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マイクロドローンやフリースタイル・レーサー機などには3つの飛行モード「アングル」「ホライゾン」「アクロ」があります。一般的にはアングルやホライゾンは、スティックを戻せば機体が自動的に水平に戻り、前後左右方向の移動が止まるります。アクロは、前後左右方向に動き出した機体を止めるのに、正確に“当て舵”の操作をする必要があるほか、その場にホバリングさせるだけでも難しく初心者ではまともに操縦はできないでしょう。

飛行モードはただ初心者や中級者、上級者の種類だけで選ぶのではないのが面白いところです。撮影にはゆっくりと移動したり、狭い場所を通し被写体に近づくといった動きが必要なのでアングルモード。アクロバティックでダイナミックな動きを表現する場合は、ホライゾン・アクロモードが適しているといわれています。

アングルモード

例えるなら→アシスト機能付きのオートマ自動車

角度制限:○ 姿勢復帰:○ 当て舵でコントロール:×

アングルモードは補助機能が効いていて普通に飛ばす事に向いています。補助機能が効いているのでアクロバティック飛行はできないですが、安全・安心まったり飛行が簡単に楽しめます。「アングル=角度」という意味で、設定した角度以上に機体が傾かない角度制限付きモード。扱いやすいですが、角度制限によりスピードは出ませんね。ほとんどのトイドローンは基本的にAngleモードで着陸が安定しています。設定以上のポテンシャル(低速・高速モード)が出せないので、他の2モードより強風に弱かったりします。

ホライゾンモード

例えるなら→オートマの普通自動車

角度制限:× 姿勢復帰:○ 当て舵でコントロール:×

「ホライゾン=水平線」の意味で少し攻めた飛行と安定飛行の両方を実現させています。これはジャイロセンサーの働きで自動的に機体を水平に保とうとするモード。スティックを傾け続けている間は、その操作量に応じた角速度で機体を傾け続けるので、機体を宙返りさせたりのアクロバティック飛行も可能。スティックを中央に戻せば水平になるので飛行も簡単というお手軽さも楽しいですよ。ホライゾンモードは、高速飛行+安定姿勢制御が可能ないいとこ取りのモード。高性能な空撮機などの場合、強風が吹いた際にも機体の傾きで対応できる上に、着陸など安定飛行する場合も自動制御サポートが着くという事で広く用いられています。

アクロモード

例えるなら→マニュアルのスポーツカー

角度制限:× 姿勢復帰:× 当て舵でコントロール:○

アクロモードは機体の傾き制限がなく、フリップや急速旋回などあらゆる姿勢制御が可能で自由にフライトできます。しかしすべての操作がマニュアルにるので高度な飛行テクニックが必要です。初心者がアクロモードで飛ばせばほぼ墜落するかも(笑)前後左右に動き出した機体を止めるには、正確にその機体の角度と同じ逆向きの操作する“当て舵”が必要で全ての操作が慣れていないと難しいです。スピードやアクロバティック性の高さから上級者やフリースタイル好きには向いている、いわば選ばれたドローンパイロット向けかも?

アクロモードはレバーを離してもその姿勢がずっとキープされるためFPVゴーグルでの角度表示がないと厳しい気がします
ホライゾンモードはレバーを離すと姿勢が水平に戻り一定角度以上に倒すと一回転したり初心者でも楽しいですよ
アングルモードはマイクロドローン系では正直あまり使わないかも(思いっきり主観)です

3つの飛行モード「アングル」「ホライゾン」「アクロ」は一概にどれがオススメとは言えないし正解はないでしょう。自分のスタイルと好みで良いと思います。趣味なので自分が一番楽しめるスタイルを追求していく方が楽しいし長続きしますよね。

飛行モードを変える感じは車でいうと、今日はのんびりドライブ、今日はサーキットで攻めた走行、今日は廃墟を探索、などの際にスイッチひとつですぐ車を変えられる感じでしょうか。わたしはまだ練習中で理想の飛行スタイルも定まっていませんので、飛行モードの違いをそこまで体現できていませんが、わかっていることはFPVはすごく楽しいです!

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