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ラジコンドリフトカー・足回りのセッティング:目的と効果を知ろう
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RCカードリフトのセッティング箇所は多いので初心者には何をどうすれば良いのか判断が難しいでしょう。基本はとマシンの挙動・操縦感覚を見たり感じてから、何をどう変えるかを考える事になります。今回は一番重要な足回りのセッティングでの目的と効果を見ていきましょう

 トー角の意味を知っていますか?

RCカーにはタイヤにトー角というものが設定されています。トー角にはトーイン(マシンを俯瞰で見てタイヤがハの字になっている状態)とトーアウト(こちらは俯瞰で見てタイヤが逆はハの字状態)があり

ラジドリの基本は

フロント=トーアウト(旋回時安定感↑、マイルドな動き)
リア=トーイン
(トラクション↑、車速↑、直進性↑)

になります。

トーアウト状態
トーアウト状態、マシンは素組みでフロントはトーアウトになっています
トーイン
リアはトーインを弱めると直進性能があがり、トーインを強めるとグリップ力がUPします

トー角についての考察

キャンバー角は飾りじゃないんです

マシンを水平に見た時のタイヤの路面に対する傾きがキャンバー角です。一見飾りのようですがこれにも意味があります。キャンバー角でマシンの挙動が変わります。
ラジドリでのキャンバー角は

リアの基本角度は2~3度付近
(寝かす:トラクションUP↑、車速UP↑
起こす:角度コントロール性UP↑、加速度DOWN↓)
フロントの基本角度は6度付近
(寝かす:操作性↑、ハンドルリニア感↑起こす:安定感UP↑、マイルドさ↑)

キャンバー角はキャンバーゲージという専用ツールで測定し、左右は同じ数値にしましょう
キャンバー角はキャンバーゲージという専用ツールで測定し、左右は同じ数値にしましょう
キャンバー角調整はロアアームで行うのが基本
キャンバー角の調整はロアアームの長さを変えて調整するのが基本、アッパーアームでも調整可能だがその場合、ボディからタイヤがはみ出したりしてしまう事があるのでできれば避けた方が◎

キャンバー角についての考察

サスペンションはマシンの挙動を変える

RCカーの足回りで象徴的なサスペンションのダンパーとスプリング。このダンパーはもちろん、ダインパーオイルやスプリングでもマシンの挙動を変えられます。サスペンションについては以下の記事で書いています

ダンパー&オイルについて簡単な説明です

早くドリフトをしたいという、はやる気持ちがまずセッティングしていろいろいじりたくなりますが、セッテイングには目的と効果があります。前提としてコントロール(基本操作)が思い通りにできるようになる事が最初のセッティングともいえるでしょう。基本操作が出来ていないとセッティングは理解も体感も出来ない可能性があります。まずはドライバーの基本操作、そのあと細かいセッティングを詰めて行く方が上達への近道だと言えるでしょう。

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