グラスホッパー2のノーマルフロントサスペンションは、オイルダンパーではなく、シャフトとスプリングを使ったかなりシンプルな構造です。
そのため、走らせていると「サスが少し渋い」「沈んだ後に戻りきらない」「動きに引っかかりがある」と感じることがあります。
定番の改善方法はCVAダンパーなどのオイルダンパー化ですが、いきなりパーツ交換する前に、ノーマルサスの動きを少し良くできないか試してみました。
今回は、フロントサスのダンパーシャフトをピカールで研磨し、物理的な抵抗を減らして、サスペンションの戻りをスムーズにする作業を紹介します。
グラスホッパー2のサスペンション全体の弱点や、CVAダンパー化との違いを先に整理したい場合は、こちらの記事で全体像を確認できます。
→ グラスホッパー2 サスペンションはそのままでいい?弱点とCVAダンパー化の違い
今回の作業は、サスペンションを大きく改造するものではありません。
目的は、シャフト表面の汚れや細かな抵抗を減らし、ノーマルサスの動きを少しでも滑らかにすることです。
削って形を変える作業ではなく、あくまで表面を磨く作業として考えた方が安全です。
Contents
ダンパーシャフトを磨いて物理抵抗をへらしてスムーズに
構造が簡単なので出来ることは限られていますが
今回はサスのダンパーシャフトに着目してみましょう、
このシャフトを磨きまくり(笑)、シャフト表面をツルツルにすることで、表面摩擦が減り
サスペンションがよりスムーズに動くようになるか調整してみます


作業方法はシャフトをピカール(液状金属みがき)で研磨するだけ!
元々は車体が沈んだ後にフロントサスが戻りきらない事がよくあり、ノーマル状態でその渋さ?が気になっていたのです。
これを改善すべく シャフトをピカールで磨いて表面を滑らかにして シャフトと接している部分の物理的抵抗を減らしてみました。結果は良好で サスペンションの動きが明らかに滑らかに! 沈んだ後の戻りもスムーズになりました



ノーマルサスの研磨だけでも動きはかなり改善しました。
ただし、走行時の安定感や衝撃吸収までしっかり改善したい場合は、ノーマルサスの調整だけでは限界があります。
CVAダンパーが必要かどうか迷う場合は、こちらの記事で判断の順番を整理しています。
→ CVAダンパーは必要か?|グラスホッパー2で迷う理由と判断の順番
シャフト研磨で注意したいこと
ピカールで磨く作業は簡単ですが、強く削るような作業は避けた方がいいです。
目的はシャフトを細くすることではなく、表面を滑らかにして動きの引っかかりを減らすことです。
作業後は、研磨剤や汚れが残らないようにしっかり拭き取り、組み戻す前にシャフトがスムーズに動くか確認します。
また、サスの動きが明らかに悪い場合でも、原因がシャフトだけとは限りません。パーツの組み付け、歪み、汚れ、スプリングの状態も確認しておくと安心です。
地味な調整でもすぐ結果にでるのが楽しい
ただシャフトを研磨しただけですが、効果は良好で
サスペンションが滑らかになり 沈んだ後の戻りもすごくスムーズになりました
グラスホッパー2など、シンプルな構造のマシンの良さは、調整のしやすさと変化を感じやすい部分ですね〜
逆に柔らかすぎたり、少し硬くしたい場合はシャフト部分にOリングを入れてみようと思います

グラスホッパーのアップグレード的な立ち位置のホーネットですが、
フロントサスペンションの基本構造もグラスホッパー2と似ています。
しかし、ノーマル状態のフロントサスで、ソフトかハードのセッティングができるんです。
いいな〜これ、なんでグラスホッパー2にはないのだろう?
グラスホッパー2のフロントサス・アップグレードはオイルダンパーにしてください!っていうメーカーのメッセージかな(笑)それとも出来るだけ定価をさげるために仕方なしにでしょうかね。

ホーネットのフロントサスペンション。調整方法が掲載されている説明書です
まとめ|まずはノーマルサスの渋さを取ってから判断する
グラスホッパー2のノーマルフロントサスはシンプルな構造なので、大きな性能アップには限界があります。
ただ、シャフトを磨いて動きを滑らかにするだけでも、沈んだ後の戻りや引っかかり感は改善しやすいです。
いきなりCVAダンパーに交換する前に、まずはノーマルサスの渋さを取ってみる価値はあります。
それでも走行時の跳ねや安定感が気になる場合は、CVAダンパー化や他のカスタムを検討するとよいです。



























