曲尺(かねじゃく)は『かなじゃく』や『さしがね』とも読み大工さんが使っている直角に曲がった定規。 短いほうが右に向くようにした時見える目盛りが「表目」で,逆に短いほうが左に向くと「裏目(角目)」です。
丸の直径を測る。曲尺(かねじゃく)は『かなじゃく』や『さしがね』ともよ読みます
曲尺はなんでこ色々な読み方があるのでしょうか?
曲尺は、飛鳥時代(550~710年)初頭び頃、仏教伝来と共に、
朝鮮半島から寸法を測る道具として日本に持ち込まれたと言われています。
このとき伝来した曲尺は、木製乃至竹製とも言われています
この歴史の古さと、多種多様な使い方から
複数の呼び名が生まれたと推測できますね
曲尺(かねじゃく)の主な使い方
・木材に直角にマーク(墨付け)できる
・等分割できる
・角度を測る
45度にカットする方法
曲尺(かねじゃく)とさしがね(指矩)は同じ道具で、
どちらもL字型の定規のことを指します
3分割する
曲尺はただ長さを測るだけでなく、測ることを応用して様々な活用法ができます。表目と裏目の目盛りの違いは,計算尺(かけ算・わり算・平方根などを定規の目盛りを使って簡単に計算する道具)として使えます。平安時代から使われたという話もあるので、昔の建築物の精巧な作りに使用されていたのでしょうか、古来から伝わる大工さんたちの知恵ですね。尺という言葉が使われいるのも、日本の伝統尺度からくるものです。※1尺=30.3cm
初心者には裏共cm表記の方がオススメ
曲尺は直角を利用した線引きや測定ができるので、切断や接着、深さを測ったりとD.I.Yでは欠かせない道具だと思います。まずは使いやすさとお手頃価格で選んで、自分なりに使い込んで見るのもオススメです
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