
2WD(RWD)ドリフトのジャイロを正しく搭載したら、次は正常に動いているかを確認します。
ジャイロは2WD(RWD)ドリフトに必須ですが、搭載しただけではまだ不十分で基本的な設定が最初に必要です。
設定は難しいものではなく、視覚的に判断できますので一度やれば覚えれると思います
Contents
ジャイロの役割(ザックリ)
ステアリングジャイロは、車体の急な横揺れに対してステアリングを自動で補正する電子デバイスです。2WD(後輪駆動)はオーバーステアになりやすく、ジャイロを適切に使うことで狙ったドリフトラインを維持しやすくなります。
必要な準備(取り付け/接続)
プロポ整備:トリム・サブトリムはゼロ、エンドポイントは標準(100%)に戻しておく。
取り付け位置:重心付近、受信機の近くに水平に固定。両面テープでしっかり。
配線:ジャイロの入力を受信機のステアリング(CH1)へ、出力をサーボへ。ゲイン用のチャンネル(CH3など)を受信機に接続してプロポから調整できるようにします。
ジャイロのゲインを最大にしてから設定を始める
ジャロの設定をしていくのに効果をわかりやすくするために、まず設定を最大にします。
ジャイロの設定調整はGAINと書いてあるツマミを、ジャイロに付属しているドライバーを使用して時計回りに目一杯回して止まる位置が最大のゲイン値となります

最短:ジャイロ動作確認
所要時間:30秒〜1分
確認できたら、ゲインを少しずつ下げてハンチングが出ない最適値を探す(次項参照)。
ゲインを最大にする
ジャイロ本体の「GAIN」ポテンショメータを付属ドライバーで時計回りいっぱいまで回す(最大)。
車体の後部(お尻)を持ち、左右に軽く振る(静止状態で行う)
期待される動き:右に振ったらフロントタイヤが一瞬右に切れる(左に振ったら左に切れる)。これが正しい補正方向。
逆に切れる場合:ジャイロの補正方向が逆(リバース)になっています → 下記「リバース機能」を参照。
フロントの動きが分かりにくい時はゲインを最大にして再確認。


ゲイン調整(ハンチング対処法)
- ハンチング(小刻み振動) が出たら:ゲインが高すぎる。プロポやジャイロのゲインを少しずつ下げる。
- 操作方法の例:
- GAIN を 100% → 80% → 60% と30%刻みで試す。
- ハンチングが出たポイントの一段階手前の値を基準に微調整。
- 一部プロポ(Futaba / Sanwa等)はゲインチャンネルの「スピード/ポジション」設定があるため、これを80%にするなど調整してみる。
リバース機能の使い方
手順:ジャイロ本体のREVスイッチを一回切り替えるか、プロポ側でステアリングチャンネルのリバースを切替える。
症状:車体を右に振ったのにフロントが左に切れる。
原因:補正方向が逆(ジャイロが逆に働いている) → REV(リバース)スイッチで修正。

