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2WD(RWD)ドリフトのジャイロ搭載で知っておきたいコト
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2WD(RWD)ドリフトでの必須アイテムがジャイロ。

正確にはステアリングジャイロという名前で発売されているラジコンドリフト用のアイテムです。

このジャイロを搭載する場所はラジコンのシャシーですがその搭載場所や置き方には他の機器にはないちょっとしたルールがあります

ジャイロの役割とは?

2WD(後輪駆動)ラジコンカーのドリフトでは、車体安定化と操作性向上のために「ステアリングジャイロ」が必須です。特に初心者が滑らかなカウンターステアを実現するための効果が顕著であり、上級者の高度な動作にも対応します。

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2WD(RWD)ドリフトのジャイロ搭載で知っておきたいコト

ジャイロはゲイン量という数値を調整する事で効き具合を調整することができます。

搭載する場所はシャシーの水平が維持できる場所に両面テープで固定します。

他の機器はコード等の干渉が少なくしっかり固定されていれば大丈夫ですが、ジャイロはセンサーが自動で調整を行う機器なので、ジャイロの性能が発揮できる場所を選んで適切に搭載しましょう

YOKOMO YG-302ステアリングジャイロ。ヨコモ製ジャイロユニット。ベーシックモデルでYOKOMOのキット付属もこのYG-302の場合が多い。初心が最初に買うにはうってつけの製品
ジャイロから出ている3種類のコネクターは上のとおりです。※ゲイン調整をトリマーでする場合は3ch接続は不要
手動の場合は中央のダイヤルを回してゲイン調整を行います。プロポ(送信機)側でリモート設定できるものもあります

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ジャイロは水平が維持できる場所に搭載しましょう

ジャイロ搭載で一番重要なことはシャーシーに対して水平に取り付けることです。

これがジャイロ搭載で守るべきたった一つのルールです。

最もベーシックでいて一番ポピュラーなのがシャシー中心であるこの部分に搭載すること。ゲインのダイヤル調整も容易で初心者にはおすすめ。

ステアリングサーボの上も良く見ます。問題ないようなのですが、個人的には熱をもつのサーボというコントロールの要の機材の上に載せるのは、、、少し心配
ジャイロはマシンがスライドした時にセンサーが挙動を感知し、自動で補正動作を入れてくれる機材です。垂直や斜め角度で搭載されていると感知のセンサーが誤って検知したりするので、正しい動きができなくなってしまいますので必ずシャシーに対して水平に搭載しましょう

 

ステアリングジャイロ(通称:ジャイロ)は2WD(RWD)ドリフトには必須のアイテムであることは説明してきましたが、必要性と搭載方法の次は設になるでしょう。ジャイロの細かい設定は改めて記事にしようと思います。ジャイロの挙動を初めて体験すると今までのラジコンでは感じたことのない面白さを発見するかもしれません

GWS PG-03 ピエゾジャイロ SAVOXサーボ対応最新バージョン
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ジャイロの基本構造と選び方

  • タイプ: 主にピエゾ式が利用され、感度調整が可能。
  • 搭載方法: 車体シャシーにしっかり固定。
  • おすすめモデル: ヨコモやg-FORCE製が特に高い評価を得ています。

(ジャイロのタイプ比較表)

ジャイロタイプ特徴初心者向き上級者向き
ピエゾ式安定性重視
MEMS式高感度

ゲイン調整の基礎

ジャイロの「ゲイン調整」は、過剰な補正や動作不良を防ぐために必須です。

  • 低ゲイン: 操作感を重視(上級者向け)。
  • 高ゲイン: 安定性重視(初心者向け)。 設定の際には、ドリフトの状況や路面状態を考慮しながら調整することが重要です。

操作技術向上のポイント

ジャイロ搭載後、以下の点を意識して練習を行いましょう:

  1. タイヤの選択と調整:滑りやすいプラスチックタイヤがおすすめ。
  2. コーナリング技術:カウンターステアの適切なタイミング。
  3. 実践:練習時に段階的にゲインを調整。

注意点

  • 過度のジャイロ依存はスキル向上を妨げる可能性があるため、慣れたら徐々にゲインを低下させる。
  • 設定が不適切だと車体の動きが不安定になり、思わぬトラブルを招くことがあります。

ジャイロを正しく活用することで、初心者でもドリフトの魅力を最大限楽しめます。加えて、上級者にとっても競技やパフォーマンス向上に不可欠なアイテムです。

※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2024年12月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

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