
RC CARでドリフト走行を可能にしている最大の要素は専用タイヤにあります。
このドリフト専用タイヤは硬い樹脂製で出来ているのが特徴。
通常のラジコンではゴム製で実車と同じくグリップ力を重視するが、ドリフト用のタイヤはタイヤを滑らすことに特化した専用タイヤでドリフト走行を楽しめるようになっています

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ラジコンでのドリフト走行は専用タイヤが必須アイテム
ドリフト専用のタイヤは樹脂製で塩ビ管のような素材になっています。
タイヤなのにあえて滑らせる為の専用タイヤなんて少し不思議ですよね。
しかしこのあえて滑らせるというのがドリフト走行キモになります。
ラジコンのドリフトはよくフィギアスケートに例えられますが、それはこの滑らせて魅せる競技という点で共通しているからなのだと思います。

ドリフト専用タイヤはただ滑らせるだけでなく各路面に対応している
ドリフト専用タイヤは滑らせるだけだから、ツルツルであればなんでも良いかと思いがちですが、
サーキット指定を含め各種の路面に対応したタイヤがあります。
ドリフト専用タイヤ種類は大きく分けて3種類
ドリフト専用タイヤは大きく分けるとアスファルト、カーペット、Pタイルの3種類あります(カーペット・Pタイルは両方の路面に使える場合が多い)。
各路面にあった専用タイヤを必ず使用しましょう。特にサーキットでは指定タイヤがあるので厳守しましょう
これについては知らなかったでは、サーキットや他のお客さんに迷惑をかけてしまいますので注意が必要です。
アスファルト用タイヤをカーペットに使用したりすると路面に傷がついたりしてしまう可能性もありますので使用するタイヤは路面に合わせた専用を使用して、違う路面には併用しないようにします。
アスファルト
パーキングなど一番多いのがアスファルトですが、
使われているアスファルトの種類によって走りやすさが変わります。
粗めのアスファルトはパーツ損傷の可能性がありますので避け、基本目の細かい滑らかなアスファルト路面で走行しましょう。
ソリッドタイプのコンペティション樹脂製ドリフトタイヤDRAです。アスファルト路面に最適なコンパウンドで、タイヤ厚とトレッド形状、サイドウォール形状なども新設計し、最新のドリフトスタイルに合わせたタイヤになっています。一般的な10分の1サイズのドリフト用ホイールにはそのまま装着が可能ですが、サイズが緩い場合にはタイヤ取り付けテープ(ZR-DRT●270)を併用していただき、タイヤとホイールの隙間に瞬間接着剤で数か所接着してご使用ください。1台分4個入り
出典:YOKOMO
↑アスファルト専用タイヤ
カーペット
毛足の短いパンチカーペットが主に使われます。
ラジコン専用のサーキットではこのパンチカーペット路面を採用しているところもあり、走行安定性の高さなどから好まれています。
Pタイル
事務所や商業施設の床によく使われているのがP(プラスティック)タイル。
フラットで滑りやすく、ドリフトに適した路面です。他の路面に比べるとグリップ感がかなり低いので、初心者には最初難しいかもしれません。
路面が非常に安定するので、ドリフトラジコン専用のサーキットではよく見かけます
ソリッドタイプのコンペティション樹脂製ドリフトタイヤDRCです。カーペットやPタイル路面に最適なPEコンパウンドで、タイヤ厚とトレッド形状、サイドウォール形状なども専用に新設計し、最新のドリフトスタイルに合わせたタイヤになっています。一般的な10分の1サイズのドリフト用ホイールにはそのまま装着が可能ですが、サイズが緩い場合にはタイヤ取り付けテープ(ZR-DRT●270)を併用していただき、タイヤとホイールの隙間に瞬間接着剤で数か所接着してご使用ください。1台分4個入り。
出典:YOKOMO
↑カーペット・Pタイルは両方の路面に使える場合が多いですが、Pタイルで使用したタイヤをカーペットでも使用するのは避けましょう
ドリフト走行において専用タイヤはこれでなければ成立しないといってもよいほどの重要アイテム。このドリフト専用タイヤで滑らせて、ジャイロで制御しながら走らせるのがドリフトの基本になります。滑らす事に特化した珍しいタイヤです。走行する路面に合わせたタイヤの選択をしましょう。サーキット指定やレース指定のタイヤもありますので事前に確認しておくと安心です。
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2020年4月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。