ぶものもあり、その迫力は圧倒的です。
ドローンレースの種類
ドローンレースには、大きく分けて以下の2種類があります。
スピード系ドローン
- 主に屋外で開催される
- 使用するドローンは「5インチドローン」
- 時速150km以上のスピード
- 重量があるため航空法の適用対象
プロペラのサイズが5インチ(12.7センチメートル)で、最大速度は時速150キロ以上のスピードが出ます。ゲートやフラッグなどで構成されたコースでレースします。高速なのとクラッシュ時に危険なので主に屋外や大型アリーナで開催されています。機体の重量が日本の航空法の適用範囲となるためレース参加時に各種申請が必要。
↑このタイプは、自分でパーツを揃えて組み立てる人が多いです。
↑このタイプはリアルなメカトンボみたいですね
マイクロドローン
- 主に屋内で開催される
- 使用するのは手のひらサイズの軽量ドローン
- TinyWhoop(タイニーフープ)という種類が人気
主に屋内で行われ、30gから50gほどの手のひらサイズドローンが使われます。同じマイクロドローンでもレースによってレギュレーションが異なります。このマイクロドローンの中でもさらに小さい数センチしかないドローンであるTinyWhoop(タイニーフープ)という種類が私は好きです。
↑タイニーフープは本当に小さく手のひらにのります
↑手のひらサイズながら驚くほど高性能で、日本の室内でも楽しめます。
ドローンで体験するスターウォーズの世界
FPVを知ったことで、ドローンへの興味が一気に高まりました。スターウォーズのような体験を、自分で操縦して再現してみたいと思っています。日本ではアマチュア無線4級免許や開局申請が必要ですが、試験は比較的簡単だと聞きます。近いうちに挑戦してみる予定です。
映画とドローン
ドローンをテーマにした映画も数多くあります。その中で特に印象的なのが『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』です。この映画では、ドローンが現代戦争に与える影響や倫理的な問題が描かれています。
ドローンはまだ新しい分野ですが、レースや撮影、映画など多方面で活躍しています。スターウォーズのようなスリリングな体験を夢見て、これからもドローンの魅力を追求していきたいです。
【完全ガイド】初心者でも楽しめる!FPVドローンレースの魅力と始め方
ドローンレースに興味があるけど、「どうやって始めるの?」「必要な機材は?」「安全に遊ぶには?」といった疑問を持つ方も多いはずです。本記事では、初心者向けにFPVドローンレースの魅力や基礎知識、必要な機材、練習方法、さらには安全対策まで詳しく解説します。
この記事を読めば、初心者でも自信を持ってドローンレースを楽しめるようになります!
1. FPVドローンレースとは?
FPVドローンレースは、パイロットがドローンを操縦して、ゲートや障害物が設置されたコースを最速でクリアする競技です。特徴的なのは、パイロットが「FPV(First Person View)」と呼ばれる一人称視点で操縦すること。専用のゴーグルを装着し、まるで自分がドローンに乗り込んだような感覚で操作します。
FPVドローンレースの魅力
- スリル満点のスピード感:最大時速150kmを超えるスピードは圧巻です。
- 操縦の爽快感:FPVゴーグルを通して体感する操縦は、まるで映画『スターウォーズ』の世界。
- 多様なレース形式:屋外の広大なコースから、室内の小規模なレースまで様々です。
2. FPVドローンレースの種類と特徴
FPVドローンレースは、使用する機体の種類や開催場所によって以下のように分類されます。
レースの種類 | 使用ドローン | 特徴 |
---|---|---|
スピードレース | 5インチドローン | 時速150km以上の高速レース。屋外や大規模アリーナで開催されることが多い。 |
マイクロレース | マイクロドローン | 小型軽量で、室内や狭いスペースでも楽しめる。 |
フリースタイル | 自由なドローン(各種) | レースではなく、アクロバット飛行の技術を競う形式。 |
スピードレース(5インチドローン)
- 特徴:5インチ(12.7cm)のプロペラを持つ機体を使用し、最大時速は150km以上。
- 開催場所:主に屋外や広いアリーナ。
- 注意点:重量があるため、日本の航空法に従い申請が必要。
マイクロレース(TinyWhoopなどのマイクロドローン)
- 特徴:重量30g~50gほどの手のひらサイズの機体を使用。
- 魅力:軽量で安全性が高く、室内や狭い場所でも楽しめるため初心者に最適。
- おすすめ機体:TinyWhoopシリーズ。
フリースタイル
- 特徴:レースではなく、ドローンを自由に飛ばしてアクロバットな動きを披露するスタイル。
- ポイント:技術力が問われ、スムーズな操作や独創的な動きが求められます。
3. FPVドローン初心者におすすめの機体と装備
初心者がFPVドローンレースを始めるためには、機体だけでなく、必要な周辺機器も揃える必要があります。
初心者向けドローンセット
- TinyWhoop(マイクロドローン)
- 特徴:軽量で衝突時のリスクが少ない。
- 価格:10,000円~30,000円程度。
- 利用シーン:屋内での練習や小規模なレースに最適。
- FPVゴーグル
- 役割:ドローンのカメラ映像をリアルタイムで映し出す。
- おすすめ:「Fat Shark」シリーズ。
- 送信機(プロポ)
- 役割:ドローンを操作するためのコントローラー。
- おすすめ:「Taranis」シリーズ。
初心者向けのスタートセット例
必要アイテム | 推奨モデル | 価格帯(目安) |
---|---|---|
ドローン本体 | TinyWhoop | 10,000円~30,000円 |
FPVゴーグル | Fat Shark | 30,000円~60,000円 |
送信機 | Taranis QX7 | 10,000円~20,000円 |
予備バッテリー | 各種対応バッテリー | 1,000円~5,000円 |
4. FPVドローンレースの始め方:必要な準備とステップ
ステップ1:航空法と免許を理解する
日本では、重量100g以上のドローンを屋外で飛ばす場合、航空法の規制が適用されます。また、FPVでの飛行には「アマチュア無線4級」や「開局申請」が必要です。
ステップ2:シミュレーターで練習
初心者がいきなり本物のドローンを飛ばすのは難しいので、PCやゲーム機でドローンレース用のシミュレーターを使って練習しましょう。
- おすすめシミュレーター:Liftoff、Velocidrone。
5. 安全に楽しむための注意点
- 屋内外の飛行場所を確認:周囲の人や建物に配慮した場所を選びましょう。
- 安全装備を準備:ゴーグルや手袋を着用することで、衝突時のリスクを軽減できます。
- バッテリー管理:充電方法や保管方法を守り、バッテリーの破損や事故を防ぎましょう。
6. FPVドローンレースが体験できるスポットやイベント情報
初心者が気軽に参加できるスポットやイベント情報も充実しています。
- ドローンレース体験施設:
例)千葉県「ドローンスクール千葉」では、初心者向け講座やレースイベントが開催されています。
→ 詳しくはこちら
7. 練習のコツと上達のポイント
初心者が押さえるべきポイント
- ホバリングから練習:まずは安定して機体を空中に止める技術を習得しましょう。
- シンプルなコースから挑戦:最初は障害物が少ない簡単なコースで慣れることが重要です。
8. よくある質問(FAQ)
Q. 初心者でも始められる?
A. はい、マイクロドローンやシミュレーターを使えば安全に始められます。
Q. ドローンを飛ばすのに免許は必要?
A. 100g未満のドローンであれば許可などは不要です。ただしFPVを使う場合、アマチュア無線4級が必要です。
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2025年1月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。