Design
【初心者必見】100均アイテムで簡単DIY!カッティングマシンでオリジナルメガネケースを作ろう
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100均DIYが好きな方、そして「世界に一つだけのアイテムを作りたい」と思っている方に向けて、今回は100円ショップのメガネケースを使った簡単カスタム術をご紹介します。
DIY初心者でもチャレンジできる内容で、カッティングマシンを使ったデザイン転写の方法も丁寧に解説しています。

ギャレットモータースブランド
イラストとそのまんまですがメガネケース(GLASSES CASE)の文字を入れました
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用意したのは100均「セリア」のセミハードメガネケース

100円ショップ「セリア」で販売されているファスナー式のセミハードタイプのメガネケースを使用しました。
このケース、100円とは思えないクオリティで、軽量ながらしっかりとした作り。特に、大きめのメガネやサングラスを使っている方にとっては収納力もあり、かなり実用的です。

  • ケース素材:セミハードタイプ(軽量・耐衝撃)
  • サイズ:大きめ(サングラスも収納可)
  • 購入場所:セリア(100円)

「このままでも使えるけど、せっかくならもっと自分好みにしたい!」という気持ちから、オリジナルデザインでカスタマイズしてみました。


↑このタイプのハードタイプのケースを使用。同じようなものが100円ショップのセリアにあったので購入しました。100円ショップはDIYやカスタム好きも楽しい場所です!

デザイン制作の流れ

① デザインテーマを決める

最初に、「SUPERGEEK」または「GLASSES CASE」というテキストに合わせて、過去に作ったオリジナルキャラクターを組み合わせることにしました。テーマ性があると、一気に愛着が湧きます。

② Adobe Illustratorでデザインを作成

使用ソフトはAdobe Illustrator(アドビ・イラストレーター)。
DIY初心者の方でも、文字ベースなら比較的簡単に作れます。

  • 複雑なパスは不要。カットしやすいアウトラインに変換
  • 単色デザインがおすすめ(熱転写ラバーシートとの相性◎)
イラストレーターデザイン
デザインを作るのに使用するのはアドビ イラストレーター
フォント
デザイン制作にはイラストレータを使っているのは、使いやすさとデザイン制作に適した機能が充実しているからです
イラスト制作
今回使用するデザインはこちらに決定しました
イラストは以前制作したものです

決定したデザインを印刷加工用にデータを加工します

デザインが決定したらデザインを印刷加工用にデータ化します。小ロットでプリント系のアイテムは熱転写ラバーシートか昇華転写が良いですが。色数が少ない場合は熱転写ラバーシートをカッティングマシンでカットする方法でいきます。

カッティングマシンがない場合はデザインをコピー用紙などにプリントアウトして熱転写ラバーシートを重ねてデザインナイフでフリーハンドカットもできますが、相当な技術が必要かも?です。

 

 

アウトラン
カッティングマシン用にアウトランが綺麗な線になるよう調整します。余計な点や複雑なオブジェクトがないように注意しましょう。プレビューで確認して問題なければDFX形式で書き出します
シルエットカメオ
イラストレータで書き出したDFX形式をSilhouette Studio(無料ソフト)で開き、デザインを実際に使用するサイズにします
シルエットスタジオ
使用するサイズに合わせたらカッティングマシンにデータを送って出力します。今回の熱転写ラバーシートは80μと書いてあったのですが素材が厚くカットが上手くいかずかなり強めの設定にしました。設定は刃出し2、速度5、カット圧7、パス1で何とか切れました。熱転写ラバーシートは安いとカットに影響が出る事がありますね〜

カッティングマシンでデザインをカット!

使用機材:

  • カッティングマシン:Silhouette Cameo
  • ソフト:Silhouette Studio(無料)
  • 素材:熱転写ラバーシート(白・80μ)

書き出し形式と設定:

カット設定:刃出し2/速度5/圧力7/パス1
(※素材によって変動あり。試し切りをおすすめ)

デザインをDXF形式で書き出し、Silhouette Studioで開く

✅ ポイント

  • シートの質でカットの精度が変わることもあるので、なるべく信頼できるメーカー品を使用
  • 安いシートは素材が厚すぎたり薄すぎたりして、設定がシビアになることも…
カッティングマシン
カッティングマシンに熱転写ラバーシート(白色)をセットして出力

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熱転写の方法(プレス工程)

熱プレスできないアイテムへの対応

メガネケースは凹凸があり、熱プレス機で挟むのが難しい形状です。
そのため、**耐熱手袋をつけて直接押し当てる方式(160℃・20秒)**で定着させました。
これは海外のDIY動画でもよく使われている方法で、安全性を確保しながらしっかりとプリントできます。

手順まとめ:

  1. デザインを余白から切り離し、メガネケースに仮置き
  2. 耐熱テープで仮止めし、デザインがズレないようにする
  3. 160℃に熱したアイロンやプレス機で20秒ほど押し当て
  4. クールダウン後に透明フィルムを剥がす
ライトテーブル
出力された熱転写シートをパーツごとに余計な部分を取り除きます。デザインパーツをメガネケースに実際に当ててみてバランスを調整
シリコンマット
実際のデザイン素材を置いてみながら最終的なレイアウトを決めていきます
耐熱テープ
ある程度デザインが決まったらデザインパーツがずれないように耐熱テープで仮止めします
サングラスケース
こうして止めておくと完成予想も見えやすいです
カスタムデザイン
メガネケースは形状的に熱プレス機で挟めないので直接押し付けて定着させます
ヒートプレス
下から少し力を入れながら160度で約20秒押し付けます
華氏
厚くなりますので耐熱手袋があると安全ですね

完成!世界にひとつだけのメガネケース

無地だったメガネケースに、自分だけのロゴやキャラクターが入ることで、一気にオリジナル感がアップ!

  • デザインを見ればすぐに“これは自分のケースだ”とわかる
  • 表面の素材が少しザラついていても、熱転写ラバーシートはきれいに定着
  • フック付きで持ち運びも便利
オリジナルメガネケース
 表面の素材は凸凹していて心配でしたが、綺麗にプリント(定着)できました
グッズデザイン
中に入るメガネもカスタム済み、テンプルにデザインを入れてみました
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ガネ本体もカスタムしてみた!

実はメガネ本体にも、同じようにデザインを転写してテンプル部分をカスタマイズしてみました。
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サングラスケースカスタム
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自作アイテム
しっかりとガードしてくれます
メガネケースカスタムデザイン
素材感も安っぽくはないんですよね
スポーツブランド
GLASSES CASEと書いてあるのでメガネケースとすぐわかります(笑)ケースの形を見ればメガネケースとわかると思いますが...

まとめ:100均DIY×カッティングマシンは相性抜群!

  • 費用を抑えながら、オリジナリティを出したい人におすすめ!
  • DIY初心者でも挑戦しやすい素材と工程
  • カッティングマシンを活用することで、小ロットのオリジナルグッズ制作が可能に!

100均アイテムを使えば、失敗してもダメージが少ないので安心。
今後は他のケースやポーチなどもカスタムして、オリジナルグッズ制作を楽しんでみようと思います!

※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2025年7月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

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