シルクスクリーンはアートと商業の狭間。表現の楽しさを教えてくれる
Stavelot Abdij Exposition Andy Warhol and Co
スポンサーリンク

架空のカスタムショップGARRETTMOTORS(ギャレットモータース)オリジナルTシャツを作ってみようと思い、制作の工程や必要な道具等を調べながら自分の中で整理しつつ記事にしてみる事にしました

スポンサーリンク

Tシャツはシルクスクリーンで作る事に

Tシャツの制作には業者に頼むのが一番楽で簡単・確実ですが、まずは自分の手で試行錯誤しながら一から作る事にします。Tシャツの制作には主にシルクスクリーン印刷が使用されています。シルクスクリーンは版と言われる「原版」を作れば何枚でも印刷でき、シルクスクリーンの「原版」は自分でも作れます。刷るのも自分でやれるのも魅力です。道具は自作すればそんなに高価ではなく、一式揃えられます。ニューヨークの作家たちは、刷り台からスクリーン張り、製版まで全てD.I.Yでやっているそうです

そもそもシルクスクリーンって何だろう

Silk Screen Process Printing・シルクスクリーン印刷は別名Serigraphy(セリグラフィ)といいSericulture(養蚕業)ラテン語のまゆ・絹の意味に由来します。これは版画などの美術界で用いられる名称。イギリスではStencil Process Printingと呼びステンシルに関係しています。日本には日本由来の抜染技術(ステンシル)が発祥の抜染技術があり、それは江戸時代に続く伝統的技法、江戸小紋・伊勢型紙などの事です。抜染技術の後、和紙に柿渋を塗った型紙に絹の紗張りをしたのが富山県高岡地方の人々でした、これが明治の末です。これを元に1907年にイギリスのサムエル・シモンがシルクスクリーン印刷法の特許をとったのがシルクスクリーン印刷の始まりです。そう考えると元々は日本から始まったとも言えるでしょう

photo Stavelot Abdij Exposition Andy Warhol and Co
シルクスクリーンで有名なアンデイウォーホールの美しいポップな版画作品

起源は諸説あり

シルクスクリーンの起源自体は琉球の古紅型染、中国の襖紙型、江戸時代のカッパ版型紙、8世紀後半伊勢白子型紙、ギリシャ時代のステンシル印刷等、諸説あります

アナログ写真製版によって今の技法が完成

1915年頃アメリカで写真製版法が完成し、1917年に万石和喜政によって日本に写真製版法が来たことでシルクスクリーン印刷は完成したといっていいでしょう。また、シルクスクリーンはプロセス印刷・孔版プロセスなどと呼ばれ、美術作品、広告、日用品まで範囲が広いです。印刷技法や構造も簡単で、小ロットに向いているのでランニングコストも低く、D.I.Yに最も適した印刷メディアと言えますね。

水と空気以外全ての物に印刷ができる

シルクスクリーンは水と空気以外全ての物に印刷ができると言われてます。トレーナー、帽子、紙、木材、プラスチック、金属、ガラスにまで印刷でき、精密機械にも使用されています。幅広く応用でき、アイデア次第で色々な事に応用できるのも魅力です。

参考文献:シルクスクリーンの用具と技法 美術出版社



スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事