Design
🌧自分だけのオリジナル!ポケッタブルパーカーをおしゃれにカスタムする方法
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〜防水・撥水加工を長持ちさせるコツも紹介〜

雨の季節、朝は晴れていても突然の通り雨に遭うことってありますよね。
特に梅雨や夏の終わりごろは「傘を持つほどじゃないけど、濡れたくないな……」なんて、迷うことも多いはず。そんなときに役立つのが、ポケッタブルパーカーです。

今回は、そんな便利アイテムをさらに楽しく、自分だけのオリジナルにカスタムする方法をご紹介します!
しかも、防水・撥水効果を高める方法も一緒に解説するので、見た目だけでなく機能性もバッチリ✨

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そもそもポケッタブルパーカーって?

ポケッタブルパーカーとは、小さくたたんで持ち運べる軽量のパーカーのこと。
バッグや自転車のカゴに入れておけるので、天気が変わりやすい時期にはとても便利なアイテムです。

ただ、一般的に市販されているものは、見た目がシンプルだったり、他の人と被りやすかったりしますよね。
そこで今回は、このポケッタブルパーカーを自分だけのデザインにカスタムして、おしゃれかつ実用的にアップグレードしていきます!

↑ポケッタブルパーカーはコンパトになるので持ち運びにも便利です!

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梅雨に備えてポケッタブルパーカーにオリジナルプリントカスタム&撥水・防水加工

今回は雨具としてのポケッタブルパーカーを考えていますが、おしゃれの面でみるとポケッタブルパーカーはオススメ出来ません!なぜならおしゃれパーカーには必須(?)のフードの立ち上がりがないからです。フードの立ち上がりで顔周りにフードがあると小顔効果でシルエットが綺麗になるんですよ

↑ポケッタブルパーカーの首回り薄く柔らかい生地の特性上どうしてもフードが寝ます

↑おしゃれさも欲しいならフードの立ち上がりがあるタイプですね!

以前記事にしたシェルパーカーはフードが立ち上がるタイプです!

では、なぜポケッタブルパーカー?とお思いでしょう。。。

答えは梅雨時期は暑いからなんです(涙)

今回カスタムしたポケッタブルパーカーは、梅雨や夏の通り雨を想定して選びました。
というのも、暑い季節にはとにかく軽くて薄い生地じゃないと着ていられないからです🌞💦

おしゃれ的には、フードの立ち上がりがないのが少し残念…。
なので、ドローコードをきゅっと引いて首元にボリュームを出す工夫をしています!
外ではフードをかぶってしまえば意外と気になりません👌

ただし、ポケッタブルパーカーは「小雨向き」
本格的な大雨だと染みてくる心配があるので、しっかり撥水加工をしておくのがマストです💧

準備するもの(難しい道具は不要!)

まずは、必要な道具と材料を紹介します。家庭にあるものや、ネットや100均で手に入るものばかりなので安心です。

必要なもの一覧

ドライヤーまたはアイロン(撥水加工を定着させる用)

無地のポケッタブルパーカー(ナイロン素材がおすすめ)

プリントしたいデザイン(パソコンで作っても、手描きでもOK)

アイロンプリントシート(熱で転写できるタイプ)

アイロン

当て布(ハンカチなど)

定規(位置決めに便利)

撥水スプレー or 撥水剤

準備するもの一覧図

アイテム用途・補足
無地のポケッタブルパーカーベース。ナイロン素材がおすすめ
プリントデザインロゴや文字など、自作orフリー素材
アイロンプリントシートデザインを熱で布に転写するシート
アイロンプリント・撥水加工の定着に使用
当て布(ハンカチ等)生地の保護用
定規デザインの位置決めに便利
撥水スプレー or 撥水剤防水効果を強化するため
ドライヤー or アイロン撥水剤を定着させる熱処理用
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STEP 1:無地のポケッタブルパーカーを用意する

まずは、ベースとなるパーカーを用意します。
おすすめは無地のナイロン製ポケッタブルパーカー。色は何色でもOKですが、黒・白・ネイビーなどベーシックな色はデザインが映えやすいです。

最近では、ユニクロやワークマン、通販でも1,000〜3,000円くらいで手に入ります。

STEP 2:デザインを考える

次に、自分の好きなデザインを考えます。
ロゴ、イラスト、英語の文字、好きなブランド風など、自由に楽しみましょう!

