
曲尺(かねじゃく)は『かなじゃく』や『さしがね』とも読み大工さんが使っている直角に曲がった定規。 短いほうが右に向くようにした時見える目盛りが「表目」で,逆に短いほうが左に向くと「裏目(角目)」です。
丸の直径を測る

45度にカットする

3分割する

曲尺はただ長さを測るだけでなく、測ることを応用して様々な活用法ができます。表目と裏目の目盛りの違いは,計算尺(かけ算・わり算・平方根などを定規の目盛りを使って簡単に計算する道具)として使えます。平安時代から使われたという話もあるので、昔の建築物の精巧な作りに使用されていたのでしょうか、古来から伝わる大工さんたちの知恵ですね。尺という言葉が使われいるのも、日本の伝統尺度からくるものです。※1尺=30.3cm
初心者には裏共cm表記の方がオススメ

曲尺は直角を利用した線引きや測定ができるので、切断や接着、深さを測ったりとD.I.Yでは欠かせない道具だと思います。まずは使いやすさとお手頃価格で選んで、自分なりに使い込んで見るのもオススメです