カッティングマシン(カッティングプロッター)は、名前のとおりデザインデータを自動でカットしてくれるマシンです。
一度使うと分かりますが、これは大変便利なマシンで看板やウィンドウディスプレイ、Tシャツやキャップのアパレル資材など、様々な素材を自由にカットできるので様々なものを作ることができ、DIY作品の制作にも大活躍します。
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カッティングマシンはアパレル・看板・ステッカー等のDIY作品に大活躍します
カッティングマシン(カッティングプロッター)はハンドメイド・DIYなどホビー系はもちろん、教育機関、店内POPやディスプレイ・少ロットオリジナルグッズにとビジネスや副業にも幅広く使われています。
アパレル関係によく使われている熱転写ラバーシート
カッティングマシン(カッティングプロッター)は日本ではあまり認知されていないようですが、海外ではvinyl cutterと呼ばれDIYはもちろんプリントビジネスの定番として人気があります。
熱転写ラバーシート(アイロンプリントシート)を使用してのアパレル資材への加工は業務でもよく使われ、Tシャツ、パーカーやトレーナー、ユニフォームなどの綿素材。
スポーツ関係のストレッチ系ユニフォームのポリエステルドライ素材、水着系の耐候性を求められる生地、撥水系の生地などアパレル関係に幅広く使われています。
熱転写ラバーシート(アイロンプリントシート)は、版が不要で、1枚から加工出来るので、小ロットオリジナルのグッズには特に向いています。大量生産は不得意です。
これは量が増えてもコスト&作業時が減らない為です。カッティングマシン(カッティングプロッター)はさみでカットして、転写したい部分を残しアイロンなどでプレスするだけの手軽さも魅力。
しかもプリンタなど高額機械も必要なく、コスト面で導入しやすいシートです。
ステッカー・看板にはステッカーシート
単色のデザインや文字看板などにはステッカーシートが使えます。
ステッカーシートには耐年数や素材(ホログラム・蛍光・蓄光)も多く種類があります。カッティングマシン(カッティングプロッター)で好きな形にカットしたら不要な部分を取り除くだけです。
シールや車のデコレーション、壁、お店のディスプレ看板の装飾など、多目的に使えます
その他、布や革、プラ板などもカットが可能
カッティングマシン(カッティングプロッター)は、上記のステッカーやアイロンシートを使用するのがメインですが、機種によっては布や革、プラ板までカットが可能になりますのでDIYへの使用用途はすごく広いのが特徴です!
カッティングマシン(カッティングプロッター)のオススメ機種
silhouette CAMEO4
私のオススメはシルエットカメオ。無料デザインソフト(DL可能)でカットのデータ作成からカット設定まで全て行うことができます。
アドビのイラストレーターのデータ(dfx形式)も使えるのが便利。
異なるブレードを同時に2本装着することができるのでカット方法の切り替えがそのまま出来、効率的な作業ができます。ロールストッカーによりロールをそのまま装着することができるのもよいです。
個人的に一番のポイントはBluetooth搭載でワイヤレス接続なのがGOOD
ScanNCut CM300
ScanNCut CM300はスキャナーが付属しているのでアナログ方式が好き(得意)な人に向いています。自動でデザインを判別してカットするので、パソコンがなくてもカッティングできます。
手描きのイラストを使用できるシンプルさが嬉しいです。シンプルな事はものづくりで重要な要素だと思います。様々なショップや学校でも使用されています。
もちろんパソコンで制作したデータを送れるので、さまざまな職種でも人気。
カッティングマシンで出来ることを見てみましょう
↑雑貨・小物の装飾にも
↑ペーパークラフトは大得意