絵が苦手な人は、ネットでフリー素材を探すのもありです。
最近はスマホの無料アプリでも、簡単にロゴやステッカー風のデザインが作れますよ。

ポイントは「プリントする場所を先に決めること」。
たとえば:

  • 胸元にワンポイントロゴ
  • 背中に大きめの文字
  • 袖口にさりげなくデザイン

など、配置で全体の印象が変わります。

パーカーデザイン
無地のナイロンジップアップパーカーを土台にします
オリジナルデザイン
今回のデザインはこんな感じです。3箇所にデザインを入れます
ポケッタブルパーカーブランド
前側の右手脇と左下ポケット部分のデザイン
ポケッタブルパーカーオリジナル
後ろの真ん中に小さくGARRETT MOTORSと入れます

STEP 3:デザインをカッティングマシンのカット用にデータ化する

デザインと配置が決まったら、プリント用のデザインをカッティングマシンで使えるようにデータ化します。

このとき、マシンのシートにできるだけ無駄な空きスペースが出ないように、ほかの使いそうなデザインも一緒に並べておくのがポイント💡
そうすれば、一度の作業でいろんなデザインをまとめてカットできて効率的!

用紙サイズに合わせて、できるだけ素材をギュッと詰めて配置するのがコツです。

イラストレーター版下
私が使っているカッティングマシンは、幅30cmまで対応しているので、同じ幅の熱で転写できるシートを使うと作業がスムーズです。
このシートに、できるだけ空きスペースが出ないようにデザインを詰めて配置していますが、もちろん、必要なデザインだけをカットしてもOKです。
実際は、その都度使う分だけカットする人が多いと思います😊
DXF形式
カッティングマシンで使うデータは、デザインのふち(アウトライン)がハッキリと一本の線でつながっている必要があります。
これは、マシンの刃がその線に沿ってカットしていく仕組みだからです✂️
ソフトによっては、自動で線を整えてくれる機能もあるみたいですが、
できれば「デザインを作る工程」と「カット用に整える工程」は分けて作業するのがおすすめです。
その方がミスが少なく、仕上がりもきれいになりますよ👍

カッティングマシンで出力後、余計な部分を取り除く

デザインをイラストレーターで作ったら、「DXF形式」というデータに変換して保存します。
この形式なら、私が使っているシルエットCAMEO というカッティングマシンで読み込めるんです✂️

出力には、専用の無料ソフト「シルエットスタジオ」を使っています。
このソフトでも簡単なデザインなら作れるので、イラストレーターを持っていなくても安心!
シルエットCAMEOだけで、デザイン~カットまで完結できますよ😊

ちなみに、機種によってはイラストレーターから直接カット出力できるものもあります!

カッティングマシン データ
今回使った熱転写ラバーシートは、厚さ約0.08mm(80ミクロン)くらいの薄い素材です。
カッティングマシンでうまく切れるように、私は次の設定でカットしています👇
カット回数:2回(しっかり切れるように)
速度:4(ちょっとゆっくりめ)
カットの強さ:6(中くらいの圧力)
※マシンやシートの種類によって合う設定は違うので、試し切りをしてから本番をカットするのが安心です✂️
シルエットカメオ
熱転写シートを使ってプリントする場合、デザインはあらかじめ“反転(鏡写し)”しておく必要があります。
これは、アイロンで転写するときに裏向きで貼るからです👕
反転の方法は2パターン:
カッティングマシンのソフトで出力時に反転設定する
あらかじめIllustratorなどでデザインを反転させておく
どちらでもOKですが、忘れないように注意!
反転せずにしてしまうと、文字が逆になってしまいます💦
シルエットカメオ 3
カッティングマシン、とくに家庭用のホビータイプでは、
熱転写ラバーシートを手作業で台紙にセットする必要があります。
このときに、シートが曲がったり、ズレたりしていないかをしっかり確認しましょう!
少しでもずれていると、カットが斜めになってデザインが台無しに…なんてことも💦
セットするときは、端をそろえて、ゆっくり貼るのがコツです✨
心配な方は、余白のあるシートで練習してみるのもおすすめですよ!
熱転写ラバーシート
カッティングマシンでデザインのカットが終わったら、
カット台紙から熱転写ラバーシートをゆっくり剥がしましょう
このとき、カットしたデザインがズレたり、ちぎれたりしないように
慎重に扱うのがポイントです
デザインデータ
カットが終わったら、熱転写ラバーシートの必要ない部分を取り除く作業に入ります。
この作業は「カス取り」と呼ばれていて、仕上がりをキレイにするための大切な工程です✨
特に細かいデザインの場合、ちまちまと根気がいる作業になりますが、
ここを丁寧にやることで、仕上がりがグッとよくなりますよ😊
ピンセットや専用のカス取りツールがあると作業しやすいです!
カス取り
カス取りが終わったら、使わなかったデザイン素材は捨てずに保管しておきます
私はいろんなアイテムにプリントして楽しんでいるので、
この素材たちもまた別の機会に使う予定です✂️✨
ちょっとしたロゴやイラストを組み合わせて使う、“コラージュ風カスタム”が私のスタイル。
Tシャツやトートバッグなど、アパレル小物にも使えて、
気軽にオリジナルアイテム作りが楽しめるのが魅力です😊

