文字やロゴへのいろいろな効果(エフェクト)が簡単にできるのがフォトショップの魅力ですが
今回はレトロな雰囲気の文字をフォトショップの効果を使って制作していきます
レトロな効果のポイントは、自然に見えるくらいの範囲でやめておく事です。
個人的な経験でいうと、物足りないと感じるぎりぎり位で止めておくと、上手くいく事が多いです
フォトショップの文字効果を理解しながらレトロな印象のイメージを作っていきます
1.新規ファイルを作成。サイズは任意で
2.garrettの文字を作ります
3.文字に効果をつけていきます。【レイヤー→レイヤースタイル→境界線】で1個目のフチをつけます
4.文字に2個目の効果をつけていきます。
【レイヤー→レイヤースタイル→境界線】で2個目のフチをつけます
5.文字に3個目の効果をつけていきます。
【レイヤー→レイヤースタイル→ドロップシャドウ】で影をつけます
6.他の文字も同じ工程で効果を加えて制作
7.ビジュアルに使う画像を配置
Pixabay(ピクサベイ)
世界中で利用されている著作権フリーサイト。写真画像、イラスト(ベクター素材含む)は30万点以上、動画なども合わせると1.900万点以上のフリー素材があり、高品質ものも多く、会員登録などの必要もないという大変便利な無料動画サイト。DLした素材のほとんどが、自由に使用することができるので安心です
8.画像を加工していきます
9.レイヤーマスク処理をする
レイヤーマスクは、
選択範囲などから作れるビットマップ画像のマスク。
レイヤー上の画像を残したままいらない部分を消すことができる機能。白、黒の2色で構成され、選択範囲で囲むことで不要な箇所を透明に表示してくれます。
画像を直接消したり削除することがないため、間違ってしまった時にもマスクを消すことでやり直しが可能で、、グラデーションなどを利用した複雑な形状のマスクもできます。簡単なものから複雑なものまで、あらゆる形に対応できる万能な機能といえます。
10. 車(マスク部分)をトーンカーブでコントラスト上げてメリハリをだします
11.レトロな質感を出す為。ざらついた写真素材を追加
乗算は、
色の重なり感を表現したいときや、影の部分をより強調するときなどに活用できます。下レイヤーのテクスチャが透けるような仕上がりとなるので、合成する際にも自然な結果が生まれやすく、大変使いやすい効果のひとつ。レイヤーを足すほど黒に近い色に変化していく仕組みとなっているのも特徴です。
12.モードを乗算にするこで下のレイヤーに上のレイヤーが馴染みました
13.乗算の素材レイヤーを車の切り抜きレイヤーの下に移動して不透明度を下げる
14.車の切り抜きレイヤー背景に色ベタレイヤーを入れる
15.色ベタレイヤーを乗算にして不透明度を下げる
16.文字を車レイヤーの後ろにもっていき大きさを調整
17.文字を【編集→自由変形】で少し斜めにして硬さを弱めます
18.レトロ感がより出るように、素材感のあるブラシで塗って仕上げ
19.全体のトーンを整えます
20.完成
※説明している方法には他のツールを使って制作できる方法もあります
※今回使用した素材は個人的な使用目的で使用しています
※2021年2月時点での情報になります