
初心者が実際にシルクスクリーンでTシャツを制作するのにかかる費用をみてみましょう。
シルクスクリーンの版をウエマツ(渋谷)で制作した場合の説明をしていきます

初めてのシルクスクリーン印刷
Tシャツ3枚を手刷りするのにかかる費用は?
シルクスクリーン印刷の経験はないけど、自分でオリジナルデザインのTシャツを作ってみたい場合、いったいどの位費用がかかるのかが分かれば、自作してみるのに役立ちます
ここではA4サイズのデザインでTシャツを3枚制作した場合の費用を調べてみました
必要な資材一覧
Tシャツボディ(3枚 5.6oz プリントスター) ¥1,587

あらゆるアパレルのボディにもなっているプリントスターのTシャツ。
累計1.4億枚以上の販売実績があリ【透けない、ヨレない、耐久性】というTシャツの三大要素をしっかりクリアしたヘビーウェイトTシャツの代名詞とも言える製品。
私も使用していますが生地がしっかりしていつつ、厚すぎないのでちょうど良い使い心地。
低価格&カラバリも豊富なのも魅力です。
A4版(ウエマツのワンタッチシルク) ¥2,600
版を自作するのはいくつか道具が必要なのと、技術も必要なので
今回はプロに依頼します。
渋谷にあるウエマツのワンタッチシルク加工という簡易版のシルク版です。
格安に製版してくれますが、簡易版なのでTシャツでいうと数十枚程刷ると強度が弱くなりますが
初期の制作にはちょうど良いのではないでしょうか?オススメです。
ティーシャツドットエスティー
シルクスクリーン インク 水性 ブラック 100g ¥1,099
↑TシャツメガショップTshirt.stのインクはインクはノンホルマリンでお子様の洋服にも安心して使えます。
インクは自然乾燥でも問題ありませんが、
より定着させたい場合は当て布を当てアイロン中温(130度)で3分当てることで堅牢度が増します。
同型番のインクを混ぜ合わせて調色もできます。この100gで15cm角の絵柄を約20枚プリント可能
↑スキージはラバー製の方が断然刷りやすいですが少し高価(A4サイズ用で2〜4000円程)です
お試し体験はプラスチックでも大丈夫です
↑スキージはラバー製は使いやすいですが少し高価です。でも長く使う予定なら最初からラバー製にしましょう
下敷A4サイズ ¥171
↑Tシャツを刷る際の下敷き用。綺麗に刷る為には割と重要です、刷るデザインのサイズよりも大きいものにします
その他あれば便利なもの ¥300
他にあれば便利なもの
・スプレーのり(百円ショップにあります)
・インクヘラ(百円ショップにあります。料理用のシリコンゴムヘラが使い易くて◎)
・キッチンペーパー(百円ショップにあります)
ドライヤーroアイロン(インク乾燥用)・雑巾・新聞紙もあれば便利ですが、
だいたい家にあるのとなくてもOKなので省きます
- Tシャツボディ(3枚 5.6oz プリントスター) ¥1,587
- A4版(ウエマツワンタッチシル) ¥2,600
- ティーシャツドットエスティーシルクスクリーン インク 水性 ブラック 100g ¥1,099
プラスチック製スキージ 小 ¥171 - 下敷A4 ¥171
- その他あれば便利なもの ¥300
合計 ¥5,928
どうでしょう?
オリジナルデザインのTシャツ3枚が¥6,000以下なので1枚2000円以下です!
これは一度試す価値あると思いませんか。
ちなみに10枚にすると¥9,963なので1枚1000円以下になります。
これがシルクスクリーンの良いところで多く刷れば刷るほど1枚あたりの原価が下がってきます。
シルクスクリーン印刷というだけあって紙の印刷と同じで
大量印刷になればどんどん1枚あたりの原価が下がります。
オリジナルTシャツを自作する初心者向けにかかる費用を考えてみました。Tシャツプリント(シルクスクリーン)屋さんでも安いショップがあるので、金額だけ見るとそこまで大差ないかもしれませんがそれでも割安だと思います、何より手刷りは1枚だけでも欲しい時に好きなだけ作れる事、少しの道具で手軽にTシャツが家庭でも作れるのが大きな魅力でもあります。Tシャツ好き・ハンドメイド好き・ブランドを作ってみたい・Tシャツビジネスしたい等々、趣味の枠を超えて可能性もあります。アナログなら初期費用が少なくできるのも嬉しいです。ただし最初の頃はプリントで失敗する可能性も高いです。いらなくなったTシャツや(なければ百円ショップなどで購入した方が無難かもしれませんね)で練習してから本番に挑みましょう。失敗したTシャツも部屋着にはなりますんで。
※画像は全てイメージです。
※記載している内容は2020年4月現在のものです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。