STEP 4:アイロンでプリント!

いよいよプリント作業。
パーカーにプリントしたい場所に転写シートをのせて、当て布をかぶせます。
中温(150〜160℃)に温めたアイロンで、15〜20秒ほどゆっくり押さえましょう

✅コツ:

熱が冷めてから、ゆっくりフィルムをはがす

アイロンは動かさず、しっかり押し当てる

生地が薄いので、必ず当て布を使う

アイロンプリント
ポケッタブルパーカーをヒートプレスマシンにセット
熱転写
プリントする前に、デザイン素材を実際にパーカーの上に置いて、レイアウトを最終チェックします👀✨
このとき特に注意したいのが、中央に配置したいデザインの場合
なんとなくの感覚(目測)で置くと、あとで左右のバランスがズレて見えてしまうこともあります💦
そこでおすすめなのが、定規を使ってしっかりセンターを測ること!
きっちり位置を取っておくと、仕上がりが一段とキレイに見えますよ👌
もちろん、あえて“ラフな配置”を楽しむのもアリですが、数字を意識した配置はやっぱり安心感があります
ヒートプレス
定規や見た目を考えながら最終配置場所を決定
熱転写プリント
プリントを定着させるために、160度で約20秒アイロンプレスします。
特に注意したいのが、黒やネイビーなどの濃い色の生地の場合。
プレス時間が長すぎると、熱の跡が生地に残ってしまうことがあります💦
しかもその跡は、洗濯してもなかなか消えないことも…。
私は、当て布としてシリコンシート(白くて薄いシート)を一緒に挟んで使っています。
これがあると、生地が直接アイロンに触れず、熱ムラやテカリを防げるのでおすすめです!
ちなみに「プレス跡を出にくくする裏ワザ」やコツをご存じの方がいたら、ぜひ教えてください…!

ポケッタブルパーカーのカスタムが完成!

世界にひとつのオリジナルアイテムに早変わり✨

「人と同じものは着たくない」「自分だけのスタイルを楽しみたい」
そんな方には、このカスタム体験こそが最高の楽しみになるはずです。

ちょっとした工夫と手間で、愛着のわく一着に。
“作る”楽しさと、“着る”楽しさがどちらも味わえるのが、自作アイテムの魅力です

オリジナルデザイン
カッティングマシンはシルクスクリーンのようなプリント時の失敗が少なく、インクの処理もないのでお気に入り
ギャレットモータースデザイン
ナイロン素材にもくっきりと綺麗にプリントできます
GARRETTMOTORSブランド
少ない枚数で、しかも複数の場所にデザインを入れたいときには、
カッティングマシンがとても便利です!
Tシャツやパーカーの胸・背中・袖など、いろんな場所にそれぞれ違うデザインを貼りたいときも、
自分で自由に調整できるのが最大の魅力。
小ロット&多デザインのカスタムにぴったりのツールです
ポケッタブルパーカー gu

👕プリント工程のステップ表

ステップ内容注意点
① デザイン準備好きなロゴや文字を用意鏡写し(反転)でカット
② シートをカットアイロンプリント用紙をカットカッティングマシンでカット
③ 配置決めパーカーにデザインを仮置き定規でセンターを取ると◎
④ アイロン転写中温で15〜20秒プレス当て布必須・動かさない
⑤ 冷めたら剥がすフィルムをゆっくり剥がすしっかり冷ましてから

STEP 5:撥水加工をプラスして実用性アップ!