実走テストのコツ(路面別)
- カーペット:摩擦高め → ゲインはやや下げる。
- アスファルト:高速エントリー時は一度ゲインを下げて様子を見る。
- タイル等ツルツル路面:反応を遅めに(ジャイロ反応速度の調整が出来れば遅く設定)。
よくある問題(早分かりチェックリスト)
- ジャイロLEDが初期化で点滅 → 電源が入っているか、静止しているか確認。
- フロントが逆に切れる → REV設定を切替え。
- 小刻み振動(ハンチング) → GAINを下げる。
- ステアリングに遅れがある → プロポのサーボスピード等を確認。
ジャイロの反応速度
ジャイロの反応速度が速すぎると、過剰な補正が行われ、車両の挙動が不安定になることがあります。一部のジャイロでは、内部設定で反応速度を調整できるものもあります。取扱説明書を参照し、適切な速度に設定してください。
ジャイロ設定時のチェックポイント
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 取り付け位置 | 車両の重心付近に水平に設置 |
| 接続 | 受信機とサーボに正しく接続 |
| プロポの初期設定 | トリム、サブトリムをゼロ、エンドポイントを標準値に設定 |
| 補正方向の確認 | 車両を振った際にジャイロが正しい方向に補正するか確認 |
| ゲイン設定 | ハンチングが発生しない適切な値に調整 |
| プロポのチャンネル設定 | 必要に応じてゲイン調整用チャンネルのスピードやポジション設定を調整 |
| ジャイロの反応速度設定 | 過剰な補正を防ぐため、適切な反応速度に設定(可能な場合) |
これらの手順とポイントを確認しながら設定を行い、2WD(RWD)車両でのステアリングジャイロの効果を最大化するために進めてください。以下では、さらに詳しい手順や技術的な背景、そして実践的なアドバイスを追加します。
2WDドリフトにおけるジャイロの役割
ステアリングジャイロは、車両のステアリング挙動を補正し、ドライバーが意図するドリフトラインを維持するのに役立ちます。特に、2WD(RWD)車両では、後輪駆動特有のオーバーステア傾向を制御しやすくするため、ジャイロの設定が成功の鍵となります。
実際のセッティング手順
- ジャイロの補正方向テスト:
- 車両を地面に置き、前輪を左右に振る動作を繰り返します。
- ドリフト中、車両の進行方向と逆にタイヤが向くことを確認します。
- 必要に応じて、ジャイロ本体のスイッチやプロポのリバース機能を使って修正します。
- ゲイン調整:
- 低速テスト: 小さなスラロームで車両がスムーズに動作するか確認してください。ジャイロの効果が弱すぎる場合、車両が安定しない可能性があります。
- 高速テスト: ストレートからのエントリードリフト時、ジャイロが過剰に補正して車両が揺れる場合、ゲインが高すぎます。この場合、プロポを使って少しずつゲインを下げます。
- プロポのエンドポイントとスピード設定:
- サーボのエンドポイントを適切に設定し、タイヤが最大限の切れ角を発揮できるようにします。
- 一部のプロポでは、サーボスピードを制御する設定があり、これを活用することで、ドリフト中のコントロール性を向上させることができます。
ジャイロ活用のヒント
- 異なる路面への適応:
- カーペット、アスファルト、タイルといった異なる路面では、摩擦係数が異なり、ジャイロ設定も微調整が必要です。
- 高摩擦路面では、ゲインをやや下げると安定性が向上します。
- スロットルとの連動:
- スロットル操作とジャイロの動きを連動させることで、ドリフト中のスムーズなライン維持が可能になります。
- たとえば、急加速時にはゲインを一時的に下げる設定を使用することも効果的です(プロポのカスタムミキシング機能を活用)。
- 練習とデータ蓄積:
- 同じ車両で異なる設定を試し、どのジャイロ設定が最適かを記録しておくと良いでしょう。特に、各サーキットの特徴に応じた設定が役立ちます。
ジャイロ設定の比較
| 設定項目 | 高ゲイン設定の特徴 | 低ゲイン設定の特徴 |
|---|---|---|
| ドリフトラインの維持 | 安定性が高く、初心者に向いている | より自由な操作が可能で、熟練者向き |
| 車両の動き | ステアリングが少し硬く感じる場合がある | ステアリングが軽快で、車両の反応が敏感に感じる |
| ハンチングのリスク | ゲインが高すぎる場合、発生する可能性がある | ほとんど発生しないが、補正効果が弱い場合がある |
応用技術: ステアリング角度制御
ステアリング角度の最大化:
- サーボアームとステアリングリンクを最適な長さに調整し、タイヤが最大限の角度まで切れるように設定します。
ジャイロによる角度制限:
- 一部の高性能ジャイロには、ステアリング角度を自動制限する機能があります。これを利用することで、タイヤが過剰に切れることを防ぎ、ドリフト中のスムーズな挙動を保てます。
ケーススタディ: サーキット別ジャイロ設定
| サーキット名 | 路面タイプ | 推奨ゲイン値 | その他の設定ポイント |
|---|---|---|---|
| 横浜サーキット | カーペット | 中程度 | ステアリングエンドポイントを広めに設定 |
| 北総サーキット | アスファルト | 高め | スロットルミキシングを活用 |
| 地元公園(DIYコース) | タイル | 低め | ジャイロ反応速度を遅く設定 |
この内容を参考に、あなたの2WD車両に最適なジャイロセッティングを見つけ、ドリフト性能を最大限に引き出してください。継続的な練習と微調整が、プロフェッショナルなドライビング技術への道を切り開きます!
まとめ(初心者向け短いアクション)
- ジャイロを水平に取り付ける。
- GAIN を最大にして、お尻を持って左右に振る(フロントが振った方向に切れればOK)。
- リバースが必要なら切替える。
- 実走でゲインを微調整(ハンチングが出るなら下げる)。
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2025年8月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。