せっかく作ったパーカー。雨に弱くてベタベタになっては台無しですよね。
実は、ナイロン製のパーカーでも、洗濯や使っているうちに撥水効果が落ちてきます。

そこで役立つのが、「撥水加工のやり直し」です。

▶️撥水加工のやり方

とっても簡単です!

①パーカーをキレイに洗って乾かす

汚れがあると撥水剤がつきにくいので、洗っておきましょう。

②撥水スプレーを使う

市販の「衣類用撥水スプレー」を全体にムラなく吹きかけます。

おすすめは「リバイベックス」などのアウトドア用品にも使われるタイプ。
ホームセンターやAmazonでも買えます。

③ドライヤー or アイロンで熱を加える

乾いたあとにドライヤーで軽く温めるか、当て布をしてアイロンで軽く押さえると、撥水効果がグッと高まります!

💧撥水加工の手順まとめ
ステップ作業内容補足・コツ
① 洗って乾かす汚れを落とすことで密着力UP柔軟剤はNG
② スプレーをかける全体にまんべんなく吹きかける窓を開けて換気
③ 乾かす風通しの良い場所で自然乾燥触ってサラッとしたらOK
④ 熱を加えるドライヤー or アイロンで温める当て布使用で焦げ防止

STEP 6:完成!使ってみよう!

オリジナルのデザインに、しっかり撥水加工。
これで、雨の日も楽しめるファッションアイテムの完成です!

バッグに入れておけば、いつでも使えるし、冷房が効いた屋内での羽織としても使えるので一石二鳥。
キャンプ、フェス、自転車通勤など、いろんなシーンで大活躍間違いなし!

防水加工のおすすめは、リバイベックス・アウターウエア用撥水剤

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↑この商品はゴアテックスのメーカーであるWLゴア&アソシエイツ社によって開発された事、アウトドア用品で人気のモンベルが自社のウエアのメンテナンス用として推薦しているので効果は保証済みです

撥水加工を長持ちさせるコツ5選

  1. 手洗いかネット使用で優しく洗う
  2. 洗剤は中性洗剤、柔軟剤は使わない
  3. 乾燥機はNG、自然乾燥がベスト
  4. 使ったあとに軽く乾かして保管
  5. 定期的にスプレーし直すと安心!

撥水加工を長持ちさせるコツ

コツ理由
手洗いやネット使用洗濯による摩耗を防ぐ
柔軟剤は使わない撥水コートを壊してしまう
自然乾燥熱で生地を傷めないため
使用後はしっかり乾かすカビや臭い防止になる
スプレーを定期的に再使用撥水効果をキープできる

まとめ

ポケッタブルパーカーのメリットまとめ

特徴内容
軽量・コンパクトバッグに入れてもかさばらない
雨対策に最適急な雨でもすぐ羽織れる
オリジナルデザインOK世界に一つだけのアイテムが作れる
撥水加工で実用性UP濡れにくく、冷房対策にも◎

☔雨の日こそ、おしゃれを楽しもう!

「雨=ダサい雨具」なんて時代はもう終わり。
ちょっとした工夫と手間で、自分だけのオリジナルアイテムが作れちゃいます。
そして、実際に使うことで“作ったモノ”に愛着が湧くのも、DIYの魅力です。

おしゃれも、機能性も、どっちも大事。
あなたもぜひ、自分だけのカスタムポケッタブルパーカーにチャレンジしてみてください!

ポケッタブルパーカはコンパクトに持ち運べて、雨具としての利用はもちろんですが、冷房対策の羽織りにも使え、軽いのが魅力です。本格的にな大雨には無理でしょうが。。。それでも気温が高めの季節のさっと出して着れる雨対策としては大変便利です。アウトドア活動の多い方にも重宝しそう。今回はそんな便利なアイテムのポケッタブルパーカをカスタムしてみました、カッティングマシンの可能性は結構高くてオリジナルアイテムを簡単に作るにはこんな便利な道具はないかも?です。今回は撥水加工もしたので雨の日に使って検証してみます

※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2025年4月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

△ギャレットモータースのオリジナルアイテムです。どうぞよろしくお願いします

 

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